パチンコの確率に振り回された1日
- シリーズ名
- 運留のふっといでぇ (毎週土曜日更新)
- 話数
- 第139回
- 著者
- 運留
パチンコは確率の勝負。まずは、機種ごとの確率でいかに大当たり乱数を引けるかが肝となるわけですな。
自分が若い頃に登場したノーマル機と呼ばれるものを例に挙げると非常に分かりやすい。大当たり確率1/200前後で、当たれば約2000発の出玉をゲットできる。保留連など意図的な連チャンはおろか、時短もナシ。現金機なので、もちろん確変なんて概念も皆無。
今では考えられないけれど、こんな台が登場していた時期があるんですよ。平和の「クライマックス」だとか「弾丸物語」なんて台がそれで、ただひたすら一定の大当たり乱数を引けるかどうかのゲーム性。まだ保留連チャン機が残っていた時代なので、そんなにヒットはしなかったな〜。
でも、今思えばこのノーマル機、大当たり確率だけ気にして打っていれば良かったわけです。それが、今ではまずは大当たり確率、当たった後は出玉の振り分け、確変突入率、時短回数の振り分けなどなど、いろんな所で確率という悪魔が顔を出してきます。
この確率という悪魔ちゃんがクセモノでして、例えば大当たり確率1/319の「真・花の慶次2 漆黒の衝撃」がブン回りだ〜と打ち続けてたところで、しっかり319回転で当たるかといえば、そんな事はない。平気な顔で500回600回とハマってしまう。
やっとこ650回転で当たった〜! しかも振り分け55%の確変ゲットだ〜! と大喜び。しかし、ここでも確率という名の悪魔ちゃんが顔を出す。
「漆黒」は転落タイプの確変機。当たらずとも確変が終了してしまう転落の確率は1/270。コレを引くより前に確変中の大当たり確率である1/145を引けば連チャンとなるわけである。
普通に考えれば大当たりを引く方がたやすい。だがしかし、実際に打つとなかなかに当たりを引けない。
電サポの最低保証である100回転目、ここまでで転落を引いていたら電サポは終了となるわけだが、1/270なんてそうやすやすと引くもんじゃないでしょ!? と調子をコいて見ていたらあえなく電サポが終了。ガ〜ン…。やすやすと1/270を引いてしまった。
そうですか、そう来ますか、今日は1/270が引ける日ですか。つって完全に確率の呪縛にとらわれた自分は、持ち玉がノマれた時点で台移動した。
座った台はジューシーハニー2。大当たり確率1/249である。
コレなら1/270に近いわけで、さっきも簡単に引けたわけだからこっちも簡単に引けちゃうんだろうという根拠のない狙いである。
が、コレがズバッと決まった。
アゲアゲパーリーリーチがハズれたと思ったらサンセイ柄保留に変化して擬似変動が続き、見た目の次変動で大当たり。しかもST突入です。
さあ、150回転のST。ST中の大当たり確率は1/143。奇しくも「漆黒」の確変中大当たり確率とほぼ同じだ。さっきは引けなかったが今度は引けるだろ! つって、鬼ごっこを始めるが、
あっさりスルー。ガ〜ン…。今日は1/150ぐらいが引けん日や。
つって持ち玉を打ち込んで、またも台移動。ホールをグルグル回遊します。
すると見つけたのが、新台のどらむ☆ヱヴァンゲリヲンPINK。
こちらは大当たり確率が1/159の台。今日は1/150ぐらいが引けん日…いやいや、逆もまた真である。ここまで1/150が引けんかったぶん、そろそろサクッと引いて収束するんやないやろか? という根拠のない狙い第二弾を発動。
しかし、コレがまたズバッとハマった。
次回予告から当たった4Rのあと、10回転のSTで3連チャン。うち1回が16R。あっという間に2500発をオーバーしてくれた。
はあ、良かった。3万円負けからの1万円返し。負けは負けだが心境的には少しプラスな気分。
確率って気にしすぎるとよろしくないが、やっぱり気にして打っちゃうのがパチンコ。そろそろ引けるのか、まだまだ引けないのか、色々考えながら打っている今日この頃です。
自分が若い頃に登場したノーマル機と呼ばれるものを例に挙げると非常に分かりやすい。大当たり確率1/200前後で、当たれば約2000発の出玉をゲットできる。保留連など意図的な連チャンはおろか、時短もナシ。現金機なので、もちろん確変なんて概念も皆無。
今では考えられないけれど、こんな台が登場していた時期があるんですよ。平和の「クライマックス」だとか「弾丸物語」なんて台がそれで、ただひたすら一定の大当たり乱数を引けるかどうかのゲーム性。まだ保留連チャン機が残っていた時代なので、そんなにヒットはしなかったな〜。
でも、今思えばこのノーマル機、大当たり確率だけ気にして打っていれば良かったわけです。それが、今ではまずは大当たり確率、当たった後は出玉の振り分け、確変突入率、時短回数の振り分けなどなど、いろんな所で確率という悪魔が顔を出してきます。
この確率という悪魔ちゃんがクセモノでして、例えば大当たり確率1/319の「真・花の慶次2 漆黒の衝撃」がブン回りだ〜と打ち続けてたところで、しっかり319回転で当たるかといえば、そんな事はない。平気な顔で500回600回とハマってしまう。
「漆黒」は転落タイプの確変機。当たらずとも確変が終了してしまう転落の確率は1/270。コレを引くより前に確変中の大当たり確率である1/145を引けば連チャンとなるわけである。
普通に考えれば大当たりを引く方がたやすい。だがしかし、実際に打つとなかなかに当たりを引けない。
電サポの最低保証である100回転目、ここまでで転落を引いていたら電サポは終了となるわけだが、1/270なんてそうやすやすと引くもんじゃないでしょ!? と調子をコいて見ていたらあえなく電サポが終了。ガ〜ン…。やすやすと1/270を引いてしまった。
そうですか、そう来ますか、今日は1/270が引ける日ですか。つって完全に確率の呪縛にとらわれた自分は、持ち玉がノマれた時点で台移動した。
座った台はジューシーハニー2。大当たり確率1/249である。
コレなら1/270に近いわけで、さっきも簡単に引けたわけだからこっちも簡単に引けちゃうんだろうという根拠のない狙いである。
が、コレがズバッと決まった。
さあ、150回転のST。ST中の大当たり確率は1/143。奇しくも「漆黒」の確変中大当たり確率とほぼ同じだ。さっきは引けなかったが今度は引けるだろ! つって、鬼ごっこを始めるが、
つって持ち玉を打ち込んで、またも台移動。ホールをグルグル回遊します。
すると見つけたのが、新台のどらむ☆ヱヴァンゲリヲンPINK。
こちらは大当たり確率が1/159の台。今日は1/150ぐらいが引けん日…いやいや、逆もまた真である。ここまで1/150が引けんかったぶん、そろそろサクッと引いて収束するんやないやろか? という根拠のない狙い第二弾を発動。
しかし、コレがまたズバッとハマった。
次回予告から当たった4Rのあと、10回転のSTで3連チャン。うち1回が16R。あっという間に2500発をオーバーしてくれた。
はあ、良かった。3万円負けからの1万円返し。負けは負けだが心境的には少しプラスな気分。
確率って気にしすぎるとよろしくないが、やっぱり気にして打っちゃうのがパチンコ。そろそろ引けるのか、まだまだ引けないのか、色々考えながら打っている今日この頃です。