甘デジで8倍ハマリ⁉ 1番恐れる「スランプ」の兆し……なのか?
- シリーズ名
- とら × パチ (毎週火曜日更新)
- 話数
- 第132回
- 著者
- たいがー山本
まいど! たいがーです。
先日の7月20日に56回目の誕生日を迎えました。もうこの歳になると誕生日なんて何も嬉しくないイベントなのですが、たくさんの読者さんからSNS等を通じてお祝いメッセージを頂戴しました。本当にありがとうございました!
そこでふと思い出したのですが、遥か昔の誕生月である7月は毎年50万円は下らない収支を叩き出していたんですね。その最大の要因はホールから送られてくる「バースデーカード」だったんです。それは単なるお祝いメッセージのハガキではなく、そのハガキを持参すれば完全無制限で遊技ができるというもの!! 今でこそどこのホールも出した玉をそのまま使える「無制限遊技」が当たり前ですが、昔は「ラッキーナンバー制」の営業形態がほとんどでした。
海物語で例えると、通常大当たりである偶数図柄で大当たりしたら、その出玉は一旦交換しなければならなかったのです。つまり、持ち玉で遊技が継続できるのは、初当たりで確変を引き当てるしかなかったんですね。その確変が終わっても次の初当たりが確変ならば持ち玉で遊技することができますが、そこで通常大当たりを引いてしまうと、出玉を交換して再び現金投資をしなければならなかったのです。
まあ、その当時の大阪の交換率は42個交換が主流でしたので、終日持ち玉で遊技ができるということは、ほぼ勝ちを約束されたと言っても過言ではないようないい時代でした。
そんな時代に約50ほどのホールの会員になっていたのですから、俺にとっては「バースデーカード」が届く7月は勝ちを約束された月でもあったのです。毎日のようにいろんなホールに出向き、開店から閉店間際まで打ち倒していたのですから、ある意味、地獄月間だったかもしれませんが、今となったら実にいい時代やったと思います。
ということで、誕生日を迎えて新たな歳のスタートです。張り切って参りましょう!!
2018年07月23日(月)
実は前回のコラムあたりからどうにもこうにも大当たりに見放されている感があります。それでも回転率を頼りになんとか凌いでいますが、気持ち的には逃げ腰なパチンコを打ってる気がします。
「はあ…暑いし、お腹が苦しい。ちょっと週末は贅沢しすぎたかな」
いつもの梅田エリアをひたすら歩きまわるのですが、腰痛も重なって足取りが重い…。そのお腹の原因は毎年恒例のこれだと思います。
たしか昨年のコラムでも披露したと思いますが、毎年誕生日に放出するパチンコ貯金です。
負けた日は100円玉を、そして勝った日は500円玉を入れています。それを放出する今月、今年は1発目に家族で焼肉に行ってきました。これを皮切りに1ヶ月ほどほぼ毎週末外食になるので、唯一お父さんが感謝される特別期間かもしれません。
「今日もセブンはどこも厳しいな。ほな、素直に海にしますか」
俺的にはウルトラセブン2を終日のんびりと打ちたいんです。しかし、どこのホールも1000円20回転にも満たない状況なので、触れるようになるまでにはもうしばらく時間がかかりそうです。
そして俺が着席したのは、先週と同じくお手打ち台の大海4アグネス。しかし、お手打ち台と言っても許せるのはその回転率だけで、先週のコラム以来ずーっと確率負けしています。
「月(ツキ)はかわってないけど、歳がかわったからな。今日はドカーンと誕生日プレゼントをお願いします!!」
そんな気持ちで打ち出しを開始。ちなみに本日の貯玉数は12000個です。そして気になる回転率ですが、俺の分からない部分で変化があったのか、1000円あたり24回転という微妙な回転率に下がってしまっていました。
でも、誕生日プレゼントというほどのことではないですが、しばらくは確率分母の2倍以内で当たってくれていたので、気分的には楽だったのですが…。
「まーた無抽選状態になっとるぞ。なんやねん、これ。全然おもんないんですけど!!」
初当たり8回までは順調に魚群やビッグバイブ発動での炎目などで当たっていたのに、それ以降はまるで無抽選のような静かな海になってしまいました。
そして、手持ちのドル箱は僅か3箱というショボイ状態で、夕刻には12000個の貯玉を全て打ち込んでしまいました…。
「どうする? まったく当たる気がせんのやけど、このドル箱の玉を使うべきなんか?」
「あかんときは何をやってもあかんやろ。今日は素直に負けを認めて、また明日から気持ちを切り替えて打った方がいいか…。いや、全滅上等でツッパるべきやろ!?」
やっぱり、歳を1つとったからって何も変わりませんな。こんな葛藤の末、俺の下した決断は「続行」でした。
まず、トイレに行って手を石鹸で洗い、これからの出玉を手ですくうスタイルに備えます。俺、玉カップを使うのは苦手なので、直接玉を手で触る遊技スタイルになったときは頻繁に手洗いをします。
「さあ、ここから勝負や!!」
気合いを入れて打ち出します。すると、手洗いのインターバルが功を奏したのか、あっさりと魚群が発生して大当たりしちゃいました。
しかし、この台でのハマリ記録を更新。つーか、約8倍ハマリって…。ここまでくると俺の中で何か見えない力みたいなもんが作用してるんじゃないかと勘繰ってしまいます。そう、それは打ち手が1番恐れる「スランプ」の兆しではないかと思うのです…。
「とりあえず、ハマリの壁はぶち破った! ここからの展開次第では、明日からの立ち回りを見直す必要があるぞ。鬼が出るか蛇が出るか、さあどっちや!?」
はい、俺、まだまだ頑張っていけそうです(笑)。
5連チャンで終わったと思ったら、時短抜け後の保留玉で大当たりを2回もGET。都合11連チャンでなんとか救われました。
でも、ここでチキンな俺が…。ここからツッパる気力もなく、どちらかというとビビリ逃げすることにしました。いや、土壇場で少しでも巻き返せたことに感謝しながら、撤収を決めました。
それにしても、ここのところ実によく大ハマリを喰らいます。もしかしたらほんまにスランプの兆しかもしれないので、明日からはより慎重に立ち回りたいと思います!
ほな、また来週!
それまでじゃんじゃんバリバリ稼いでや〜!!
【CR大海物語4 Withアグネス・ラム 遊デジ119ver.】
大当たり…25回
稼働時間帯…10:00〜20:45
投資…12,000個
回収…6,680個(3.5円)
差玉…-5,320個
先日の7月20日に56回目の誕生日を迎えました。もうこの歳になると誕生日なんて何も嬉しくないイベントなのですが、たくさんの読者さんからSNS等を通じてお祝いメッセージを頂戴しました。本当にありがとうございました!
そこでふと思い出したのですが、遥か昔の誕生月である7月は毎年50万円は下らない収支を叩き出していたんですね。その最大の要因はホールから送られてくる「バースデーカード」だったんです。それは単なるお祝いメッセージのハガキではなく、そのハガキを持参すれば完全無制限で遊技ができるというもの!! 今でこそどこのホールも出した玉をそのまま使える「無制限遊技」が当たり前ですが、昔は「ラッキーナンバー制」の営業形態がほとんどでした。
海物語で例えると、通常大当たりである偶数図柄で大当たりしたら、その出玉は一旦交換しなければならなかったのです。つまり、持ち玉で遊技が継続できるのは、初当たりで確変を引き当てるしかなかったんですね。その確変が終わっても次の初当たりが確変ならば持ち玉で遊技することができますが、そこで通常大当たりを引いてしまうと、出玉を交換して再び現金投資をしなければならなかったのです。
まあ、その当時の大阪の交換率は42個交換が主流でしたので、終日持ち玉で遊技ができるということは、ほぼ勝ちを約束されたと言っても過言ではないようないい時代でした。
そんな時代に約50ほどのホールの会員になっていたのですから、俺にとっては「バースデーカード」が届く7月は勝ちを約束された月でもあったのです。毎日のようにいろんなホールに出向き、開店から閉店間際まで打ち倒していたのですから、ある意味、地獄月間だったかもしれませんが、今となったら実にいい時代やったと思います。
ということで、誕生日を迎えて新たな歳のスタートです。張り切って参りましょう!!
2018年07月23日(月)
実は前回のコラムあたりからどうにもこうにも大当たりに見放されている感があります。それでも回転率を頼りになんとか凌いでいますが、気持ち的には逃げ腰なパチンコを打ってる気がします。
「はあ…暑いし、お腹が苦しい。ちょっと週末は贅沢しすぎたかな」
いつもの梅田エリアをひたすら歩きまわるのですが、腰痛も重なって足取りが重い…。そのお腹の原因は毎年恒例のこれだと思います。

たしか昨年のコラムでも披露したと思いますが、毎年誕生日に放出するパチンコ貯金です。
負けた日は100円玉を、そして勝った日は500円玉を入れています。それを放出する今月、今年は1発目に家族で焼肉に行ってきました。これを皮切りに1ヶ月ほどほぼ毎週末外食になるので、唯一お父さんが感謝される特別期間かもしれません。
「今日もセブンはどこも厳しいな。ほな、素直に海にしますか」
俺的にはウルトラセブン2を終日のんびりと打ちたいんです。しかし、どこのホールも1000円20回転にも満たない状況なので、触れるようになるまでにはもうしばらく時間がかかりそうです。
そして俺が着席したのは、先週と同じくお手打ち台の大海4アグネス。しかし、お手打ち台と言っても許せるのはその回転率だけで、先週のコラム以来ずーっと確率負けしています。
「月(ツキ)はかわってないけど、歳がかわったからな。今日はドカーンと誕生日プレゼントをお願いします!!」
そんな気持ちで打ち出しを開始。ちなみに本日の貯玉数は12000個です。そして気になる回転率ですが、俺の分からない部分で変化があったのか、1000円あたり24回転という微妙な回転率に下がってしまっていました。
でも、誕生日プレゼントというほどのことではないですが、しばらくは確率分母の2倍以内で当たってくれていたので、気分的には楽だったのですが…。
「まーた無抽選状態になっとるぞ。なんやねん、これ。全然おもんないんですけど!!」
初当たり8回までは順調に魚群やビッグバイブ発動での炎目などで当たっていたのに、それ以降はまるで無抽選のような静かな海になってしまいました。
そして、手持ちのドル箱は僅か3箱というショボイ状態で、夕刻には12000個の貯玉を全て打ち込んでしまいました…。
「どうする? まったく当たる気がせんのやけど、このドル箱の玉を使うべきなんか?」
「あかんときは何をやってもあかんやろ。今日は素直に負けを認めて、また明日から気持ちを切り替えて打った方がいいか…。いや、全滅上等でツッパるべきやろ!?」
やっぱり、歳を1つとったからって何も変わりませんな。こんな葛藤の末、俺の下した決断は「続行」でした。
まず、トイレに行って手を石鹸で洗い、これからの出玉を手ですくうスタイルに備えます。俺、玉カップを使うのは苦手なので、直接玉を手で触る遊技スタイルになったときは頻繁に手洗いをします。
「さあ、ここから勝負や!!」
気合いを入れて打ち出します。すると、手洗いのインターバルが功を奏したのか、あっさりと魚群が発生して大当たりしちゃいました。

licensed by excor Inc., and Soon Inc.,
しかし、この台でのハマリ記録を更新。つーか、約8倍ハマリって…。ここまでくると俺の中で何か見えない力みたいなもんが作用してるんじゃないかと勘繰ってしまいます。そう、それは打ち手が1番恐れる「スランプ」の兆しではないかと思うのです…。
「とりあえず、ハマリの壁はぶち破った! ここからの展開次第では、明日からの立ち回りを見直す必要があるぞ。鬼が出るか蛇が出るか、さあどっちや!?」
はい、俺、まだまだ頑張っていけそうです(笑)。

5連チャンで終わったと思ったら、時短抜け後の保留玉で大当たりを2回もGET。都合11連チャンでなんとか救われました。
でも、ここでチキンな俺が…。ここからツッパる気力もなく、どちらかというとビビリ逃げすることにしました。いや、土壇場で少しでも巻き返せたことに感謝しながら、撤収を決めました。

それにしても、ここのところ実によく大ハマリを喰らいます。もしかしたらほんまにスランプの兆しかもしれないので、明日からはより慎重に立ち回りたいと思います!
ほな、また来週!
それまでじゃんじゃんバリバリ稼いでや〜!!
【CR大海物語4 Withアグネス・ラム 遊デジ119ver.】
大当たり…25回
稼働時間帯…10:00〜20:45
投資…12,000個
回収…6,680個(3.5円)
差玉…-5,320個