高射幸性遊技機の自主規制による旧基準機の「設置率」とは?

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第116回
著者
悪☆味
高射幸性遊技機の自主規制案に進展がありましたね。

それによると、来年の1月を期限として、当該機種の設置率を15%以下に、再来年の1月を期限として5%以下に削減。そして2021年の1月をもって完全撤去となるようだ。

ちなみに、高射幸性遊技機とは、簡単に言えばツボにハマるといっぱい出ちゃう可能性のある機種ってこと。

たしか、ホールデータで2万枚を超えた実績のある機種が該当するんだよね。ゴッド系を中心に、絆とか転生とか。


それはともかくとして、この設置"率"というのがちょっと問題になったこともある。

というのも、この自主規制の対象となる設置率は、「高射幸性遊技機の設置台数」ではなく、あくまでも「ホールの総台数における設置率」となるので、当然だけど、ホールの総台数が増えるほど高射幸性遊技機の設置台数も増やせることになるわけだ。

それを逆手にとって、ホールの空いたスペースにパチスロ台を無理やり設置することで総台数を増やす、という手段にでたホールが何軒かあった。

当然、この抜け道を探すようなやり方を批判する声も多かった。


でも、どうなんだろう。

経営者としては、抜け道というよりも苦肉の策だったのかもしれないよね。

特にもともと設置台数の少ない小規模ホールなら、どうにかして高射幸性遊技機を、少しでも多く設置しておきたいはずだもん。

機種それぞれの設置期限などは調べずに書いているので、あくまでも例え話になるんだけど、総台数が100台のホールがあったとする。高射幸性遊技機の設置率が5%となったら、そのホールでは5台しか高射幸性遊技機を残せないってことになる。

稼働するかどうかもわからない新基準機ばかりの中に、たった5台の凱旋とかね。近隣の大型店は凱旋とハーデスをボックスでズラッと設置しているかもしれないのに。


そういったことを考えると、そもそも高射幸性遊技機の削減にあたって、設置"率"を基準に進めるのは若干不公平なんじゃないかなと。

まぁ、俺がもともと大手チェーン、大規模ホールに対してアンチ気味なところがあるので、この意見にも多少のバイアスが掛かっているのは自認してますけども…。

ただね、この自主規制によって中小ホールがさらに厳しくなり、閉店してしまうホールが増えるのかと思うと、やっぱり悲しいんですよ。

大規模ホールがダメというわけじゃないけど、やっぱりホールにも個性は必要だと思うからね。

中小ホールにはなんとか頑張ってもらいたいものです。