誰もが羨むナンバー1の男

シリーズ名
回胴皇帝的必勝塾ドッカーン (毎週木曜日更新)
話数
第124回
著者
スロカイザー
夏だ、海だ、スイカ味だ!! ということで、気温の上昇に伴い「スイカ味の夏季限定商品」が続々と登場している。

もはや夏の風物詩と言っても過言ではない、この「スイカ味の夏季限定商品」の特徴と言えば…

「だいたい微妙」

ということだろう。

そもそもスイカって、甘さや香りが特別強い果物ではないから、「スイカ味の○○」という素材には不向きだと思う。

とりあえず、自分が今まで生きてきた中で美味しかったスイカ味の商品は、夏の定番アイスの「スイカバー」と、清涼飲料水の「小岩井 純水すいか」くらいだ。

正直、スイカ味は地雷が多いので購入しないほうが良い。どうしても味わいたいのなら、秋ぐらいになるとドン・キホーテなどの量販店で叩き売りされるから、そこまで待ったほうが賢明だ。

わかっている、わかっている。頭ではそうわかっているのだが…


スイカ味を見るとついつい飛びついてしまうリトル愚かな私。そして案の定、微妙なテイストだった(個人的には)。

学習能力がないと言ってしまえばそれまでだが、もしかしたら今度は当たりかもしれない、もしかしたらスイカ味の常識が覆るかもしれない、もしかしたら、もしかしたら…と自分の中で「もしかしたら」が膨れ上がり、ついつい買ってしまうのだ。

この感覚はパチスロを打っているときにも感じることがある。3日でお客が飛ぶような機種ばかり乱発しているメーカーでも、新台が登場すると、「もしかしたら今度は名機かも」とついつい打ってしまう。設定に期待できないホールでも、「もしかしたら気の迷いで高設定を入れているかも」と期待してしまう。

その結果、昨年は「年間収支-190万円」という金字塔(?)を打ち立てることができた。

可能性を追うという言葉は聞こえが良いけれど、ほどほどにしないといけないなと思った今日この頃だ。


さて、ガラリと話を変えて先日のこと。休みの日にパチスロを打とうと思い、平日でも余裕で3〜400人並ぶ都内の某人気店に並んだら、なんとビックリ…


朝の抽選で1番を取ってしまった。このホールで1番をゲットするのは初めての体験。思わず「よしっ」と小さくガッツポーズをしたのだが、ここで問題発生。

当初の予定では、ついでに誌面用のデータ採りも兼ねて、「マジカルハロウィン6」を打つつもりでいた。だが、「本当にそれで良いのか」と自分の中のスロッター魂に疑問符がついた。正直、5.9号機のART機なら並ばなくても座れる可能性が高いし、座れなかったとしても長時間打ち続ける人は少なめなので空き台にも期待できる。

それならば、今回はこのホールの看板機種である「SLOT魔法少女まどか☆マギカ」を…。

いやいや、ダメだ、ダメだ。思い出せ、昨夜の編集メンとのやり取りを。私は「マジハロ6のデータを採ってくる」とLINEしたのだ。それなのに自分の都合で実戦機種を変更するのは社会人として失格だ。そうだ、約束は守るためにある。








はい、私は社会人失格です。

で、そんな色々なモノを犠牲にして打った結果は…チョイ負け。いや、設定は間違いなく良かった。挙動を見る限りでは、設定4or6が濃厚。スロカイザーの設定看破なんてあてにならないと思う人がいるかもしれないが、当サイトの設定看破ツールを使ってみても…


高設定の期待大となった。

ただ、兎にも角にも展開が悪かった。ボーナスとARTが上手く噛み合わず出玉が増えない。結局、夕方くらいに一撃1000枚程度獲得したところでヤメて帰宅した。

勿体ないと思うかもしれない。たしかに数値だけを見るなら設定6にも期待できるが、自分の経験を信じるなら…おそらく設定は4。上手く説明できないのだが、「打った感触が6っぽくなかった」のだ。あと、隣の台がかなり設定6っぽかったので、「設定6を並べて入れるかな?」とも思った。

それに自分の中で、この機種の設定4は「キリの良いところでヤメるのがベター」と結論が出ているので、ヤメることに躊躇はなかった。

…なんてカッコよく書き綴ったが、帰宅後にドキドキしながら自分の打っていた台の出玉データをネットでチェックしたのはここだけの秘密だ。ちなみに差枚はプラス領域まで回復していたけれど、あまり出玉は伸びていなかった。やはり設定4だったのだろう。…と思いたい。


ということで、折角手に入れた「1番」という奇跡を見事に棒に振ってしまった。何がいけなかったのか、何がダメだったのか。とりあえず…


台番が「072」だったから、という語呂合わせで台選択したのに、推定設定4以上の台をツモれたことには感動した。


余談になるが、「まどかを打つ」とLINEしたあと、編集メンに「大勝したらカニをご馳走してくださいね」と言われたが、負けたのでご馳走する必要はないな、うん。スイカ味の何かを差し入れすることにしよう。