冬ソナRememberの写真を見ていると思うこと

シリーズ名
バレたら離婚 (毎週水曜日更新)
話数
第20回
著者
SF〇野
SF塩野(以下・塩)「偽り…か」

しゃっく(以下・し)「なんですか、いきなり。どうしたんですか!」

「いや、今度、冬ソナRememberが出るじゃん?」

「はいはい、冬ソナの最新作ですよね?」

「その写真を見ていてな、ふと思ったわけよ」

「写真?」

「ハングル予告で『コ・ジン・マル』。偽りという意味なんだが、俺はいつも何かを偽って生きているんじゃないか? って」

「いやいや、そんなことはないと思いますよ。確かに奥様には隠し事をしているかもしれませんが…」

「でもお金を払って、淫らな行為をしているだろ?」

「まぁ、確かに」

「それって偽りだろ」

「そりゃそうですけど、偽りとはまた別のような気がしますけどね。擬似恋愛というか…」

「そして『フン・ドゥル・リ・ヌン・マ・マウム』だ」

「???」

「『揺れる心』という意味だ」

「心が揺れる…。塩野さんに何が!」

「これ、前回の続きな。1万円の話」

「ほうほう」

「心が揺れたきっかけは子供が3人いるってところだ」

「デリ嬢に子供が3人ってことですね」

「凄くないか? 子持ちのデリ嬢がどのくらいいるのかは知らないが、俺からすれば3人も子供がいてデリで働くのがまず凄い。そして、子持ちだと思わせない美貌…心が揺れまくりだったな」

「それは聞き捨てならないですね。子供がいたって美しい女性はたくさんいますよ」

「そりゃそうなんだけどさ、なんて言うかな、そういった雰囲気を感じないわけよ」

「自分の家庭では…ってことですか?」

「そうそう」

「やっぱりお子様がいると、自分のことにかまっていられない、という側面はありますからね」

「よくわかるな、しゃっく。もしやゲスなんじゃないのか?」

「それは…ない」

「何故、含みを持たせる! 自分を偽るんじゃないぞ!」

「いやいや、ゲスはないですって」

「なら良し」

「それでその、1万円というのは?」

「やるべきことはやったわけだが、子供の話で一気にエロい気分が冷めちゃってさ。でも話は盛り上がっているわけだよ。ってところで『ピピピピ…』という例の音が」

「それはタイマーですか。時間が来ましたよーって知らせるやつですね」

「意気投合しているところでお別れするなんて切ないだろ?」

「ええ、まぁ」

「ってことで、1万円を上乗せして延長コールだ」

「いつものことじゃないですか」

「でもな、そのとき俺は自分を偽った。『子供のために仕事をするシングルマザー。ここは俺が延長することで何かの足しになるんじゃないか』って思っていたわけだが…」

「実はやりたいだけだったという…」

「おいおい、それを言うんじゃないよ!」

「見事な偽りっぷりに感動です」

「そんなに軽蔑するなって。情がうつったのは確かなんだからさ」

「で、行為には及んだんですか?」

「はい…」

「出たーー!」

「いや、でもな、そのときは自然の成り行きというか、たぶん…」

「それがそのデリ嬢の狙いなんじゃないですか? 話を盛り上げて延長させるっていう」

「そうかもな。だが、ときにはそんな偽りに騙されてもいいんじゃないか?」

「ときには…って、いつもですよね」

「人を信じられないなんて悲しいよな、しゃっく」

「何を仰る! 僕なんてしょっちゅう騙されてますよ!」

「まぁそんな話はどうでもいいんだが、ここで悲しいお知らせを2つ発表しなければならない」

「2つも!」

「実はレ●クの審査に落ちた」

「え?」

「だからもう1枚のカードは作れなかったんだよ」

「ままま、マジですか?」

「『お役に立てずに申し訳ありません』だと」

「ヤバい状況がさらにヤバくなっちゃいましたね。そんなに審査が厳しいとは…」

「俺も『えっ』って感じで驚いたわ」

「世の中には複数の消費者金融から借り入れていて、首が回らないって話を聞くくらいなのに…」

「でな、次の一手を考えた。それが悲しいお知らせパート2だ」

「パチンコの続編みたいですね」

「バカヤロー!」

「(バキッ!)また殴ったね、父さんにだって殴られたことないのに!」

「俺は至って大真面目なんだぞ!」

「僕だって真面目ですよ!」

「レ●クの審査に落ちた足で、間髪入れずに隣の無人契約機に移動したわけだ」

「パチンコのダメな立ち回りみたい…って暴力はダメですよ!」

「まぁ俺も『なにやってんだ』って思ったわ(笑)。んでもって、ア●ムに融資拡大を依頼したんだな」

「まさかそこでも審査に落ちた…」

「正解」

「ウソでしょ?」

「確定申告の書類を持ってくれば再審査するとかなんとか言ってたけどな、俺からすれば、おとといきやがれ! って感じだ」

「いや、それはアナタですから(汗)。で、また行くんですか? 書類を持って」

「行かねーよ」

「行かない…って、これからどうするんですか!」

「有り金でなんとかするしかねーだろ。それにだ。ここまで追い込まれないと、たぶん俺は変われない。そう考えることにした」

「これ以上、借入金が増えると本当にヤバいですもんね」

「そんなわけで、今後は低貸しを視野に入れるぞ」

「それは賢明な判断だと思いますよ。そういうところから体制を立て直すってことは大事だと思います」

「パチは4円、スロは低貸し。これでどうなるか」

「でも、低貸しのほうが厳しいってパチスロ班の面々は言ってますよ」

「20円だって大して変わらないだろ。特定日ならいざしらず、平時は同じだと思うぞ」

「今後の塩野さんの収支で、そのあたりがわかって来そうですね」

「まぁ、見ててくれ。華麗なる復活を遂げるから」

「前にもそんなことを言ってましたよね」

「人生、七転び八起き、だ」

「………(転んでばかりだけどなぁ)」

「ん? なんか言ったか? …といったわけで低貸し実戦の収支報告だ。俺の生き様を見やがれーー!」


収支報告

●5/16
しおねえと一緒に出ているテレビの収録後に低貸しのパチスロ。今日は特定日とあってジャグラー、バジ3、番長3あたりに上っぽい挙動の台がある。

で、俺が目につけたのが、空き台になっていた犬夜叉。過去の履歴を見ると初当たりが軽く、3000枚出ている。低設定だとどうにもならないイメージのある機種だけに、2000円くらい…と思いつつ打っていたら30連オーバーでエンディング。閉店間際で取りきれたのでラッキー♪


(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2000&2009
(C)Sammy (C)RODEO


貯メダル3330枚


●現在の経済状況
借入残高…496,406円(すべてア◯ム株式会社)
次回返済日…H30.5/21
次回返済額…15,000円←前回と変わらず
所持金…50,000円、貯玉約20個、貯メダル3330枚(低貸し)

実戦店のパチスロは1枚6円なので約20000円のプラス。でも、これが20円スロットなら…とは思わなかった。それだけ追い込まれているということなのかな。

コラムを書いている現在は返済日が数日後に控えいる状況だし、早く所持金を6桁に増やさないと…。


※このコラムは2割ぐらいフィクションです