カードローンで300万円……俺なんかまだまだひよっこ。なんだか生きる希望が湧いてきた

シリーズ名
バレたら離婚 (毎週水曜日更新)
話数
第15回
著者
SF〇野
「世の中には凄い人がいるもんだな。いやー、マジで驚いたわ」

「凄いって何がですか?」

「借金の額w」

「凄いって…ネガティブな意味なんですね。まぁでも、一口に借金と言っても色々あるわけで…」

「だな。住宅ローンや車のローンならそれほど驚かないわけだが…」

「わけだが…!?」

「カードローンで300万円だってよ!」

「げーーーーーーーー!」

「俺なんかひよっこだろ。なんだか生きる希望が湧いてきたわ」

「それ、使い方が違うからね。むしろ、ひよっこの方がいい。成長しちゃダメなんですから!」

「そだねー」

「軽いなー。だから借金減らねーんだぞ!」

「そだねー」

「腹立つ! で、誰なんですか、その人は」

「カメラマンのKさんでごわす」

「Kさんでごわす…って、名前は伏せるにせよ、そんなこと発表しちゃっていいんですか?」

「ついでに写真も撮ってきたぞい」



説明しよう。Kさんは辰巳出版がお世話になっている敏腕カメラマン。強面だがシャレのわかる人物である。


「載せちゃっていいんですか?」

「本人の了承を得た」

「マジですか! ご本人が良いなら問題ないですけど。しかし気になるのはやはり借金の理由ですよね。300万ともなると金利だけでも大変でしょうし」

「内訳は生活費を含めて色々らしいが、こないだ30万円のカメラを買ったらしいぞ」

「へっ!?」

「仕事道具だから仕方がないと言ってたけどな」

「なるほど(汗)。そういうところはケチるところではないですもんね」

「あと、Kさんから耳寄り情報を手に入れた」

「もしかして金利が安くなる方法とかですか?」

「『返済を催促する電話』は何度されても怖い展開にはならないってさ。安心したわ」

「どういう意味です?」

「月イチの最低限の返済が滞ると催促の電話がかかってくるんだが、返済の遅延が続くと怖いお兄さんに家の扉を叩かれたりするんじゃないか…と思って聞いてみたわけ」

「そうなんですね」

「ズコー!!!!! お前、随分とあっさりしてるな! こういうことって重要だと思わないか?」

「今どき、借金の取り立てで恫喝するだなんて、法律が許しませんよ!」

「は、はい。真っ当なお答えありがとうございます…って、お前は当事者じゃないからそんなことが言えるんだぞ! いきなり訳の分からない番号から催促の電話がかかってきてみろ、ビビるから!」

「しかも全然耳寄り情報じゃないですから、それは。ちゃんと仕事してさっさと返済しないとダメっすよ」

「Kさんに言っとくわ」

「や、止めてくださいよ! ここだけの話にしといてください! …そそそ、そう言えば塩野さん、池袋って自宅から近いですよね?」

「何だよ、いきなり」

「良い風俗店があるって聞いたんですけど」

「誰に?」

「編集のYさんです」

「それ、昔の話だろ?」

「あれ、僕の聞き違いですかね?」

「Yとは、俺が編集部員時代に池袋で何度か…」

「聞くところによると、Yさんも相当好きらしいですね」

「俺の師匠だからな」

「そうなんですか! 塩野さんには数多くの師匠がいらっしゃいますね(笑)」



説明しよう。編集YとはSF塩野の編集部員時代の後輩にあたる人物で、現・動画班のボス。かつては風俗王であったが、現在は当時の面影を見せず、料理のできる編集として日々仕事に勤しんでいる。


「で、Yが紹介してくれたお店で運命的な出会いを果たすわけだ」

「塩野さんがですか?」

「俺をバンビ化させたA子さん(仮名)との運命的な出逢い…」

「バンビ化って言うと?」

「初めてのア●ル体験はA子さんに勧められてのことだったんだな」

「うわ…ちなみにどんな感じで?」

「『入れてみる?』っていきなり言ってきた」

「入れてみる? …だけじゃ最初は何のことだがわからないですよね」

「しかしそれがア●ルに指を入れることだとわかった瞬間、俺は激しく抵抗した。『だいたい入らないでしょ?』ってな…」

「A子さんはなんて?」

「『大丈夫。コレがあるから…』と」

「コレって?」

「スキンとローション」

「それで了承を?」

「人間、冒険することも必要だろ」

「で、どうだったんですか?」

「A子さんと話しているうちに精神的な受け入れ体制が整い、最初は入れようとしても拒否していた俺の体もA子さんのテクニックで徐々にほぐれ、最後はA子さんの『もっと力を抜いて♪』の一言でインサート完了!!!」

「『こ、こうかな…』みたいな感じでリラックスしたんですね(笑)」

「で、覚醒した」

「初めてで早くも覚醒しちゃったんですか!?」

「俺も驚いたよ。自分の未知なる可能性が開花した。そんな印象だったな」

「いやいや、ヤバいですね。ちなみにA子さんは容姿端麗って感じでしたか?」

「最初はまったく何とも思わなかったが、ブチ込まれた後は可愛く見えてきてな」

「ギャハハハ!」

「2回目に会った時に告白を」

「告白? 何のですか? またア●ルプレイをしたいって言ったとか?」


付き合って欲しい………と。


「!!!!!」

「何か問題でも?」

「バカ……なんですか?」

「なんとでも言え。しかし俺はA子さんに心底惚れてしまったんだよ」

「で、答えは?」

「やんわり断られた」

「そりゃ、そうでしょーよ。風俗嬢が私生活でもそんなプレイをしていると思ったら大間違いですからね」

「いやいや、そういうのと違う」

「違わないでしょ!」

「あの時の不思議な感覚は今でも説明できないんだが、惚れたのは間違いない。ただ、時期が早すぎたのかもしれない。指名3回目ならOKだったかも、と考えると悔いが残る」

「早すぎもクソもない! シリアスな感じで何をバカなことを言っているんだ、アナタは!」

「A子さん、今頃、何をしているんだろう」

「知りませんよ、そんなこと。ちなみにですけど、念のために聞きます。その時に付き合っていた彼女さんはいたんですか?」

「いたよ。今の奥様」

「ヒィィーーーー! やっぱりアナタはクズだ!」

「風俗嬢への、最初で最後の告白の話でしたw」

「A子さん、これを読んでいたら是非、ご一報を!」

「今度は俺が入れたるっ! 成長した姿を見せるっ!」

「今度は僕にもオナシャス!」



終わり(汗)。



収支報告

●4/2〜4/4
いつ何を打ったのか覚えていないが、この間に諭吉10人が消えた。思い出したくもない…。

-約100,000円


●4/5
またも金銭的に追い込まれた状況でのCS番組収録。ネタバレになるので詳細は言えないが、収録後、朝イチ状態の番長3を打つと5000円でARTを射止め、一撃1800枚獲得。ラッキー。

+60,000円

※1日のトータル収支




●現在の経済状況
借入残高…477,941円(すべてア●ム株式会社)
次回返済日…H30.4/16
次回返済額…15,000円←前回と変わらず
所持金…86,500円、貯玉約1,000個、貯メダル0枚


しゃっくに「塩野さん、実戦報告部分について、もうちょっと詳しい情報が欲しいです」と言われたのだが、台移動や投資スピードが早すぎてムリ。

昔はきちんとできていたのにな。次回はもう少しきちんと報告できるようにします(汗)。


※このコラムは2割ぐらいフィクションです