嫁さんにこってり絞られた原因がコレ
- シリーズ名
- バレたら離婚 (毎週水曜日更新)
- 話数
- 第11回
- 著者
- SF〇野
しゃっく(以下・し)「やっと春めいてきましたね」
SF塩野(以下・塩)「この時期になると毎年思い出すことがあってな」
し「なんですか、しみじみと。どうせ発情してナンパしたとか、そんなことですよね?」
塩「何を仰るしゃっく君。俺がいつでもエロモードだと思ったら大間違いだぞ」
し「………(笑)。で、なんなんですか? その思い出すことというのは」
塩「何年か前に『運転免許証』を失効したのがこの時期でな」
し「失効…ですか?」
※運転免許証の失効とは、有効期間内に更新せずに免許証の効力を失ってしまうこと
塩「そうなんだよ。それも、自分ではまったく気付かず、銀行の窓口で指摘されるという…」
銀行員(以下・員)『お客様、この免許証、有効期間が過ぎていますけど』
塩『え、え、え!? なんですか?』
員『ですから、免許証の有効期間が…。こちらを見てください』
塩『今年って、平成何年でしたっけ?』
この時のSF塩野は、あまりのことに今が何年だか忘れてしまっているのだ。
員『平成●●年です』
塩『なるほど……って、き、切れとるやんけーーーーーーー!』
塩「帰宅後に有効期間を再確認するも、やはり期限はとうの昔に過ぎているわけで。『いや、それでも何かしらの救済はあるはずだ。いや、ないと困るから、本当に!』とテンパりつつ、速攻で免許センターに電話。救済措置はないのかと思ってな」
し「有効期間が過ぎる=取り消しなんですか?」
塩「6ヶ月以内であれば救済措置がある。数千円のお金はかかるし無事故無違反だったとしてもゴールドじゃなくなるけど、講習を受ければクソ面倒な学科や技能教習は免除される」
し「やはり救済措置があるんですね」
塩「とはいえ、失効期間中に運転してしまい、それがバレると『無免許運転』で罰金約30万円。さらに2〜3年は免許を取れないから、やっぱり免許はちゃんと更新しないとアカンな」
し「塩野さんの場合は?」
塩「余裕の6ヶ月超で心臓がバクバク…。しかも1年半」
し「1年半も気づかなかったってマジっすか? ってか、アナタはどこまでバカなんだ!」
塩「うるーせーよ! 俺だってうっかりすることがあるってんだよ!」
し「うっかり八兵衛かっ!」
塩「八兵衛に例えるんじゃねー!」
し「でも考えてみれば、その間に検挙されなくて良かったですよね。捕まっていたら、それこそ無免許運転ですから」
塩「まぁそういう考え方もあるな。イリーガルなことだから胸を張って言えることではないが…」
し「で、その後は?」
塩「まず嫁さんにこってり絞られたわ」
し「離婚にはならなかったんですね(汗)」
塩「免許証を失効するような旦那とは一緒にいられません…と」
し「言われたんですか?」
塩「そんなわけねーだろ。ただ、信用を失ったことは確かだな」
し「まぁ、それで離婚になるくらいなら、とっくに離婚してますよね(笑)」
塩「ええ。今の借金問題と比べれば可愛いもんよ。それに当時は俺が家計を管理していたから、お金の問題もなかった。平和な時代だったなぁ」
し「ちなみに今、免許証を持っているということは、イチから免許を取りに行ったんですよね?」
塩「教習所を色々調べたんだが、どこも約30万円とバカ高い。結局、一発で取りに行くことにしたわけ」
し「一発って言うと、免許センターに直接行って、学科と技能試験を受けたってことですか」
塩「そうだな。クソ面倒だったが、今思えば面白かったなぁ」
し「面白い? そこまで追い込まれていて何故ですか」
塩「教習所に行く費用を節約するために一発試験を受ける外国人、さらにそれをバックアップすることを生業としている怪しげな人、めちゃめちゃ運転が下手くそなおばちゃんとか色んな人がいてみんなキャラが濃いという意味で、面白かったぞ」
し「へ〜。そんな世界があるんですね」
塩「あとな、免許証を取るにあたって、必ずしも教習所に通う必要はないってこともわかったわ」
し「そうなんですか? 僕はそれが唯一の道かと思っていましたけど」
塩「学科は市販の教材で十分だし、技能は免許センターで練習できるから、何度か試験に落ちたとしても10万円もかけずに取得できる。そういったことを知らず、教習所に大枚をはたいている俺たちは大損しているわけだよ」
し「再取得までにどのくらいの期間がかかりました?」
塩「2週間くらいだったかなぁ。学科はすぐに合格。難関と言われる技能は2回で突破。免許証が交付された暁には感動したもんよ」
し「仕事をしつつ…ですもんね。お察しします」
塩「翌日に駐車違反で切符切られたけどな(汗)」
し「!!!!!」
塩「つい、うっかり…」
し「うっかりしすぎです!!」
塩「あのときは自分自身に呆れたわ(汗)。しかしな、例えば道交法については、俺がティーンエイジャーの頃に免許を取ったときとは変わっていたし、運転技術においても基礎を見直す良い機会になった。今は無違反だと最寄りの警察で免許の更新ができるけど、更新は一律免許センターで行ない、違反者と同様の講習を受けるべきだと俺は思う」
し「随分な力説っぷりですね」
塩「失敗から学ぶことは多々あるってことだ」
し「パチやスロでも学んでください!」
塩「それを言っちゃぁ、おしまいよ」
●3/6
パチンコ必勝本CLIMAXの誌面企画で黄門ちゃまを打って負け。悪い台ではなかったが、当たりはするものの単発地獄。いつ結果が出るのか…。お金プリーズ。
-24,000円
●3/7
しおねえとコンビで出ている番組で実戦で、ついに覚醒。詳細は言えないが、久々にまともに出た気がする。が、収録後に散財。これだから借金が減らないんだと自己嫌悪に陥る…。
+24,500円
●3/8
250玉あたり24回転(3.57円交換)の大海4でプラス収支。電サポ中に持ち玉が50〜100個減ってしまうものの、オーバー入賞も多いので差し引きゼロという台。
ミドル=初当たりが取りにくいということで避けていたが、他機種に比べるといい台が多く、また図柄が揃えば出玉がもらえるという意味で安定するので、今後の軸にしていきたい。
+18,500円
●現在の経済状況
借入残高…499,243円(すべてア●ム株式会社)
次回返済日…H30.3/13
次回返済額…15,000円←前回と変わらず
所持金…51,000円+貯玉ほぼ0個+貯メダルほぼ0枚
返済はしていないが、やっと光明が見えてきた1週間。結果が出ないときは自分の台選びに欠陥があるのではと不安になってしまうので、そういった意味でも良かった。
危惧していた2社目のカードも、今のところは作らずに踏みとどまることができている。この勢いで、今後は残高を減らしていけたらいいんだけど…。
SF塩野(以下・塩)「この時期になると毎年思い出すことがあってな」
し「なんですか、しみじみと。どうせ発情してナンパしたとか、そんなことですよね?」
塩「何を仰るしゃっく君。俺がいつでもエロモードだと思ったら大間違いだぞ」
し「………(笑)。で、なんなんですか? その思い出すことというのは」
塩「何年か前に『運転免許証』を失効したのがこの時期でな」
し「失効…ですか?」
※運転免許証の失効とは、有効期間内に更新せずに免許証の効力を失ってしまうこと
塩「そうなんだよ。それも、自分ではまったく気付かず、銀行の窓口で指摘されるという…」
銀行員(以下・員)『お客様、この免許証、有効期間が過ぎていますけど』
塩『え、え、え!? なんですか?』
員『ですから、免許証の有効期間が…。こちらを見てください』
塩『今年って、平成何年でしたっけ?』
この時のSF塩野は、あまりのことに今が何年だか忘れてしまっているのだ。
員『平成●●年です』
塩『なるほど……って、き、切れとるやんけーーーーーーー!』
塩「帰宅後に有効期間を再確認するも、やはり期限はとうの昔に過ぎているわけで。『いや、それでも何かしらの救済はあるはずだ。いや、ないと困るから、本当に!』とテンパりつつ、速攻で免許センターに電話。救済措置はないのかと思ってな」
し「有効期間が過ぎる=取り消しなんですか?」
塩「6ヶ月以内であれば救済措置がある。数千円のお金はかかるし無事故無違反だったとしてもゴールドじゃなくなるけど、講習を受ければクソ面倒な学科や技能教習は免除される」
し「やはり救済措置があるんですね」
塩「とはいえ、失効期間中に運転してしまい、それがバレると『無免許運転』で罰金約30万円。さらに2〜3年は免許を取れないから、やっぱり免許はちゃんと更新しないとアカンな」
し「塩野さんの場合は?」
塩「余裕の6ヶ月超で心臓がバクバク…。しかも1年半」
し「1年半も気づかなかったってマジっすか? ってか、アナタはどこまでバカなんだ!」
塩「うるーせーよ! 俺だってうっかりすることがあるってんだよ!」
し「うっかり八兵衛かっ!」
塩「八兵衛に例えるんじゃねー!」
し「でも考えてみれば、その間に検挙されなくて良かったですよね。捕まっていたら、それこそ無免許運転ですから」
塩「まぁそういう考え方もあるな。イリーガルなことだから胸を張って言えることではないが…」
し「で、その後は?」
塩「まず嫁さんにこってり絞られたわ」
し「離婚にはならなかったんですね(汗)」
塩「免許証を失効するような旦那とは一緒にいられません…と」
し「言われたんですか?」
塩「そんなわけねーだろ。ただ、信用を失ったことは確かだな」
し「まぁ、それで離婚になるくらいなら、とっくに離婚してますよね(笑)」
塩「ええ。今の借金問題と比べれば可愛いもんよ。それに当時は俺が家計を管理していたから、お金の問題もなかった。平和な時代だったなぁ」
し「ちなみに今、免許証を持っているということは、イチから免許を取りに行ったんですよね?」
塩「教習所を色々調べたんだが、どこも約30万円とバカ高い。結局、一発で取りに行くことにしたわけ」
し「一発って言うと、免許センターに直接行って、学科と技能試験を受けたってことですか」
塩「そうだな。クソ面倒だったが、今思えば面白かったなぁ」
し「面白い? そこまで追い込まれていて何故ですか」
塩「教習所に行く費用を節約するために一発試験を受ける外国人、さらにそれをバックアップすることを生業としている怪しげな人、めちゃめちゃ運転が下手くそなおばちゃんとか色んな人がいてみんなキャラが濃いという意味で、面白かったぞ」
し「へ〜。そんな世界があるんですね」
塩「あとな、免許証を取るにあたって、必ずしも教習所に通う必要はないってこともわかったわ」
し「そうなんですか? 僕はそれが唯一の道かと思っていましたけど」
塩「学科は市販の教材で十分だし、技能は免許センターで練習できるから、何度か試験に落ちたとしても10万円もかけずに取得できる。そういったことを知らず、教習所に大枚をはたいている俺たちは大損しているわけだよ」
し「再取得までにどのくらいの期間がかかりました?」
塩「2週間くらいだったかなぁ。学科はすぐに合格。難関と言われる技能は2回で突破。免許証が交付された暁には感動したもんよ」
し「仕事をしつつ…ですもんね。お察しします」
塩「翌日に駐車違反で切符切られたけどな(汗)」
し「!!!!!」
塩「つい、うっかり…」
し「うっかりしすぎです!!」
塩「あのときは自分自身に呆れたわ(汗)。しかしな、例えば道交法については、俺がティーンエイジャーの頃に免許を取ったときとは変わっていたし、運転技術においても基礎を見直す良い機会になった。今は無違反だと最寄りの警察で免許の更新ができるけど、更新は一律免許センターで行ない、違反者と同様の講習を受けるべきだと俺は思う」
し「随分な力説っぷりですね」
塩「失敗から学ぶことは多々あるってことだ」
し「パチやスロでも学んでください!」
塩「それを言っちゃぁ、おしまいよ」
収支報告
●3/6
パチンコ必勝本CLIMAXの誌面企画で黄門ちゃまを打って負け。悪い台ではなかったが、当たりはするものの単発地獄。いつ結果が出るのか…。お金プリーズ。
-24,000円
●3/7
しおねえとコンビで出ている番組で実戦で、ついに覚醒。詳細は言えないが、久々にまともに出た気がする。が、収録後に散財。これだから借金が減らないんだと自己嫌悪に陥る…。
+24,500円
●3/8
250玉あたり24回転(3.57円交換)の大海4でプラス収支。電サポ中に持ち玉が50〜100個減ってしまうものの、オーバー入賞も多いので差し引きゼロという台。
ミドル=初当たりが取りにくいということで避けていたが、他機種に比べるといい台が多く、また図柄が揃えば出玉がもらえるという意味で安定するので、今後の軸にしていきたい。
+18,500円

●現在の経済状況
借入残高…499,243円(すべてア●ム株式会社)
次回返済日…H30.3/13
次回返済額…15,000円←前回と変わらず
所持金…51,000円+貯玉ほぼ0個+貯メダルほぼ0枚
返済はしていないが、やっと光明が見えてきた1週間。結果が出ないときは自分の台選びに欠陥があるのではと不安になってしまうので、そういった意味でも良かった。
危惧していた2社目のカードも、今のところは作らずに踏みとどまることができている。この勢いで、今後は残高を減らしていけたらいいんだけど…。
※このコラムは2割ぐらいフィクションです