消えた機密メモ

シリーズ名
バレたら離婚 (毎週水曜日更新)
話数
第4回
著者
SF〇野
SF塩野(以下、塩) 「しゃっくよ、実に大変なことが起きてしまったよ」

しゃっく(以下、し) 「またですか? もう、いつも大変だ大変だって言ってますよね?」

「マジなんだって。とある機密メモが俺の仕事部屋から消えてしまってな」

「機密メモ…ですか? 名称だけでヤバそうですけど、一体、どういった性質のメモです?」

「このコラムのネタをリストアップしたメモなんだが…」

「なにーーーーーーーー!」

「だろ? だから言ったじゃん、ヤバいって」

「もしかして奥様が………?」

「偶然、そのメモを目にして怒りに震えて処分した可能性は否定できない」

「なんで隠しておかないんですか! もしくはデータでPCに保存するとか!」

「そんなの今さら仕方ないだろ!」

「で、どのレベルまでメモしておいたんですか?」

「名古屋、パネマジ、ミクシー、探偵…とかだな」

「でも、それだけならギリでセーフかもしれないですね。だって、どの単語も、普通に使うことがあるじゃないですか」

「パネマジなんて普段使わねーだろ! いやいや、そういう問題じゃなくて、限りなくアウトに近いんだよ」

「どうしてですか? もしや他にもメモしていたことがあったとか?」

「そもそもメモをした紙ってのがな、しゃっくがコラムの構成案を俺にくれたときの紙なんだよ。だから、仕事で使用したってことはわかってもらえるとは思うが、借金とかの単語は見られている可能性が…」

「えーーーーー!」

「俺が間違えて捨てることはあり得ないからなぁ…」

「でもですよ、"このコラムは2割ぐらいフィクションです"と、コラムの文末にちっちゃい字で書いてありますから大丈夫です!」

「8割は本当ってことだろーが! しかも嫁はコラムを読んでいないから、注釈の意味がない!」

「それは確かにマズいですねぇ…。まさかあの紙を見られるだなんて、僕だって想定していませんし…。ちなみに奥様からのおとがめは?」

「それがまだないんだな。だから見られていない可能性もある。今のところは平和だ。LOVE&PEACE!」

「LOVEはないんじゃないですか?」

「やめろ! 俺をこれ以上追い込むな!」

「……(笑)。となるとですよ。もしかすると、どこかのグループLINEとか、外部に機密メモの情報が漏洩している可能性がありますよね。以前のキャバ嬢事件のときのように。怖いですな〜(ニヤニヤ)」

「なんで嬉しそうなの! もうな、そんなことを頭の片隅に置きながら生活するのはイヤなんだよ。借金があることだって、思い出すたびにブルーになるんだぞ!」

「でもですよ、奥様が見た! っていう確証はないわけですから。パチンコで例えるならば、ゼブラ柄が出たくらいなもんですよ。全然ハズれますから。突っ込まれるまではコラムを継続しましょう!」

「ゼブラ柄だと相当ヤバいだろ! まぁ、起こったことは事実でクヨクヨ考えて解決するものでもない。これはあくまで仕事だし…だな?」

「そうです! いいじゃないですか、離婚したって。離婚してパリピになりましょう!」

「…何のために俺は生まれてきたのだろうか?」

「し、塩野さん、どうしたんですか? パリピが気に入らなかったとか?」

「しゃっくよ、俺と一緒にバンビにならないか?」

「パリピじゃなくて、バンビ…ですか? あの動物の?」

「そうだ。俺は仙台でバンビのポーズを極めたからな。ライター仲間からは生まれたての子鹿とも言われている」

「なんすかそれは? 意味不明だけどすごく知りたい!」

「まだしゃっくには早いかな」

「ナゼですか! 僕はアナタの担当編集ですよ? 知る権利がある!」

「そこまで言うなら仕方ない。今回は特別だぞ。心の準備はOK?」

「伝承してください! そのバンビとやらを!」

「そうか。では実行手順を説明しよう。まずは両手を床に付いて!」

「こ、こうですか?」

「そうだ。次に両膝を床に付いて!」

「これで大丈夫ですか?」

「いいぞ。しゃっくは筋がいいな。さすが、ガールズバーで鍛えられているだけのことはある!」

「それは、褒められているのでしょうか?」

「いいから黙って人の話を聞け。第3手順は…」

「ゴクリ…」

「尻を突き出す!!!」

「こ、こうですか?」

「そうだ。で、どうよ、バンビになった気持ちは」

「先生! 背筋がピーン! で体幹が鍛えられている感がハンパないです!」

「そうかそうか。ちなみにその動きに背中を丸める手順を加えると『猫のポーズ』と言って、腰痛対策に効果的だぞ」

「そんな情報はいらないですから、さっさと第4手順を教えて下さい!」

「焦る気持ちはわかるが、残念ながら今ここで教えられることはここまでだ」

「な、何故ですか! ここまで来てそれはないっす!」

「何故ならば女の子が必要だからだ」

「へっ!?」

「女子の顔前でその格好をするんだ!」

「一体、何のために!」

「ア●●を舐●てもらうためだ!」

「………」

「詳しくは一緒に遊びに行ったときに教えてやる。話は以上だ!」

「先生、実は僕の●ナ●はまだ未開発なんです…」

「発展途上か、それは羨ましい」

「羨ましい?」

「そうだ。まだ開発の余地があるってことだからな。生まれたての子鹿になれる日もそう遠くはないはずだぞ!」

「先生、意味がわかりません! でも、気持ちいいんですか?」

「●●ルを●めてもらって、あまりの気持ち良さに手足がプルプルしてしまう…。そういうことだ!」

「ますます意味がわかりません! でも、本当に気持ちいいんですか!?」

「気持ちよすぎて嫌なことなんか全部吹っ飛ぶぞ」

「先生!! バンビがやりたいです!」

「オプションの確認を怠るなよ。NGってこともありうるからな」

「なんだかエウレカみたいですけど…」

「バカ! エウレカを出すな! 色々失礼だろ!」

「だって先生がそんな言い方するから…」

「今日の講義はここまで。では直近の稼働報告にいくぞ!」

「せ、先生ぇぇぇーーーーーーーーーー!」


収支報告

●1/15
誌面実戦で1円パチンコ。色々さまよった挙句に不二子で万発ゲットするも、その後のプライベート打ちで貯玉を使い果たす。流れが悪い。


●1/16
某収録後に北斗無双でプレミアからSTに突入するも、NOバトル&痛恨のスルー。その後、単発1回で実戦終了。仕事の低貸しやノリで連チャン、プライベートでショボ連の流れが止まらず、切ない。

●1/17
色々あって手持ちが残り10000円になってしまい、いよいよマズいと気づいたところでハナビの上っぽい台を発見。BIG中にハズレも確認し、最終的に1600枚流して窮地を脱する。所持金は46000円也。

●1/18
必勝本CLIMAXの進行が佳境だというのに、打ってしまうというのはパチンコ・パチスロ打ちの性。ハナビを一擦りした後、千円20回転の北斗無双へ(3.57円交換)。

しかしこの日は連チャンしないどこか、そもそも当たらない。勝つにはこれを続けるしかないのはわかっているが…不安。


●現在の経済状況
借入残高…276540円(すべてア◯ム株式会社)
次回返済日…H30.2/7
次回返済額…9000円←千円増えた(汗)
所持金…8000円(貯玉なし)

前回のコラムで「ART機禁止」とかなんとか宣言した気がしないでもないが、その翌日にART機を打ってしまうところが、私らしいっちゃあ私らしい。

明るいパチンコライフを目指すためには、まず借入残高をゼロすべきだな。わかってるんだけど遊びたい欲求が強くて…先は遠そうだ。


※このコラムは2割ぐらいフィクションです