男は黙って中で出せ

シリーズ名
試みの高低線 —嵐のハードボイルド人生相談— (毎週水曜日更新)
話数
第32回
著者
担当編集メガネ(以下、メ) 「今週も始まりますよ〜! 自称ハードボイルド作家『粗方嵐蔵(あらかたらんぞう)先生』が、迷える読者様のお悩み・ご質問にお答えする『試みの高低線(スランプグラフ)』。皆様からは、多数のご質問から珍問、はたまたガチの人生相談までお寄せ頂いていることに、ワタクシ担当編集メガネは驚きを隠せない状況でございます。が、これも粗方先生のお人柄…ということなのでしょう。というワケで今週も、先生には全力で皆様のお声に答えて頂きます!」



■PN『ジャン』さんからのご相談

このところ本当にヒキが良くありません。引きたくない仕事の担当を決めるクジなどは当たってしまうのですが…。

ヒキを良くするいい方法はありますか?


■粗方先生のお答え

ヒキは我々でコントロールすることができない神の領域だ。

だから、良くする方法はない。

だが、ヒキと良質に向き合う術なら提示することはできる。

小僧、ヒキを良くするために、とりあえず日々の行いに気を付けてみろ。

…まあ、前述した通り、ヒキをコントロールすることは出来ないワケだから、厳密に言えば「ヒキが良くなる気がする」ために、日々の行いに気を付けろ…ということだな。

そうすれば、ヒキが悪い時でも…

「まだまだ足りないのか。じゃあ、もっともっと善行を積んでみよう」

となるし、逆にヒキが良くなれば…

「よぉ〜し、行ないを改善したことでヒキが良くなったな! もっともっと善行を積んでみよう!」

ということになる。

要はどちらに転んでも、お前は日々を前向きに生きることが出来るようになるし、その行動がお前の生活をもっと快く、そしてお前の周りの人間の生活もさらに快くしてくれることだろう。

「どうせコントロール出来ないモノなら、捉え方を変えて人生において有効活用してしまう」

それが粗方流のヒキとの向き合い方だ。

しっくりきたなら参考にしてみろ。

逆にしっくりこなかったら無視すればいい。

どうせこれは、ヒキ弱オヤジの精一杯な強がりから生まれた戯言だからな(笑)。



■PN『ア●メ将軍』さんからのご相談

先生!! どうしてパチ屋の開店待ちの時には高確率で腹が痛くなるのですか?

開店間際には、なりふり構わずしゃがんで出してやろうか、というくらいに追い込まれます。皆さんはどのような精神状態でやり過ごすのですか?


■粗方先生のお答え

俺もお前と同様に、開店間際の便意にはほとほと悩まされ続けている。

アレは一体どういう原理から生まれる生理現象なのだろうか?

ちなみに、昔から本屋に行くと便意を催す…という話がまことしやかに語り継がれてきたが、アレは本当に書籍物が醸し出す香りが便意を誘発する…というアンサーを聞いたことがある。

もしかしたら、パチ屋の開店前に襲い来る便意にも、何かしらこういったロジックが潜んでいるのかもしれない。

…だが、現状ではソレが分からない以上、我々は愚直に耐え忍ぶしかない。

だから小僧、とりあえず歯を食いしばって我慢しろ。間違っても諦めてその場でひり出すようなマネはするな。

パチ屋の人間は、とかく常連客にあだ名を付けたがる。

もしお前が漏らそうものなら、大人の尊厳が崩壊するようなあだ名を付けられることは間違いない。

そしてその逸話は未来永劫と語り継がれ、お前はそのホールに行きづらくなるだろう。

なんなら生きづらくなる可能性だってある。

だから、兎にも角にも、イチにもニにも我慢、我慢だ。精神状態など関係ない。何も考えずに、とにかく全神経をお前の黄門ちゃまに集中して…

「開かぬなら 出さずに待とう ホトトギス」

の精神で、店が開くのをアヌスを開けずにひたすらに待て。

それでも、もし、どうしても我慢が出来なくなったら…。

小僧、とりあえず入場はあきらめてコンビニに行け。



■PN『かえる皇子』さんからのご相談

座りたい台があるのに、隣に座っているオジサンの足が大きくはみ出していて座るのに躊躇してしまう時があります。

そんな時に足を戻してもらう奥義はありませんか?


■粗方先生のお答え

よくあるよな、隣の台の客の足が、座りたい台のテリトリー内まではみ出ていることが。

こういう時は、構わず着席してしまうことで、大体の客はそそくさと足を引っ込めてくれる。

だから、黙って相手の足に当たらないように座ることがベターな選択だろう。

…だが、お前が求めているのは「奥義」ということだから、今回はあえてそれ以外の方策も提示しよう。

まず、そのオジサンのはみ出ている足の太ももあたりにおもむろに手を伸ばし、中指の爪先でツツツ…と優しく愛撫してやれ。

そして驚きとまどった目でオジサンがこちらを見たら…

「あら〜、素敵なおみ足。も〜う、食べちゃいたいっ♪」

と、左手の人差し指を唇に当てながら出来るだけ艶っぽい声を出してそう言い放て。

オジサンはそそくさと足を引っ込めるどころか、自分のテリトリー内に体をギュッと縮め込み、二度とお前の領域を犯してくることはないだろう。

…だが、ごくごく稀に、オジサンがそういったケースを逆に好む場合もあるから、この奥義を発動するには注意が必要だ。

まあ、もしそうなったら、その時はソレがキッカケでお前の人生に新たな扉が開くこともあるかもしれないし…。

小僧、とりあえずそうなった時はそうなった時だ。



■PN『マチオ』さんからのご相談

先生こんにちは。別に正解率を上げたい! とかではないんですが、リノの3択などで悩んだ時の決め方を教えて下さい。

いくら試行錯誤しても結果は同じだと思うんですが(笑)、ハズれても「先生の教えだからしょうがないや」と思うようになりたいんです。


■粗方先生のお答え

迷った時は、この格言を思い出せ。

「男は黙って中一択」

小僧、とりあえず出しドコロに悩んだら中で出せ。

…出せというのはもちろんアレだぞ、結果を出せ、ということだからな。



「…最後は思いっきり下ネタですか(苦笑)」

「下ネタじゃないですよ! 中押しで結果を出せ、ということが言いたかったんですよ、粗方先生は」

「言い方ね、言い方。ア●メ将軍さんのペンネームといい、当サイトの品位を確実に下げとるね、このコラムは(苦笑)」

「確かに、あのペンネームは攻め過ぎですけどね。だから伏字にせざるをえない(笑)」





アナタの悩みを自称ハードボイルド「嵐」が親身になって解決に導いたり導かなかったりします!

夜10時からGODに突っ込むくらいの気持ちでドシドシお悩みを送ってください!

お悩みを投稿する