沖ドキのボーナス中に閉店時間を迎えた場合、ボーナス中でも終了となってしまう?

シリーズ名
現役ホールマネージャーだけど、なんか聞きたいことある? (毎週日曜日更新)
話数
第106回
著者
アタマキタ
今回も様々な質問にお答えしていこう!!



【ゴン太さんのご質問】
以前にも同じような投稿がありましたが、少し内容が違うのでどうしても聞いてみたいのですが、パチスロでコインサンドにお金が残っているカードを残したまま移動してしまい、気付いた時に取りに戻ったらカードはありませんでした。

店員にカメラで確認してもらったところ、既に精算され、精算した人は店内にはいないと言われました。

その後、警察で被害届を出したのですが、他にできることはないでしょうか? もしその人がまた店に来たら、きちんと警察に連絡してくれるよう店に念押しなどをした方がいいのでしょうか? 泣き寝入りは悔しいので…。



【回答】
この場合は非常に判断が難しいとも言えるだろう。

まずゴン太さんがサンドに入金済みのプリペイドカード類を残してしまっていることだ。当然ながら、それを盗んでいった奴が1番悪いのだが、残したという過失がなければ発生しなかった問題であったというのも事実である。

さらに、残高のある状態でも追加入金できるタイプのサンドもあり、後から着席した人が高額紙幣を入れて、その後に精算したという流れだった場合、精算機から出てくる現金が多かったとしても、気が付かなかったと言われればその人を罪に問うのは難しい。

その人が窃盗の常習犯などで、至るところで犯罪を犯し、警察からもマークされているのであれば、後々犯人として逮捕される可能性は残ってはいるだろう。しかし、こういった事例は凶悪な犯罪などには適用されるが、パチンコ店でのサンドのトラブルでは逮捕の事例はない。


では泣き寝入りか? と言われれば、そうでもないケースもある。

俺は長年の経験から、警察はこういったことでは、なかなか動かないのを知っている。ではどうするかと言うと、店側で動くしかないということだ。

前々から話をしているように、店内の防犯カメラはかなりしっかりしていて、ほぼ死角というものが存在しない。ましてや遊技台の周りなどは、完璧に映し出せるケースが多い。

そこで、カメラを駆使して検証するのだ。流れ的にはこうなる。


【1】被害を受けた方から状況を確認する。

【2】すぐにそのプリペイドカードの行方を確認する。

【3】この時点で精算されていなければ、カードを無効化する。

カードが使用されている状況であれば、該当する台に座られているお客様に事情を説明して、無効化したカードを回収する。

カードが使用されていない場合は、被害を受けた方に該当する金額をお戻しする。

【4】精算されてしまっていた場合は、それまでの行動をカメラで確認して、状況に合わせ様々な判断をする。


【台に座らず、サンドからカードを抜いて精算した場合】
この場合は、窃盗の常習犯の可能性がある。こういう人間はたいていホールを物色しているだけで、遊技をしないことがほとんど。そして、犯行後最低1ヶ月以上は来店しないことが多い。

そのため、スタッフの休憩所などに、この人間の拡大した写真を貼りだして、巡回の際の注意を促す。そして、その写真に近い人間を発見したら、徹底的に確認をして、犯人と断定できれば警察に通報する。


【台に座って現金を入れ、その後精算した場合】
この場合はたまたま座った台のサンドに現金が入っていただけで、その人が現金に気付いていない場合がある。その場合のお客様は、たいてい店内でまだ遊技されていることが多いので、事情を説明してカードか現金を返却してもらう。

また、間違えて精算して帰ってしまったとしても、数日の間にまた来店される可能性が高いので、スタッフに注意を促しておくと、該当のお客様を見つけ出してくるものだ。


これらの対応は店によって大きな違いがあるのだが、自店ではサンドに残高を残して帰ってしまい、他のお客様から言われてカードを回収したり、スタッフが発見して回収したカードは、忘れた方にできるだけ返そうというルールがある。たいていの人は諦めてしまうのだが、次に来店された時に忘れたカードの話をされ、そのカードをお客様の元に返却をすると感謝されることが多いからだ。

まあ、カードを忘れたお客様を見つけてそのことを話すと、「私はそんなミスをしない」と言い張って、カードを受け取らないケースもある。カメラで確認しているので、そのお客様がカードを忘れたことは明白なのに(苦笑)。

やり方は違えど、トータルでは50%程度の確率でお金は戻ってくるだろう。


話が逸れてしまったが、カードが返ってくる可能性が最も高い方法は、1日1回でもいいから電話で問い合わせることだろう。その店のスタッフにカードを返却するという意識がなければ、絶対に戻ってくることはない。本当に困っているということを地道に言い続けることが、カードが戻ってくる1番の近道だと思う。



【かえる皇子さんのご質問】
沖ドキが楽しいです♪ つい先日、連チャンに連チャンを重ね、閉店時間になってしまったのですが、「これはAT機ですから」と店員さんから言われ、擬似ボーナス中に泣く泣くメダルを流しました。

たしかにお店の張り紙には「閉店時のAT・ARTは無効とさせていただきます」と書かれてありました。擬似ボーナスはAT中ですけど、ゲーム数は固定だし、ノーマルタイプならボーナスを最後まで打たせてくれるお店なので、なんか「アタマキタ!」ってほどではないですけど、少しモヤっとしました。

アタマキタさんのお店では、どう対応されてますか?



【回答】
気持ちはすごく分かるな(苦笑)。

上乗せもなければ70G固定なのだから、打たせてもいいのではないか? と思ってしまうところはある。

しかし、閉店時間の23時(地域によって閉店時間は違う)ジャストに店内にお客様が残っている状態だと、ホールは違反行為をしたとみなされ、最悪の場合、営業停止となってしまう。そのため、終了までの時間が読みにくいART機は、特定の時間が来たら終了としている店舗が大半なのだ。

BIGが70G固定の沖ドキとはいえ、それを消化するには約5分間かかる。それに加え、途中でコインの補充や機械トラブルなどが起きると、あっという間に10分くらいは経ってしまう。そういうことが重なると、最悪の事態になりかねないからだ。


ちなみに自店では22時55分を閉店として、そこでノーマルタイプであっても全て終了としている。コインを流し、景品交換をして店舗から出られる限界の時間がそこだからだ。

閉店時の悔しい思いは俺も何度も経験しているので気持ちは分かるのだが、そこは店の事情もご理解して頂きたいと思う。



【コロンさんのご質問】
以前のコラムで、「落ちてるコインや玉は近くのお客様に」と書いてありましたが、自分の行くホールでは掃除のおばちゃんやスタッフがコインを拾っても、どこかへ持っていってます。それは構わないのでしょうか?



【回答】
床に落ちた玉やコインをスタッフが回収しているのは、落とした、拾ったなどによるお客様どうしのトラブルを避けるための店内の安全性の確保という一面もある。あくまでも貸し出した玉なので、近くに落とされた可能性があるお客様がいない場合、店が一時的に預かるといった感じで持っていったのだろう。

ちなみにコインや玉を落とし、それをスタッフが拾っていたら、返してくれと言うことは可能だ。

いかんせん玉やコインに名前が書いてあるわけではないので、いろいろと質問されるかもしれないが、そこで返さないという判断はされないだろう。


ではまた来週!


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