貧乏性が災いして逆に損をする

わたくし運留の人生、これまでは貧乏性が災いして逆に損をするということが多々ありました。

例えばランチ。ごはんの大盛り無料だとか、おかわりサービスなんて文言に無性に弱い。実はそこそこお腹がいっぱいになっているにもかかわらず、貧乏性が顔を覗かせ「すんません、おかわりくださーい!」などと口が勝手に動きます。

結果、昼飯が終わるとお腹がはち切れそうになっており、午後の仕事でヤル気が全く出ない。結果うだうだと時間がかかり終電で帰る、なんてことも…。ごはんのおかわりサービスを無理して頼んだが故に生まれた無駄な残業、ぽっこり出るお腹もそもそもはコレが所以であることを踏まえても、やはり貧乏性は非常に忌々しい存在なんです。


今日は飲みの予定が入っているが開始までは小一時間ほどある、なんて時。ならばパチンコでサクッと5千円ほど勝てれば飲み代も出るやん!? と、ここでも貧乏性みたいなもんがニヤリと顔を出す。

で、よせばイイのに真・花の慶次2に座って3千円目、保留の上に「キセル」の文字が貼りついた。

(C)隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP1990,版権許諾証YCA-239

コレはなかなかのレア演出。キセル演出が濃厚なわけで、この時点で期待度70%オーバーです。

「コレがきっちり当たって確変に突入してくれれば、もくろみ通り飲み代がタダになるでゲスよ」と思いながら見守ると、しっかり当たってくれた上にRUSHにも突入してくれました。ニヤリ。


さあ、後は連チャンさえ出来れば飲み代どころかお土産代までも出ちゃうぜ! とRUSHを消化するが、コレが一向に当たりをひけない。わちゃわちゃ焦りながら転落していたか否かを占う100回転目。「継続」と相成り即落ちは回避できた。

さあ、ここから先は当たりを引くか転落した時点で決着がつく! 絶対に飲み代をタダにする! と意気込むのだが、打てども打てども当たりが引けん。

やきもきしながら引っ張られる事、なんと512回転目。いよいよついた決着は、「やはり」というか「だよね〜」というか「そだね〜」とはいわんが、転落だったのでした…。ガックシ。

真・花の慶次2でRUSH中にハマりにハマって転落というパターンは前にも喰らったことがあるが、1回の大当たりからの電サポでいきなり512回転というハマリ方は初めて。隣のおばさんも「あらあらかわいそうに…」という目でこちらを見てくる。


で、結果は持ち玉を使い切り3千円の負け。そんな事なら最初からパチンコを経由せずに飲み会に出向いておればなんのこっちゃない。飲み代くらい出せていたわけなのです。

「安物買いの銭失い」なんてことを言いますが、言いえて妙。これからはソンして得とれの精神で生きたいと思うが、コレしみついた貧乏性ってなかなか取れないんだよな〜。