パチンコ店の検索サイトにオススメ台など示唆する情報が載っているのか⁉ と言えば、答えはノー
- シリーズ名
- 現役ホールマネージャーだけど、なんか聞きたいことある? (毎週日曜日更新)
- 話数
- 第105回
- 著者
- アタマキタ
今回は、最近のオススメ機種の告知事情やドル箱についてのご質問にお答えしていこうと思う。
【うのさんのご質問】
休みの日や新台導入の日などにホール検索サイトを使って打ちに行くホールを選んでいるのですが、ホールのホームページって簡素な作りのものから、ゴテゴテしてるものまでありますよね。私のパソコンのスペックのせいなのか、重たすぎて機種の設置情報までたどり着けないホールもあったりします。
イベント規制などで大々的に告知ができなくなっているので、ホームページを豪華にしてアピールしようとする気持ちも分かるのですが、やりすぎなところも多いと思います。ただ、容量を重くしてまで情報を詰め込んでいるということは、ホームページに何かヒントが隠れているのかも? と思ったりもします。
ホームページでこっそり告知的なことってあったりするものなのでしょうか?
【回答】
今では色々なホール検索サイトが増えましたが、パチンコ店の検索サイトの代表的なものといえば、P-W●RLD。
ホールによってページの作り込みもさまざまで、本当に同じサイトに掲載されているものなのかと疑うほど違いがあるのは確かだ。そしておっしゃる通り、パソコンならまだしも、スマホだと全く設置機種までたどり着けない店舗のページもありますよね。
ただ、ここにオススメ台などを示唆するものが隠されているのか? と言えば、答えはノーです。
これは単にホールのページ作成担当者のスキル不足。ページの更新は普通パソコンで行なうのだが、スマホで見るとどうなるのか? などを気にしているホールは少ない。実際はそんなものです。
また、取り締まりの対象となるのが、P●WORLDに掲載されている内容であるというのも大きい。以前、頻繁に生活安全課の警察官がホールでの立ち入り検査を行なっていた時は、P-WO●LDで店のページを確認し、射幸心を煽っていると思われる内容をプリントアウトして、直接ホールに事実確認をしていた。
そういうこともあり、ホールがオススメ機種を示唆する場所としては、1番危険なサイトとも言える。
その他では、Twitterやホールイベント系の雑誌なども同様のチェックがなされている。告知された文章だけでなく、掲載されている写真の隅々まで確認しているらしい。
では最近、何が1番多く使われているのか? それは、簡単に画像も送れる「LINE@」だ。本日10時開店の文字を赤やレインボーにしてみたり、新台入替のポスターにイベントのキャラを被せて示唆してみたり、訳の分からないことをつぶやいてみたり。
今は効果があるということで普及しているが、そのうち取り締まりを受けて、「LINE@も禁止」と言われる日もそう遠くはないだろう(苦笑)。
【ピノさんのご質問】
5号機登場以降、パチスロのドル箱を急激に小さくする店がたくさんありましたが、それを喜ぶ客がほぼ皆無だったことに、ホールはなぜ気付かなかったのでしょう?
箱がたくさん積まれてた方が見栄えする? いや、時間と手間がかかるだけでしょう。平盛りで箱に600枚しか入らないとか…。
なので、ホール関係者の見解が聞きたいです。まさか、アタマキタさんの店はドル箱小さくないですよね? カチ盛りで最低1300枚は入らないとイラっとします。
【回答】
ドル箱小さくする戦争(笑)がホール間で起こっていた地域がたくさんありましたね。
30パイだと平盛りで450枚くらいしか入らず、沖ドキを打っている時は苦痛でしかない!!
そういう店では、平盛りで徹底的にドル箱を使ってやりますけどね。
ピノさんのおっしゃる通り、平盛りで600枚は酷すぎるだろうが、視覚効果というものがあって、なるべく出ているように見せるためにはドル箱を小さくするといった方法が有効的だったのも事実。
実際に知り合いの店長が、自店の改装オープンから全台をパーソナルのスロットサンドに変えて、連日に渡り高設定を入れて赤字覚悟の営業をしたのにも関わらず、客付きが落ちていく一方だったとか。そして、断腸の思いでパーソナルからドル箱に変えたところ、すぐに客が戻って来たという。
出玉に敏感なユーザーなら、パーソナルでも出していることが伝わるだろうが、ご年配の方にはなかなかそこを理解して頂けないみたいだ。
うちの店のドル箱の大きさだが、ドル箱が大きいと棚ごと落下してしまうため、標準的なサイズより少し大きめ程度かな(苦笑)。だた、30パイコーナーは、30パイ専用の大きめのドル箱を用意するくらいの気遣いは持ち合わせている。
出している時に、出玉を移そうとドル箱を手に取ってがっかりさせたくないので、あまり小さいドル箱を使ったことはないかな。
【手羽先王子さんのご質問】
前回のコラムに雑収入のことが少し書かれていましたが、パチンコで得た収入も課税対象とどこかで見た気がします。
申告しようにも証明するものがないため、申告しない人の方が多いとは思いますが、年間数百万円稼ぐ人達は申告してるのでしょうか? また、申告しなかった場合、罰せられることもあるのでしょうか? 時期的なこともあるので(笑)。
【回答】
これはさすがに人それぞれだとは思うが、俺が専業でやっていた時は申告したことはないし、周りのプロ連中でも申告しているヤツは見たことがなかったかな。
ただ、以前知り合いのプロの自宅に税務調査官が来て、収入源やら生活の様子を根掘り葉掘り聞いてきたらしい。そのプロは兄弟で神奈川県の川崎を根城にして打っていたのだが、しつこい税務調査官に対して、大声で「いい年して親のスネかじってんだけど、何か文句あんのかよ!!」と凄んで、その場を乗り切ったと自慢していた。まあ、最低の人種であることは間違いないな(笑)。
今だと会員カードなどに貯玉しているプロも多いだろうから、会員カードを調べられて、それを換金させられ、その場で納税とかもあるかもしれない。
…いや、さすがにないかな(苦笑)。
ではまた来週!
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【うのさんのご質問】
休みの日や新台導入の日などにホール検索サイトを使って打ちに行くホールを選んでいるのですが、ホールのホームページって簡素な作りのものから、ゴテゴテしてるものまでありますよね。私のパソコンのスペックのせいなのか、重たすぎて機種の設置情報までたどり着けないホールもあったりします。
イベント規制などで大々的に告知ができなくなっているので、ホームページを豪華にしてアピールしようとする気持ちも分かるのですが、やりすぎなところも多いと思います。ただ、容量を重くしてまで情報を詰め込んでいるということは、ホームページに何かヒントが隠れているのかも? と思ったりもします。
ホームページでこっそり告知的なことってあったりするものなのでしょうか?
【回答】
今では色々なホール検索サイトが増えましたが、パチンコ店の検索サイトの代表的なものといえば、P-W●RLD。
ホールによってページの作り込みもさまざまで、本当に同じサイトに掲載されているものなのかと疑うほど違いがあるのは確かだ。そしておっしゃる通り、パソコンならまだしも、スマホだと全く設置機種までたどり着けない店舗のページもありますよね。
ただ、ここにオススメ台などを示唆するものが隠されているのか? と言えば、答えはノーです。
これは単にホールのページ作成担当者のスキル不足。ページの更新は普通パソコンで行なうのだが、スマホで見るとどうなるのか? などを気にしているホールは少ない。実際はそんなものです。
また、取り締まりの対象となるのが、P●WORLDに掲載されている内容であるというのも大きい。以前、頻繁に生活安全課の警察官がホールでの立ち入り検査を行なっていた時は、P-WO●LDで店のページを確認し、射幸心を煽っていると思われる内容をプリントアウトして、直接ホールに事実確認をしていた。
そういうこともあり、ホールがオススメ機種を示唆する場所としては、1番危険なサイトとも言える。
その他では、Twitterやホールイベント系の雑誌なども同様のチェックがなされている。告知された文章だけでなく、掲載されている写真の隅々まで確認しているらしい。
では最近、何が1番多く使われているのか? それは、簡単に画像も送れる「LINE@」だ。本日10時開店の文字を赤やレインボーにしてみたり、新台入替のポスターにイベントのキャラを被せて示唆してみたり、訳の分からないことをつぶやいてみたり。
今は効果があるということで普及しているが、そのうち取り締まりを受けて、「LINE@も禁止」と言われる日もそう遠くはないだろう(苦笑)。
【ピノさんのご質問】
5号機登場以降、パチスロのドル箱を急激に小さくする店がたくさんありましたが、それを喜ぶ客がほぼ皆無だったことに、ホールはなぜ気付かなかったのでしょう?
箱がたくさん積まれてた方が見栄えする? いや、時間と手間がかかるだけでしょう。平盛りで箱に600枚しか入らないとか…。
なので、ホール関係者の見解が聞きたいです。まさか、アタマキタさんの店はドル箱小さくないですよね? カチ盛りで最低1300枚は入らないとイラっとします。
【回答】
ドル箱小さくする戦争(笑)がホール間で起こっていた地域がたくさんありましたね。
30パイだと平盛りで450枚くらいしか入らず、沖ドキを打っている時は苦痛でしかない!!
そういう店では、平盛りで徹底的にドル箱を使ってやりますけどね。
ピノさんのおっしゃる通り、平盛りで600枚は酷すぎるだろうが、視覚効果というものがあって、なるべく出ているように見せるためにはドル箱を小さくするといった方法が有効的だったのも事実。
実際に知り合いの店長が、自店の改装オープンから全台をパーソナルのスロットサンドに変えて、連日に渡り高設定を入れて赤字覚悟の営業をしたのにも関わらず、客付きが落ちていく一方だったとか。そして、断腸の思いでパーソナルからドル箱に変えたところ、すぐに客が戻って来たという。
出玉に敏感なユーザーなら、パーソナルでも出していることが伝わるだろうが、ご年配の方にはなかなかそこを理解して頂けないみたいだ。
うちの店のドル箱の大きさだが、ドル箱が大きいと棚ごと落下してしまうため、標準的なサイズより少し大きめ程度かな(苦笑)。だた、30パイコーナーは、30パイ専用の大きめのドル箱を用意するくらいの気遣いは持ち合わせている。
出している時に、出玉を移そうとドル箱を手に取ってがっかりさせたくないので、あまり小さいドル箱を使ったことはないかな。
【手羽先王子さんのご質問】
前回のコラムに雑収入のことが少し書かれていましたが、パチンコで得た収入も課税対象とどこかで見た気がします。
申告しようにも証明するものがないため、申告しない人の方が多いとは思いますが、年間数百万円稼ぐ人達は申告してるのでしょうか? また、申告しなかった場合、罰せられることもあるのでしょうか? 時期的なこともあるので(笑)。
【回答】
これはさすがに人それぞれだとは思うが、俺が専業でやっていた時は申告したことはないし、周りのプロ連中でも申告しているヤツは見たことがなかったかな。
ただ、以前知り合いのプロの自宅に税務調査官が来て、収入源やら生活の様子を根掘り葉掘り聞いてきたらしい。そのプロは兄弟で神奈川県の川崎を根城にして打っていたのだが、しつこい税務調査官に対して、大声で「いい年して親のスネかじってんだけど、何か文句あんのかよ!!」と凄んで、その場を乗り切ったと自慢していた。まあ、最低の人種であることは間違いないな(笑)。
今だと会員カードなどに貯玉しているプロも多いだろうから、会員カードを調べられて、それを換金させられ、その場で納税とかもあるかもしれない。
…いや、さすがにないかな(苦笑)。
ではまた来週!
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