ぱちんこの後継機の失敗パターンは予告やリーチなど「サービス精神でつけた裏返し的ダメパターン」

シリーズ名
運留のふっといでぇ (毎週土曜日更新)
話数
第115回
著者
運留
わたくし運留、辰巳出版に入社したのが約20年前。履歴書と共に提出した作文は、Fクィーンについて。大当たり図柄に近づくまでのあの高揚感のある効果音。1コマ手前や1コマ過ぎでのハズレからの再始動の幸せな瞬間。大当たり後4回転でリーチがかかった瞬間のさらなるドキドキ感。などなど、学生時代から打ちまくっていたクィーンのアツい思いを語ったものです。

今考えれば連チャン性はそんなに高くなかったけど、そのゲーム性と当たりやすさでクィーンはどのホールでも看板機種。そんな時代があったのです。


時は流れ、人気機種であったクィーンの後継機は数多く登場してきました。でも、やっぱり完成度の高い初代を超える事はなかなかできないわけですな。

二世タレントの多くが、お父さんお母さんを超えられないように、やっぱりクィーン好きの心には初代のクィーンが大きく残っていたわけです。

そんな偉大なお母さんに最も近付いたのが、2014年に登場したその名もフィーバークィーンという初代のまんまの名前の甘デジ。甘デジにすることで、当たりやすさと連チャン性を現代に再現してヒットしたわけですな。

よくある後継機の失敗パターンとして、過剰な予告やリーチの追加というものがあります。いやいや、そんな予告いらんがなっていう、サービス精神でつけた裏返し的ダメパターン。

でも、この甘デジのクィーンのスゴい所はちゃんと現代風に予告が搭載されている所。それでいて、その予告がけっして出しゃばらないんです。

例えば流行りの保留変化も搭載されているんですが、そんなに頻出するわけではないのでウザったさを感じない。チャンス目なんかも、そこまで大当たりの占有率が高いわけではなし、でも通常時の期待感は持続できるという特長もあったりします。

さらに甘デジながら16Rも搭載されていて、16Rの場合は電サポが100回付くというおまけもあるんです。

4年前の初打ち時、初めての大当たりがこの16Rでした。でもSTの8回転で引き戻せず、ならば92回の時短があるから余裕で引き戻すだろ、つってホケ〜ッと打ったらあっさりスルーした記憶があります。


初代ファンでも納得の出来だった甘デジのFクィーン。2017年にもリバイバルされましたが、今年もういっちょリバイバル。


息巻いて打ちに行って初当たりはなんと16R。ほほ〜、これはデジャブだ、と思ったのが良くなかったのか、電サポ100回もあっさりスルー。

出会いから20年を経てもクィーンとの思い出は続きそう。また10年後も16R引いてスルーしたわ〜、なんてボヤいてそうな予感です。