【みなし機実戦】忘れた記憶を思い出しながら遊ぶのもレトロ台の魅力だ……と思ったが一向に記憶が蘇らない

シリーズ名
回胴皇帝的必勝塾ドッカーン (毎週木曜日更新)
話数
第104回
著者
スロカイザー
前回に引き続き、今回も「みなし機」実戦の模様をお送りする。ちなみに、前回を読んでいない方に簡単にその内容をお伝えすると…

『1月いっぱいで「みなし機」が撤去されるから、その前にレトロ台を打ち尽くそう。悔いを残さないために打ち倒そう。そうだ、レトロ台がいっぱい設置してある茨城県つくば市のACTさんに行こう、ヒャッハー!!』

という感じである。


ということで、F山科氏と大和氏と一緒にレトロ台を打ちに遠征。

私は紆余曲折の末「スパイガール2」を打ち始めたのだが…レバーを叩いていて1つの疑問が生じた。

この機種って、どんなゲーム性だったっけ。

現役当時はそこそこ打っていた記憶があるのだが、如何せん5年以上前の話。正直、覚えていない。

覚えていたのは、ヒロインの名前が「ミウ」で太ももがムチムチしているということぐらいだ。

(C)KPE


金髪ロリ顔のこの娘の名前すら思い出せないぐらい記憶が曖昧。というか、登場するまでこのキャラの存在すら忘れていた。CVが「田村ゆかり」氏ということも完全に忘れていた。

元々、物覚えは悪いほうだが、最近はそれが日に日に加速している気がする。エヴァの使徒の名前を全部は言えなくなったし、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の使徒の数字を覚えられないし、悪魔くんの12使徒も全員は言えない。そして、何より…

(C)KPE


「スパイガール2」が一筋縄ではいかないということも忘れていた。

本当は「わー、懐かしい!! そうそう、この演出でこの出目だと激アツだったよね!!」と目をキラキラ輝かせた実戦にするつもりだったのだが、ボーナスが重い+ARTも重い+ARTが駆け抜ける、と全く見せ場ナシ。私の見事な投資芸が続くばかりだ。


気付けば、財布から1万円札が3枚抜き取られ、口から半分以上魂が出ていた。

隣に座っている大和氏は出たり飲まれたりを繰り返しているが、中段チェリーを引いたり無限ARTに突入させたりして楽しんでいる。後ろに座っているF山科氏はまさに絶好調で順調に出玉を増やしている。

(C)KPE


セクシーを通り越してドエロ直球な演出を拝むことはできるけれど、これ以上はキツい。パイ圧がキツ過ぎる。

なので台移動を、と考えたが、レトロ台コーナーは文字通りのフル稼働状態で身動きが取れない。厳密に言うと、番長2と吉宗は空いていたが、レトロ感ゼロなので食指が動かなかった。

スパイガールを打ちながら空き台を待つ私。レトロ台コーナーでげっそりしているのは私だけだったので、なかなか空き台が出ない。

さらに1万円ほど投資が増えて、「もう勝てる気がしないよ」と半ベソをかいている時にようやくライジングチャンスに突入。

そして見事にライジングラッシュを射止めることができた。

ここからARTのセット数を大量上乗せし、一気に大逆転を決めて超デキ!!

(C)KPE


…とする予定だったが、予定は未定だった。ARTを1セットだけ獲得し、即駆け抜けて終了。


もうダメだ、助けてよ。泣きながらレバーを叩いていたら、とある機種に空き台が。その台の名は…

(C)Sammy


「パチスロ ハードボイルド〜グリフォンの幻影〜」。

めっちゃ久しぶりにこの機種を見た。まさにレア台だ。ただ、レアすぎてこちらは打ち方すら覚えていない。現役の頃は好んで打っていたハズなのに…。ビックリするほど私の記憶力が低下していて超泣き。

まぁ打っているうちに色々と思い出すだろう。そうやって記憶を辿りながら遊ぶのもレトロ台の魅力だ…と思いながら打ち始めたが、一向に記憶が蘇らない。連続演出中の出目に違和感を覚えたので「リーチ目か!?」と思ったら、何事もなくあっさりハズれた。


投資も嵩みまくり、もうハードボイルドでは逆転できないと超負けを覚悟していたとき、一筋の光が差し込んだ。

(C)広江礼威・小学館/BLACK LAGOON製作委員会


初代「ブラックラグーン」が空き台になったのだ。この機種の爆発力なら、逆転も十分にあり得る。私は最後の望みを託して、「ブラクラ」に着席した。

が、ART…いや、それ以前の問題でバレットバトルにすら全然入らない。

今日はどうしてこうもついていないのか。朝は電車の中に忘れ物をして、実戦中は本当に何も起きない。

3度目ぐらいのBIGでようやくバレットバトルに突入したが、対戦相手はいつものロベルタ…

(C)広江礼威・小学館/BLACK LAGOON製作委員会


ではなく、ヘンゼルとグレーテルではないか!?

これは大チャンス、ここでARTに入れなかったらきっと今日はこのまま投資人形になってしまう。

気合を入れてレバーを叩いたら…なんと強チャンス目降臨。

そして、撃破。ボーナスを期待したけれど、そのままARTに突入。よしよし、まだ可能性はある、大逆転の可能性は十分にある。と思っていた矢先に…

(C)広江礼威・小学館/BLACK LAGOON製作委員会


ヘヴンズラッシュ突入。時計を見ると、夕方の5時。朝から打っていて、今日初の見せ場が到来。

ラッシュ中は順調にBARが揃い続けて、レア役も引いた。

(C)広江礼威・小学館/BLACK LAGOON製作委員会


スーパー昇格に期待するも、その夢は叶わず。それでも3桁上乗せに成功。さあ、大逆転の準備は整った。ここからバレットを大量獲得して、バレ満→ロングARTという道を進むのみ。今年の私は一味違う。既に万枚を達成しているほど、今年の私は絶好調なのだ。







(C)広江礼威・小学館/BLACK LAGOON製作委員会


今年もいつものスロカイザーかもしれない。一度、バレットバトルでARTを引き戻したが、焼け石に水だった。


私がARTを終えたとき、F山科氏、大和氏も区切りの良いところだったので、ここで実戦終了。悔いを残さないためのレトロ台実戦だったが、45000円ほどの負けと余計に悔いを残す結果となった。THE本末転倒。


1月末を目途に多くのレトロ台は消えてしまったが、ギリギリセーフで生き残る機種も存在する。ACTさんだと「アイドルマスターライブインスロット」などがそうだが、それもあと数ヶ月の運命。これから思い出深い機種が次々と消えていくので、皆も悔いを残さないようレトロ台と戯れてみてはどうだろうか。