『出玉の「波」は狙えるか!? そもそも「出玉の波」は存在するのか?』その答えは……存在するっ!

シリーズ名
試みの高低線 —嵐のハードボイルド人生相談— (毎週水曜日更新)
話数
第14回
著者
編集メガネ(以下、メ) 「嵐さんが『ハードボイルド作家・粗方嵐蔵』に扮してあらゆる方々のお悩みに答えていく誰得人生相談型コラム、『試みの地平線(スランプグラフ)』。前回は特別編をお送りしましたが、今回からはいつも通りに読者の皆様のお悩みにお答えしていきます!」



■PN『いたすろ』さんからのご相談

先生は「回胴バカ一代」という番組をご存知ですか? マス嵐さんという方が出演していらっしゃる番組です。オープニングがアホすぎる(ユーモアに溢れている)のですが、動画の内容はとても勉強になります。生でマス嵐さんに会いたいですが、私の夢は叶わないのでしょうか?


■粗方先生のお答え

マス嵐は俺の友人だ。

この前に会った時も

「この時期の道着と下駄は本当に辛いんすよねぇ…」

とこぼしていたぞ。

だから俺は

「ユニクロのヒートテックの『超極暖』というのが暖かくて本当に良いらしいぞ」

とアドバイスしておいた。

アイツは見た目に反して体が弱いところがあるから、この時期の回胴組手で風邪を引かないようにくれぐれも気を付けて欲しい。

また、撮影スタッフにも

「外ロケはなるべく速やかに終えられるように下準備をしておく」

といったような気遣いを少しは心がけておいて欲しい。いや。マジで。

なお、エンディングで次の戦場に歩いて向かうのだが、頼むからこの時期は早くオッケーを出して欲しい。いや。心から本当に。

…なんだか話が横道に逸れてしまったので、本題に戻そう。

マス嵐に会えるか?

もちろん、望めばいつだって会える。

マスだけじゃなく、俺にだって会えるし、なんなら「超自然研究所」の山風所長にだって、ニューヨーク支部長のストームにだって会おうと思えば会えるハズだ。

それら全ての人物を繋ぐキーパーソンは、パチスロライター嵐である。

もし彼に会うことがあったら

「マス嵐に会いたい」

というお前の想いを告げてみろ。

そうすれば後は、きっと彼がなんとかしてくれるだろう。

だから小僧、とりあえずマスに会いたいのであれば、まず嵐を探せ。



■PN『ア●メ将軍』さんからのご相談

先生!! 遊技中の咥えタバコの隣人の懲らしめ方を教えて下さい。咥えタバコは煙が常に顔の高さに流れて来るので、ボクも喫煙者ですけどツライんです。


■粗方先生のお答え

遊技中の咥えタバコは本当に迷惑だよな。

俺も愛煙家だが、自分のも含めて副流煙には本当に辟易する。

では、懲らしめるためにはどうすればいいか?

直接的にこちら側の不満を伝えてもいいのだが、なにせ相手は自分の煙の行方にすら気を遣えない人間だ。

そんな人間をこちらの常識の物差しで測るのは危険な可能性もある。

こちらが正当な言い分として

「すいません。副流煙が煙たいので、咥えタバコをヤメていただいてもよろしいですか?」

と、努めて冷静に、かつ丁寧に懇願したところで

「あ?」

と凄まれてしまったのではやるせないし、何の解決にもならない。

ちなみに俺も若い時分に、そうした苦い実体験がある。

隣人が自分より年嵩のヘビー&チェーンスモーカーで、俺の眼前は常に濃霧注意報状態。

その環境に我慢が出来なくなって、先ほどに述べた口上を出来るだけ丁寧に隣人に伝えた…つもりだったのだが、隣人はこちらを一瞥しただけで、

「チッ」

と舌打ちしながらタバコをもみ消した。

…その後に場を支配したのは、圧倒的気まずさ。

そして俺は、その場の空気に耐えきれずに席を立つ羽目になった。

こんなことになっては、せっかくのパチスロも楽しめなくなる。

仕事や学業のストレスを晴らしにホールへと足を運んだにも関わらず、要らぬストレスを抱えて帰路に着いては本末転倒である。

ましてや自分だけでなく、相手の心にも、しこりを残す結果にもなりかねないだろう。

だったら、懲らしめるのではなく「気付いてもらう」ように努めるのがいいんじゃないだろうか?

ちなみに俺は、咥えタバコや顔の付近における持ちタバコで隣人の副流煙が眼前に流れてきたら…

●軽く咳き込む

●椅子を思いっきり後ろにズラす(椅子が固定式の場合は、通路の邪魔にならない程度に背もたれを後ろに倒す)

というような仕草で

「副流煙来てますよー! 結構煙たいですよーっ!」

ということを、暗にアピールする。

特に後者は、実際に副流煙を避けることも出来るので、とりあえずの対応策にもなる。

ちなみにこの時は、多少オーバーなアクションになってもいい。

そのことで隣人がこちらの動向、そして意図に気付き、タバコの煙の行方に少しでも気を遣ってくれるようになれば、それほど気まずい思いをすることもなく(多少はあるが)、互いに遊技を楽しめるようになるだろう。

だから小僧、とりあえず懲らしめようとはするな。迷惑だと気付いてもらえるように努力しろ。



■PN『ぴえろ』さんからのご相談

いつも楽しく読んでます。真剣な悩みなのですが、先生はノーマルタイプに「出玉の波」は存在すると思いますか? オカルトではなく、仕込まれた「出玉の波」です。私はよくアクロス系、特にバーサスが大好きで打つのですが、理不尽なハマリと嬉しい大連チャンによく遭遇します。「波が狙える」とは思っていませんが… 先生はどう思いますか?


■粗方先生のお答え

存在する。

少なくとも俺はそうした認識でいる。

なぜなら、多岐に渡るボーナスフラグ(=単独当選や○○同時当選)と、それぞれに定められた当選確率が織り成すことで生まれる多種多様な出玉の高低線が、全国津々浦々のホールで日々描かれている以上、それは実際に起きている「事象」であると言えるワケだ。

つまりそれは、

「仕込まれた"数値"が生み出す出玉の波」

である。だから存在する、と俺は考えている。

だから、お前が言うように波を狙うことが出来ないのは当然だ。

なぜなら、波は「波として仕込まれているワケではない」からだ。

パチスロにおける出玉の波は、規定路線として仕込まれた波ではなく、目の前の一打一打が寄せては返し、返しては寄せて生み出す産物。

言わば完全な「結果論」だからな。

次の1Gで何が起こるかは誰にも分からない。

それが完全確率を採用したゲームの最大の面白みであり、それを最も肌で感じることが出来るのがノーマルタイプの醍醐味であると言えるだろう。

だから小僧、とりあえず俺の結論はこうだ。

パチスロには「仕込まれた波」は存在しないが、「仕込まれた数値が結果的に生み出す波」は存在する。

だからこそ、波は決して狙えるものではない。

…が、それでも「狙えそうだ」と思って打つパチスロは楽しいよな。

ぶっちゃけると俺も、同じバーサスの設定1を打つなら、出来るだけハマっているほうを打ちたいと思ってしまう。

その方が、確率のはねっ返りという名の大波にライド出来そうな気がしてしまうものな(笑)。



「マス嵐も、粗方嵐蔵も、山風所長もストームも、全部同一人物やん」

「そんな根も葉もないこと言わんでくださいよ(苦笑)。一応、みんな別人物ってことで取り組んでいるんですから」

「まぁ、このクソ寒い中、キャラの徹底のために道着を着て開店前の列に並んでいる努力は認めんこともないけど(笑)」

「あと、地味に辛いのは『夏場の山風所長』ですね。カツラの中が蒸れ蒸れで、止めどなく汗がしたたり落ちてきますから(苦笑)」

メガネ「じゃあ、あの番組を続けていればその内ヅラはいらんくなるかもしれへんね。蒸れは毛根にとって最大の敵…という話もあるし」

「そんな怖いコト言わんでくださいよ…」




アナタの悩みを自称ハードボイルド「嵐」が親身になって解決に導いたり導かなかったりします!

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