ホールマネージャーがデータから読み取った『今、狙い目の機種』とは?さらに5.9号機にも甘い機種がある!?

シリーズ名
現役ホールマネージャーだけど、なんか聞きたいことある? (毎週日曜日更新)
話数
第94回
著者
アタマキタ
新年明けましておめでとうございます。

今年の初打ちは皆さんもうお済みだろうか?

昨年の12月は、パチンコは「真・花の慶次2」以外の目立った新台入替はなく、「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」の増台くらいで、あとは予定通りの中古機を中心とした導入となった。

パチスロはというと、こちらも例年とは全く違って、「SLOT魔法少女まどか☆マギカA」と「ブラックラグーン3」の導入くらいだろうか。

そんなこともあり、12月は新台ファンにとってはちょっとばかりさみしい月となったが、今年リリースされる機種数は、パチンコもパチスロも昨年より大きく減っていく見込みとなっている。

新台が導入されない現状で、ホールはどのようにしてファンを繋ぎとめようとしているのか。12月のホールデータからその内容が見て取れるので、今回はそのことについて書いていきたいと思う。


まずはパチンコから。冒頭でも書いたが12月の大型の新台導入は、ほぼ「真・花の慶次2」だけになった。そのため、大量導入しているホールも多く、全国的には標準的な新台よりかは甘く使われているという結果が出ている。

3月くらいまでの新機種のリストには、これほど大量導入される機械はなく(慶次は約8万台)、今後も減台を繰り返しながらも、ホールの中心となっていく機種になるだろう。そのため、店によっては先々を踏まえての甘めの運用が続くと思われる。

さらにそれよりも甘めに使われているのが、11月に導入された「大海物語4」だ。「沖海4」も設置されている店では、「沖海4」の台数によって「大海4」の力の入れ方が若干変わってくるようなので、打つ際には両機種の導入台数のチェックも必要だろう。

いずれにしてもホールにおける「沖海4」「大海4」の扱いは別格であることは間違いない。本当は新台など打たず、海を打っている人が1番利口なのかもしれないな(笑)。

その他の12月の新台では、甘デジの「世界でいちばん強くなりたい!」や、「ぷよぷよ」「フィーバーマイケル・ジャクソン」が導入されたが、どれも特別に甘い機械ではないことから、勝負できるコンディションではないと予想される。

準新台となった「不二子」は、もともとのスペックがカラいことが影響して、運用状態が悪化している。今後ますます稼働低下が予想されるため、手を出しにくい状態となるだろう。


新台以外での今後の注目機種は「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」だ。久々に名門であるSANKYOが放ったヒット機種で、スペックが良く、大きな差玉も見受けられ、人気も保っている。今後再販の動きもあり、1月、2月とまだまだ増台が続く見込みとなっている。そして増台したホールは、客付きを上げていくことを考えなければならないので、今後必然的に甘めの運用になると予想される。



続いてパチスロだ。12月はパチンコ以上に新台の導入が少ない月となった。例年12月といえばパチスロが大量導入され、年末年始は盛り上がっていたのだが、去年の12月は全く違った。それは5.9号機の販売戦略もあって、各メーカーが出し渋りをしたり、なかなか保通協の適合を受けられなかったりしたためだ。その結果、12月はわずか3機種の販売となった。

その3機種のなかで最も堅調に推移しているのが「ブラックラグーン3」だ。こちらは5.9号機ながらも7000枚程度の出玉はボチボチ見受けられ、他の低純増の5.5号機のART機と比較しても遜色ない出玉力がある。おまけに低設定での事故率も高く設定されているようで、利益率は低めで推移している。

導入台数が少なめな店舗が多く、低設定で利益重視の運用が予想されていたのだが、データを見る限りでは甘く出ているようだ。「ブラックラグーン3」は、設定1でも勝てる可能性が十分にある機械だということを、頭の片隅にでも置いておいた方がいいだろう。

「SLOT魔法少女まどか☆マギカA」は、稼働的には苦しい状況といえる。基本的な演出の変更点が少なかったり、リールのサイズが小さかったりで、もともと懸念されていた通りの結果となってしまった。

ただ運用の方は甘めとなっていて、特に大量導入した店では稼働が飛んだら終わりという危機感からか、設定はボチボチ使っているであろうことがデータには出ている。

「ゴッドイーター2」に関しては、利益率も高めで、それに合わせて稼働の低下も早くなっている。残念ながらほとんどのホールが使えないと判断を下したとデータから見て取れた。


新台以外で目立つのは、相変わらずホールの稼働の中心となっている「バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆」「沖ドキ!or沖ドキ!30」「アナザーゴッドハーデス」「ミリオンゴッド-神々の凱旋-」あたりだろうか。

上記機種は稼働は堅調なのだが、けっして勝ちやすい機種ではない。唯一「バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆」だけはイベントなどで甘く使われることが多いため、他の機種と比較してもチャンスがあるといえよう。

そして、おもしろいのは「沖ドキ!」だ。25パイと30パイがあるのだが、30パイの方が甘く運用されている。しかも、30パイを導入している店舗での沖ドキ!30の導入台数は多く、稼働の中心と考えている店では、まだまだ甘く運用すると予想されている。

ということで、パチスロの結論にいこうと思うのだが、やっぱりジャグラーシリーズかな(笑)。ジャグラーはパチンコでいう海物語的な存在のため、どの店でも放出をかけてくるタイミングが多くなるからだ。

ここまで長々読ませておいて、結局は海かジャグラーを打てということになるのか(苦笑)。まあそれだけでは「なんのために解説したんだ!」と言われそうなので、ここでおすすめの機械を発表しよう!



その名も「バーサス」。


打った人なら分かると思うが、訳の分からない爆連をすることが多く、店も扱い方が難しい機種だといえる。結果、ジャグラーを含んだノーマルタイプのなかでは、1番甘いといえるだろう。

つらつらと解説してきたのだが、去年も一昨年も結論は同じことを言ってたような気がしてならない(笑)。しかし今回説明させて頂いた内容は、すべてデータとして残っているものである。

参考になったかどうかは分からないが、このことを踏まえたうえでホール選び、機種選びなどをして、今後打ってみてはいかがだろうか。


ではまた来週!


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