優良ホールの見極め方のポイントは2つ。それは「必然性」と「予算」である

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第89回
著者
悪☆味
さて、2週にわたって「優良ホールの探し方」について書いてきたんだけど、今週はホールの見極め方について書いてみたいと思います。


まず、高設定を使う可能性があるホールを見極めるポイントは2つあると思うんですよ。それは「必然性」と「予算」。

「必然性」というのは高設定を使わなければならないとホール側が考えるであろう理由。競合店の存在とか、主に立地に起因する。

これは当たり前のことで、競合店がなく、高設定を使わなくても集客できるのであれば、ホールは全台設定1で放置しておくことでしょう。

逆に競合店が存在したり、競合店はないけど立地が悪くて集客が見込めない、というような場合は、高設定を使って集客せざるを得なくなる。

ただ、競合店の有無や立地に関わらず、設定ではなく他の部分での集客方法(新台入れ替えや接客とか)に傾倒するホールもあるので、そのあたりは見極めが必要です。


で、「予算」については、「高設定を使える余裕があるのかどうか」ということが重要になる。

普段からお客がガラガラなホールでは、たとえ特定日でも還元できる範囲は狭まってしまう。

もっと具体的に言えば、家賃は大きく影響すると思う。特に東京の場合は家賃が高いので、都心部の駅前などで集客が弱ければだいぶキツいだろうと想像できますよね。

そこで大きなポイントが、「賃貸かどうか」という部分。

持ちビルで営業しているホールなどは、家賃の支払いがないぶん、かなり予算的に余裕が生まれるんですよ。

知り合いのホール店長さん(持ちビル営業)も、賃貸だったらとっくに潰れてるんじゃないかな? と話してましたもん。

そこのホールはそこまで稼働が強いわけでもないのに、設定状況はかなり良い。やっぱり、賃貸と持ちビルの差は大きいのでしょうね。

もちろん、賃貸かどうかを表示しているホールなんてないですよ(笑)。でも、たとえば店鋪が入っているビルの名称とホールの親会社をネット検索したりすると、判明する場合もあります。


さて、とりあえず高設定を使いそうなホールに目ぼしをつけられたら、今度はそのホールが自分にとって使えるホールかどうかを見極めていくことが重要になる。

それは一朝一夕にできるわけではなく、何度も通って自分なりに判断していくしかない。

個人的な経験則で言うと、まず何よりも注目すべきは朝イチの客層。

朝イチから高設定を明確に狙ってきているであろうスロプロ風の打ち手がいるかどうかで、ホールの状況をある程度想像できる場合もある。

当然、パッと見ただけでは狙ってきている打ち手なのか、明確な狙いもなく打ちに来ている打ち手なのかを判断するのは難しいかもしれない。でも、何度か観察しているうちに、行動から判断できるようになるはずです。小役カウンターを使っていたり、ホールを観察している時間が長い、とかね。

ただし、朝イチから高設定を狙っているスロプロ風の打ち手がいるホールを見つけたとしても、それが集団だったり、ホールの規模に対して人数が多すぎたりした場合は、基本的に俺はスルーしている。

自分が状況を把握していないホールで軍団に対抗しても勝てる可能性は低いからね。

それでも、そういったスロプロ風の打ち手が、「朝イチに座った台を打ち切っている割合が低い」のであれば、そのホールは狙い目となる可能性が高い。

スロプロ風の打ち手が多い、つまり高設定を使っている可能性が高い。そしてその打ち手が朝イチで高設定を掴めていないのであれば、自分にも付け入る隙がある、ということ。

そういったホールが見つかれば、あとは何度か通いながら、高設定が入りやすい機種とか、回収日と還元日の傾向とかを見極めていくだけ。


たくさんの人が集まるホール、設定状況が良いホール、それらが必ずしも自分にとっての優良店ではないということ。

ただ、せっかくパチスロを打つのであれば勝負できる環境で打ったほうが絶対に楽しいから、是非とも自分なりの優良店を見つける努力をしてもらいたいなと思います。