5.9号機はアリかナシか?「3000枚規制」という言葉が一人歩きして誤解している人も多いが、4000枚出ることもありうる

シリーズ名
試みの高低線 —嵐のハードボイルド人生相談— (毎週水曜日更新)
話数
第9回
著者
編集メガネ(以下、メ) 「気付けば2017年も師走…ということで、今年もいよいよ残り1ヶ月となって参りました。…ですが、本コラムは師走だろうがシラスだろうが、変わらず誰得人生相談道を爆走します! 嵐さんが扮するハードボイルド作家『粗方嵐蔵(あらかたらんぞう)』氏が、今回も読者の皆さまの魂の地平線から投げかけられる言葉に、全力で答えていきまっせ〜」



■PN『ライター好き』さんからのご相談

よくライターさんが来店しているホールに行くのですが、上手な声のかけ方がわかりません。ライターさん的には、どんな感じで声をかけられるのがいいですか? 撮影中は当然NGですよね?


■粗方先生のお答え

そんなに深く考えなくても、お前のタイミングで声を掛けてやれば、ライターたちは普通に喜ぶぞ。

ただ、もしライターが動画撮影をしている場合においては、本人に直接…ではなく、背後に立って撮影をしているカメラマンに、まずは声を掛けてみて頂けると、より有り難いかもしれない。

なぜなら、もしかしたらちょうど声を掛けようとしたそのタイミングで、その日の実戦動画の核となる見せ場を消化&撮影しているかもしれないからだ。

だから、声を掛ける際には、いまがそういう状況かどうか…を予め確認してから声を掛けてやると、ライターたちはもっと喜ぶだろう。

だから小僧、とりあえずまずはカメラマンに声を掛けてみろ。

もちろん、その日が動画撮影などではなく、ただの実戦取材なら、いかなる時に声を掛けても全くもって問題はない。

…と、いうか、そもそも冒頭でも言ったように、そんなに気を遣わなくても本当に大丈夫だぞ。

そもそも我々は、声を掛けて頂けるだけで、本当に有り難いのだからな。



■PN『蒼鉄』さんからのご相談

平日は仕事なので、土日に朝イチから打ちに行くのですが、何を打つのがいいですかね? ホールも近所のホールじゃなくて、平日がヒマなビジネス街とかを狙うのがいいのかな?


■粗方先生のお答え

週末に勝負をしたいのなら、一般論的には逆に郊外店を狙うのがセオリーだろう。

週末に訪れた客に好印象を与えることで、平日の稼働の底上げに繋げたいと目論むホールは少なくない…とされているからな。

逆にビジネス街のホールは、仕事帰りの勤め人が気軽に立ち寄れる立地にあることから、平日は夕方以降の稼働が安定しているケースが多い。そして週末は、ドーナツ化現象により人手が極端に減るため、それに準じて稼働が落ちることも明白なので、高設定を使ってもあまり意味がない…と考えるホールが多いとされている。だから、わざわざ狙いに行くことはあまりオススメできない。もちろん例外はあるが。

だから小僧、良い勝負がしたいならとりあえず郊外店に行け。

もちろん、全ての郊外店が週末に力を入れるわけではないから、店選びは慎重にな。

出来れば店舗がひしめきあっていて、かつ、それぞれの稼働がそれなりに盛り上がっている地域で打つのがオススメだ。

そういうところは一店一店が、他店に負けじと営業努力に精を出している可能性が高いからな。

そういう地域を見つけたら、あとはお前が好きな台を打てば良い。そこまでお膳立てを整えれば、よっぽど不人気な機種を攻めない限りは、それほど悪くない状況下で勝負が出来るだろう。

だからホール選びに努力したら、あとはのびのびと、好きな台を目一杯楽しめ。



■PN『えー太郎』さんからのご相談

5.9号機はいっぱい出ると出玉の天井があって、天井まで行くと出なくなると聞きました。昔のパチンコのリミッターみたいな感じですか? 5.9号機は打たないほうがいい?


■粗方先生のお答え

有利区間(=ART、またはそれらが当たりやすくなるCZや高確率状態などの区間)の消化ゲーム数には「最長1500G」という上限があるが、出玉にはリミッターのような上限はないぞ。

「3000枚規制」という言葉で表現されることが多いから、出玉にもリミッターがある…と誤解するケースも多くなってしまうのだろう。

5.9号機のARTは、1Gあたりの純増枚数が最高2枚まで…という規則になっており、有利区間の最大ゲーム数とその純増枚数を掛け合わせると「1500G×2枚=3000枚」となるため、くだんの3000枚規制と呼ばれることが多い。

ただ、純増2枚の内訳がARTのみの機種もあれば、ボーナス込みの機種もあり、後者であればボーナスのヒキ次第で、純増枚数に増減が生まれることになる。そのため、有利区間を完走したときに2500枚で終わることもあれば、逆に3500枚を超えることも、同じようにあり得るわけだ。

つまり、有利区間中に尋常ならざるヒキを発揮すれば、一撃の獲得枚数が4000枚を超えたり、それこそ5000枚に届く…なんてこともあるかもしれない。

少なくとも、3000枚を超えた途端に閉店ガラガラ。その後は通常時に戻ってひたすらに出玉がノマレる…なんてことはないから、安心しろ。

そのうえで、5.9号機は打たないほうがいいか? という問いについても答えよう。

とりあえず小僧、まずは試しに打ってみろ。

5.9号機の打感は、これまでの機種とそれほど変わらない…というのが、俺の個人的な感想だ。

特にニューパルサーSP2などは、「実はこれも5.9号機ですよ」と言われないかぎり気付かないほどだ。

だから、ゲーム性が刺さるか刺さらないか…は、普通にその機種に対する好みによるところが大きいと思う。

まずは打ってみて、5.9号機への誤解や偏見を解いてから、自分が打つべきかそうでないかを判断して欲しい。

幸い、いまはまだ旧基準機が設置割合の30%を占めているワケだし、残りの70%も大半が5.5号機だ。

つまり、選択肢はまだいくつも残っている状況なのだから、性急に5.9号機のアリかナシかを判断する必要もないだろう。

「とりあえず新台だから試しに1度触ってみるか。話のネタにもなるし」

くらいの軽い気持ちで、向き合ってみるのもいいだろう。



「たしかに、3000枚規制という言葉で出玉リミッターがある…と誤解している打ち手は多いやろね。俺も最初はそうなんかなって思ってたし」

「僕も最初はそう思いましたからね。でも、実際は違いますし、有利区間が終わってまたすぐに有利区間に突入する…という僥倖に恵まれれば、二撃で6000枚…といったようにまとまった出玉を獲得することも充分にあり得るワケですから、爆発力…という意味ではこれまでの機種と比べてもそこまで遜色はないと思います」

「現に万枚報告もあるみたいやしね。…まあ、旧基準機でも万枚どころか、3000枚もとんとご無沙汰…な俺にとっては、あんまり縁のない懸念なんやけど。一撃性の問題は(苦笑)」

「まあ、実際は5.9号機じゃなくても3000枚ってなかなか出ないですからね(苦笑)」





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