回胴の未来に対して悲観的な意見も多いが、新たな希望を生み出す1つのキッカケになることもある

シリーズ名
試みの高低線 —嵐のハードボイルド人生相談— (毎週水曜日更新)
話数
第7回
著者
編集メガネ(以下、メ) 「嵐がハードボイルド作家『粗方嵐蔵(あらかたらんぞう)』に扮して、読者様のお悩み答える毒にも薬にもならない人生相談型コラム、今週も始まりまっせ〜」


■PN『鮪伝説』さんからのご相談

鮪伝説が打ちたいのですがどこにもありません! どこにありますか?


■粗方先生のお答え

最近は「リクエスト導入」という形式を採っているホールが散見される。客の「○○が打ちたい!」という要望に応えて、すでに撤去された機種を再導入したり、未導入の機種を改めて導入するサービスだな。

そういうホールに足を運ぶ機会も少なくないのだが、そこではかつて一世を風靡した人気台だけでなく、「お前、まだ現役でいてくれたのか…」と、思わず相好を崩してしまうようなレア台・珍古台と出くわすこともある。

現状、全国規模で設置店舗を検索してもヒットしないような機種と再び逢瀬を重ねたいのなら、このサービスに一縷の望みを託すしかない。

だから小僧、とりあえずリクエスト導入のサービスを採用しているホールを探せ。

もちろん、できればかつての人気台だけでなく、珍古台も導入した実績がある、遊び心溢れるホールが望ましい。

そしてもし、そんなホールを自分の行動可能な範囲内で首尾よく見つけることができたら、毎日通って鮪伝説の名前を投書しまくれ。

どういった手法で客側のリクエストを受け付けているかはホール次第だろうが、それがホームページでの書き込みやネット上でのメッセージ送信ではなく、手書きでの投書であればしめたもの。

あとは名を変え(おそらくは匿名だろうが)、筆跡を変え、ただその全ての投書に溢れんばかりの鮪伝説に対する想いを乗せ、あたかも多くの打ち手から「鮪伝説待望論」が持ち上がっているように演出できれば…再会の刻は近いかもしれない。

冒頭のお前の問いかけに改めて戻ろう。

——鮪伝説はどこに在るか?

今はお前の心の中に在る。



■PN『金剛鋼鉄』さんからのご相談

自分は今35歳になのですが、生まれて初めて恋なるものを経験しております。しかし、相手が15歳も下の20歳の女の子です。アタックするにも相手の歳を思うとなかなか…。先生、アタクシどうしたらいいでしょうか?


■粗方先生のお答え

恋に年齢は関係ない。

もちろん、相手が未成年であれば一考が必要だが、お前が好きになった相手は20歳。

大人の女なのだから何一つ問題はない。ただ、お前が言うように相手の年齢をしっかりと慮ってやる必要はある。

15歳も違えば、育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めない。

お前がそのまま猪突猛進しても、世代のズレという大きな障壁が立ちはだかり、恋路はかくも険しきものとなるだろう。

だから小僧、まずは自分を磨け。

20歳の女が普段どんなことをして過ごしているのか。

その日々の中で、何を好み、何を楽しいと感じ、何に感動し、そしてどんな男に惹かれるか…を全力でリサーチしろ。

そして、その一般論的な嗜好に適応できるようにまずは自分を変えていけ。

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」

これは孫子の兵法の一文だかが、この理は戦だけでなく、仕事にも、パチスロにも、そして恋愛にも応用することができる。

だから、まずはその理に則って己を知れ。

彼…即ち、彼女を知ろうとするのはそれからだ。

戦は緒戦が大事という。

そしてパチスロは朝イチが大事だ。

それと同じように、恋愛においても大事なのは第一印象だ。

お前と女はもうすでに出会ってしまっているのだろうが、まだ向こうがお前の想いに気付いていないのならば、男としての印象はそれほど濃くはない…むしろ薄い可能性すらある。

少しでも、相手が「自分を知ろうとしてくれることが嬉しい」と思ってもらえるような存在になろうとすることが大事なのだ。

もちろん、それでもこの恋が成就するかは分からない。

だが、そうやってまずは相手に重きを置いて自分を磨こうとした経験は、お前のこれからの人生において必ず意味を持つ。

少なくとも、これからは「ひとりよがりな恋」をしなくて済むようにはなるはずだ。

だから小僧、まずは自分を磨け。



■PN『レア役間ハマリ』さんからのご相談

就職先で悩んでいます。普通のサラリーマンになるか、大好きなパチスロのメーカーを目指すか。パチスロメーカーは先行き不安な気もするし…どうしたらいいでしょう?


■粗方先生のお答え

仕事を選ぶ上で、安定を指向するか、それとも夢を追うか?

その2択は誰もが1度は通る道だな。

どちらを選ぶべきか?

人は誰しも失敗などしたくはないから、その2択に延々と頭を悩ませ、なんとか正解を導き出そうとやっきになる。

将来を大きく左右しかねない職業選択は、たしかに大切な人生の岐路だ。

そして俺もその岐路を通り、こうしてオヤジになるまで一応は歩めてきたわけだが、俺は自分の経験則から、あえてこんなことを言わせてもらう。

その2択…実はそんなに重要ではないぞ、と。

無責任極まる発言に聞こえるかもしれないが、俺は本当にそう思っている。

なぜなら、大切なのはその2択ではなく、選んだあとの自分1択だからだ。

例えば自分なりに考えて、出来るだけ安定指向の道を選んだとしよう。

本当にそれで安定が確約されるのか?

終身雇用制度が「古き悪しき制度」となりつつある現代日本。

どんな仕事に就いても、頑張らなければクビを切られる可能性があるのが今の社会だ。

ならば、安定か夢か…を秤にかけるのではなく、就職したあとに自分が本当に頑張れるか否か…を秤にかけるのが、今の時代にあった職業選択だと思う。

そして、特性は人それぞれだ。

安定のために力を発揮できる者もいれば、夢を追うことで力を発揮する者もいる。

その選択が正解だったのか。その答えは2択を決断した後に気付くものだ。

安定した毎日に嫌気がさして夢の道へと飛び出す者もいれば、夢を追うことに疲れ、改めて安定を求めて歩き出す者もいる。

だから小僧、とりあえずまずは自分の将来の姿をしっかりとイメージしてみろ。

どちらを選んだ時に自分がメイチ(万全の状態)で頑張っていけるか、力を発揮していけるか…をしっかりと考えてみろ。

もし仮に失敗してしまったとしても、それは改めて自分の特性が知れたということ。

あの頃の自分のイメージ力なんてこんなものか…と、苦笑混じりで頭を掻きながら、また別の道を歩み出せばいい。

人生の岐路は1つではない。

そして最初の岐路での失敗なんて、その後の自分次第でいくらでも結果を塗り替えられる。

だから、安定か夢か…なんて入り口の形にはこだわるな。

その先に在る自分に、とことんこだわってみろ。



■PN『くっきい』さんからのご相談

最近ノーマルタイプが増えましたね。面白いんですが、昔の4号機と比べるとイマイチ…。変態的なリール制御の台ってもう出ないんですかね?


■粗方先生のお答え

リール制御を司るテーブルの数が違うのだから、正直なところ現行機種で昔ほどの変態制御を実現することは難しいだろう。

だが、これが6号機、7号機…となってくれば、話が変わってくる可能性は充分にある。

回胴の未来に対して悲観的な意見を耳にすることも少なくはないが、新時代の到来は、逆にそうした希望が見出せる1つのキッカケになる可能性があることも、俺たちは決して忘れてはいけないだろう。



■PN『前担当編集しゃっく』さんからのご相談

近所に熟練の技を持つ年配のマッサージ嬢がいると友人に教えてもらいました。すごいらしいです。ホンとにすごいらしいんです。でも、スロで勝ったら行こうと思った瞬間から連敗しだし、未だに行けてませんしイケてません。どうしたらいいでしょう?


■粗方先生のお答え

とりあえず小僧、マッサージ嬢やスロにイレあげる前に、俺にオゴれ。




「前回の俺の時もそうやったけど、身内に対する回答が雑すぎひん?」

「いえいえ、取り分け『しゃっく』に対しては真摯な回答ですよ。…アイツ、前コラムの担当編集を辞するときに『今までお世話になったぶん、今度は僕がご馳走しますから!』って大風呂敷を広げたにも関わらず…アレ以来なしのつぶてですから(苦笑)」

「それはしゃっくがあかんな。アイツ、どの口でお悩み相談しとんねん(苦笑)」





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