パチンコライターが『パチンコと上手に付き合うために心がけていること』とは?

シリーズ名
運留のふっといでぇ (毎週土曜日更新)
話数
第99回
著者
運留
わたくし運留、パチンコと上手に付き合うために心がけていることがあります。それは、ついついアツくなるのをおさえにおさえて、なるべく平常心でいることです。コレが非常に難しいんだけど、株だとかFXだとかあらゆるギャンブルで言えることは、いかにクールでいられるかどうか。

自分なりの視点でもって予想したり台選びしたりするんだけど、結果がついてこないと「アレッ!? おかしいな〜?」から始まり、「そろそろ来るころじゃ」と、ついついいつもより投資がかさみ、気づけば半べそで「もうとことんいっちゃえ〜!」となってしまうのが大負けのパターンです。

コレを防ぐのが平常心。いや、そりゃもうちょい投資すれば当たってくれるかもしれんけど、過去のパターンからして行っちゃうと決めたらことん行っちゃうのは明白。傷が浅いうちに勇気の撤退を決断するのが運留流のパチンコとのつきあい方なのですな。


特に気をつけたいのが休み前の金曜日のパチンコ。わたくし運留、基本は土日を家族サービスにあてているので前の日に大負けブッこいたら取り返しに行けんだけでなく、ずっと負けの事を引きずってしまう。

普段なら「お父さん遊ぼう〜!」と息子が寄ってくれば「ハイハイ〜」とにこやかにキャッチボールで微笑ましい風景を作り出すのだが、金曜日に負けていると「まだ宿題が終わってないだろ!」と急に厳格な教育パパになってしまうという、つい大人気ない行為をとってしまい反省したりするのです。まったく、いつまでたっても成長できんおっさんです。


先週の金曜日は禁パチすると決めていたんです。何故なら翌日は前から楽しみにしていた、敬愛する桑田佳祐のライブがあるから。随分前からチケットを予約して、今か今かと楽しみにしていたわけですな。

どうせならイヤな気分を引きずりたくない、ならばそもそも打たなければ負けんわけで、心の底からライブを楽しもうと準備していたわけです。


ところが、だ。誌面企画で北斗無双の終日実戦に行く予定だったライターさんが、急遽体調不良で行けんようになった。嫌な予感がする。

でも、北斗無双は現行機の中では最も勝ちやすい部類の機種。ならば自分が行くしかないだろ! つって行ったはイイが、


やっちまった。5万使って1度っきりの大当たりがSTスルーという体たらく。

ふにゃふにゃになって最悪の精神状態の中、桑田のライブ当日を迎えたのでした。



ライブは名曲の数々で盛り上がるものの、曲と曲との間になると、やはり心の中で昨日の嫌な出来事がもやもやと沸き起こり、心の底からは弾けきれない状態。ク〜ッ、悔しい!

と、思っていたら桑田さんがライブ終盤のあいさつで「今日は楽しんでくれた〜!?」と自分の心を見透かすように聞いてくれるではないですか。そして続けて「明日からまた頑張ろうね〜!」だって。

東京ドームをいっぱいにしてパフォーマンスを繰り広げる桑田さんに比べて、パチンコで負けてうだうだしている自分のあまりに情けないこと。桑田さんが頑張ってんだから自分はもっと頑張らねば! と、やっとこイヤな気分が吹っ飛んでむっちゃくっちゃに盛り上がったのでした。

週明けの月曜日からは編集部で桑田佳祐の歌が止まない事でしょう。周りのみんなごめんね〜!