【CRドラム麻雀物語】楓7図柄テンパイから確変大当たりゲット!これは大連チャンも夢じゃない!?
- シリーズ名
- とら × パチ (毎週火曜日更新)
- 話数
- 第93回
- 著者
- たいがー山本
まいど! たいがーです。
先日、このコラムの読者さんからTwitterでこんな質問を受けました。
「たいがーさんはいつも梅田巡回をしていますが、打つホールは同じですよね?」
はい、御指摘の通り、打つホールはほぼ固定しています。というか、基本的に通うホールは固定した方が良いと思っていると言った方が正しいですかね。
その一番の理由は、ホールさんのイベントスケジュール(周年記念や特定の日付)からその月の行動計画を立てやすいし、なにより同じ台を毎日比較することができるからです。
このような立ち回りを『ジグマスタイル』と呼びますが、現在も俺の周りのパチプロや中・上級者はほとんどがジグマなんじゃないかと思います。
ではなぜ、わざわざ梅田の主要店舗を巡回するのか?
それは、ジグマのスタイルであっても、最新台や話題の機種の調整傾向はホールごとに違うので、各ホールの調整ポイントをチェックしておけば今後の参考にもなるし、なにより『保険として考えておくホール』を持っておくことも大切だと考えているからです。メインのホールにプラスして、サブとして二店舗ほど持っておけば、いつでも打てる台があるという安心感にも繋がりますから。
と、まあ、こんな感じですかね。
読者さんからのご質問は、このコラム経由じゃなくてもいつでもお答えしますので、SNSからもお気軽にお寄せ下さい。
では、今回も張り切って実戦に参りましょう!
2017年10月23日(月)
今日はアテがありません。というのも、俺がいつも通うホールさん、なんと本日は店休日でございます。今時、休みがあるホールというのも珍しいですが、よく考えてみると昭和の時代はそれが当たり前でした。
俺がまだ駆け出しのプロだった頃は、よく先輩プロからこんなことを言われたものです。
「ええか。店が店休の時はわしらも休みじゃ。暇やからとかいうて、近隣の店を荒らすような真似はするなよ。どうしても打ちたいならミナミやキタといった繁華街で打て。これは暗黙の了解やからな。絶対に縄張り荒らしみたいなことはしたらあかんぞ」
その時代は、仮にA店が水曜定休日であれば、隣接するB店は木曜定休日といった具合に調整されていました。なのでA店のプロが定休日にB店に行って打つと、B店のプロと揉めたという話はよくあったんですよ。酷い時は暴力沙汰で警察が来たりしたことも。とても物騒な時代でしたが、そんな経緯から自然と縄張りっぽいものが生まれた気がします。
でも俺は、そういう縄張りだとかのいざこざが徐々にめんどくさくなったんですよね。だから、自然と繁華街エリアを打って回る「エリアプロ」といった立ち回りに変化していきました。とはいえ、今は昔のようないざこざも起こらなくなったので、ジグマスタイルにまた戻っているんですが。
そんなわけで、今日は店休日だし久しぶりにエリアプロの立ち回りを。とはいえ、打つ店が違うだけで打つ機種は変わらないので、最近のお気に入り機種に絞っていつもの梅田巡回ルートをいつもより丁寧にチェックしていきました。
『あかんなあ。どこもヘソや肩周辺に不安な台ばっかりや。やっぱりいつものホールが一番打ちやすい気がするなあ』
チェックした台は、アリアとアイマリンと金富士。アリアについてはどこもほぼ満席状態で、空台を見つけても良さげな感じを受けないので座れません。
が、そんな時に見たこともない台を発見。なんと本日導入されたばかりとなる新台に空台があったのです。そこで近づいてじっくり見てみたら、
『あ、これは回るんちゃう? でもなあ…、なんの予習もしとらんぞ』
その新台とは…「CRドラム麻雀物語」。昭和の名機「麻雀物語」の後継機らしいのですが、見た瞬間になんか打ちにくそうなイメージを持ちました。
『ドラムと液晶の二段構え。なんか演出も忙しそうやけど、1種+2種仕様なんか。やっぱりこういう複雑そうなスペック機は新台導入初日でも空いてるんやな。ほな、打ってみよ』
あ〜あ、予習もしてないのに座ってしまいましたよ(笑)。でも、このホールさんは懇切丁寧なスペック説明と演出期待度などの表を台に備え付けてくれているので、それをじっくり拝見して軽く予習をしてからハンドルを握りました。
『おおっ、これなら文句言わずに打てる!』
5K入れて130回の試行。とりあえず、千円25回以上あれば大丈夫やろと安心したのですが、ここであることを思い出したのです。
『普通の台なら25回もあれば問題ないやろうけど、この台って混合タイプやった。ボーダーが高い可能性もあるんとちゃうか?』
またやってもうたか? もしかしたらボーダーギリギリなのか? と一気に不安になりました。が、個人的に千円25回以上の試行レベルは気分的に楽なので、とりあえず続行します。
打ち続けると、何やらアツそうな演出が!
咄嗟にカメラを構えたので見づらいですが、星4個のリーチに発展。しかも下のドラム部分では楓7図柄でテンパイしたのです。
『なんかせわしない演出やな。液晶を見るべきなのか、ドラムの演出に注視するべきなのか…ほんまに忙しいやん。でも、これは当たりそう』
…
…
やりました! これはもちろん確変大当たり! 当たった回転数は328回転目でした。そしてここから大連チャンも夢ではない、時短8回転へ突入です!
『なるほど。基本は電サポ4回転で、残りの4回転は残り保留ということか。それでトータル8回転という表記なんやな。どおりで、4個目消化で電サポが切れるわけや』
右打ち中の確率は1/4.85。お隣さんの台のデータをチラ見すると二桁連チャンした履歴がちらほらあったので、俺もそれくらいはいけるだろうと思っていたのですが…。
『もう終わり? たった3連って…めっちゃつまらん!』
俺の初当たりの第一印象は最悪なものに。
ですが、その後は最高11連もあり、ワケワカメな展開の中でも負けてへんだけマシかなと納得して撤収することとなりました。
今日はいつものジグマスタイルではなくエリアプロスタイルで稼働しましたが、冒頭に申し上げた「サブとして二店舗ほど持つ」ということがほんまに大事やなとも思いました。とはいえ、やっぱりいつものホールの方がしっくりくるというか慣れ親しんでいるので、気分的にも何か違うことも事実です。
読者さんもぜひお気に入りホールをメインにして、サブも用意して頂ければと思います。
そして、今回も予習もせずに新台を打つという行動を取ってしまいましたが、それはそれである意味楽しい部分もあったかなと思いました。でも、お勧めしませんよ(笑)。スペックなどの最低限のことは、必勝本やオリ法をチェックしてからにしましょう!
しかし、ほんまに最近の台って難しいね(笑)。
ほな、また来週!
それまでじゃんじゃんバリバリ稼いでや〜!!
【CRドラム麻雀物語 役満乱舞のドラム大戦 M2BU3】
大当たり…23回
稼働時間…10:45〜19:30
投資…12500円
回収…18000円(3.3円交換)
収支…+5500円
先日、このコラムの読者さんからTwitterでこんな質問を受けました。
「たいがーさんはいつも梅田巡回をしていますが、打つホールは同じですよね?」
はい、御指摘の通り、打つホールはほぼ固定しています。というか、基本的に通うホールは固定した方が良いと思っていると言った方が正しいですかね。
その一番の理由は、ホールさんのイベントスケジュール(周年記念や特定の日付)からその月の行動計画を立てやすいし、なにより同じ台を毎日比較することができるからです。
このような立ち回りを『ジグマスタイル』と呼びますが、現在も俺の周りのパチプロや中・上級者はほとんどがジグマなんじゃないかと思います。
ではなぜ、わざわざ梅田の主要店舗を巡回するのか?
それは、ジグマのスタイルであっても、最新台や話題の機種の調整傾向はホールごとに違うので、各ホールの調整ポイントをチェックしておけば今後の参考にもなるし、なにより『保険として考えておくホール』を持っておくことも大切だと考えているからです。メインのホールにプラスして、サブとして二店舗ほど持っておけば、いつでも打てる台があるという安心感にも繋がりますから。
と、まあ、こんな感じですかね。
読者さんからのご質問は、このコラム経由じゃなくてもいつでもお答えしますので、SNSからもお気軽にお寄せ下さい。
では、今回も張り切って実戦に参りましょう!
2017年10月23日(月)
今日はアテがありません。というのも、俺がいつも通うホールさん、なんと本日は店休日でございます。今時、休みがあるホールというのも珍しいですが、よく考えてみると昭和の時代はそれが当たり前でした。
俺がまだ駆け出しのプロだった頃は、よく先輩プロからこんなことを言われたものです。
「ええか。店が店休の時はわしらも休みじゃ。暇やからとかいうて、近隣の店を荒らすような真似はするなよ。どうしても打ちたいならミナミやキタといった繁華街で打て。これは暗黙の了解やからな。絶対に縄張り荒らしみたいなことはしたらあかんぞ」
その時代は、仮にA店が水曜定休日であれば、隣接するB店は木曜定休日といった具合に調整されていました。なのでA店のプロが定休日にB店に行って打つと、B店のプロと揉めたという話はよくあったんですよ。酷い時は暴力沙汰で警察が来たりしたことも。とても物騒な時代でしたが、そんな経緯から自然と縄張りっぽいものが生まれた気がします。
でも俺は、そういう縄張りだとかのいざこざが徐々にめんどくさくなったんですよね。だから、自然と繁華街エリアを打って回る「エリアプロ」といった立ち回りに変化していきました。とはいえ、今は昔のようないざこざも起こらなくなったので、ジグマスタイルにまた戻っているんですが。
そんなわけで、今日は店休日だし久しぶりにエリアプロの立ち回りを。とはいえ、打つ店が違うだけで打つ機種は変わらないので、最近のお気に入り機種に絞っていつもの梅田巡回ルートをいつもより丁寧にチェックしていきました。
『あかんなあ。どこもヘソや肩周辺に不安な台ばっかりや。やっぱりいつものホールが一番打ちやすい気がするなあ』
チェックした台は、アリアとアイマリンと金富士。アリアについてはどこもほぼ満席状態で、空台を見つけても良さげな感じを受けないので座れません。
が、そんな時に見たこともない台を発見。なんと本日導入されたばかりとなる新台に空台があったのです。そこで近づいてじっくり見てみたら、
『あ、これは回るんちゃう? でもなあ…、なんの予習もしとらんぞ』
その新台とは…「CRドラム麻雀物語」。昭和の名機「麻雀物語」の後継機らしいのですが、見た瞬間になんか打ちにくそうなイメージを持ちました。
『ドラムと液晶の二段構え。なんか演出も忙しそうやけど、1種+2種仕様なんか。やっぱりこういう複雑そうなスペック機は新台導入初日でも空いてるんやな。ほな、打ってみよ』
あ〜あ、予習もしてないのに座ってしまいましたよ(笑)。でも、このホールさんは懇切丁寧なスペック説明と演出期待度などの表を台に備え付けてくれているので、それをじっくり拝見して軽く予習をしてからハンドルを握りました。
『おおっ、これなら文句言わずに打てる!』
5K入れて130回の試行。とりあえず、千円25回以上あれば大丈夫やろと安心したのですが、ここであることを思い出したのです。
『普通の台なら25回もあれば問題ないやろうけど、この台って混合タイプやった。ボーダーが高い可能性もあるんとちゃうか?』
またやってもうたか? もしかしたらボーダーギリギリなのか? と一気に不安になりました。が、個人的に千円25回以上の試行レベルは気分的に楽なので、とりあえず続行します。
打ち続けると、何やらアツそうな演出が!

咄嗟にカメラを構えたので見づらいですが、星4個のリーチに発展。しかも下のドラム部分では楓7図柄でテンパイしたのです。
『なんかせわしない演出やな。液晶を見るべきなのか、ドラムの演出に注視するべきなのか…ほんまに忙しいやん。でも、これは当たりそう』
…
…

やりました! これはもちろん確変大当たり! 当たった回転数は328回転目でした。そしてここから大連チャンも夢ではない、時短8回転へ突入です!
『なるほど。基本は電サポ4回転で、残りの4回転は残り保留ということか。それでトータル8回転という表記なんやな。どおりで、4個目消化で電サポが切れるわけや』
右打ち中の確率は1/4.85。お隣さんの台のデータをチラ見すると二桁連チャンした履歴がちらほらあったので、俺もそれくらいはいけるだろうと思っていたのですが…。
『もう終わり? たった3連って…めっちゃつまらん!』
俺の初当たりの第一印象は最悪なものに。
ですが、その後は最高11連もあり、ワケワカメな展開の中でも負けてへんだけマシかなと納得して撤収することとなりました。
今日はいつものジグマスタイルではなくエリアプロスタイルで稼働しましたが、冒頭に申し上げた「サブとして二店舗ほど持つ」ということがほんまに大事やなとも思いました。とはいえ、やっぱりいつものホールの方がしっくりくるというか慣れ親しんでいるので、気分的にも何か違うことも事実です。
読者さんもぜひお気に入りホールをメインにして、サブも用意して頂ければと思います。
そして、今回も予習もせずに新台を打つという行動を取ってしまいましたが、それはそれである意味楽しい部分もあったかなと思いました。でも、お勧めしませんよ(笑)。スペックなどの最低限のことは、必勝本やオリ法をチェックしてからにしましょう!
しかし、ほんまに最近の台って難しいね(笑)。
ほな、また来週!
それまでじゃんじゃんバリバリ稼いでや〜!!
【CRドラム麻雀物語 役満乱舞のドラム大戦 M2BU3】
大当たり…23回
稼働時間…10:45〜19:30
投資…12500円
回収…18000円(3.3円交換)
収支…+5500円