2017カイザー的スロオブ候補 は「目標がはっきりしている機種」

シリーズ名
回胴皇帝的必勝塾ドッカーン (毎週木曜日更新)
話数
第90回
著者
スロカイザー
今年もあっという間に11月だ。この時期になると、どうしても気になるのがスロオブザイヤーの行方。

皆は2017年にリリースされた機種の中で、何が一番面白いと感じただろうか。私はまだ決めかねているところがあるけれど、「政宗2」が有力候補だ。

この機種の良さは何度も語っているのでここでは割愛するが、簡単に説明すると「跳ねる」「自力感」「いろは姫」だ。もちろん、政宗2以外にも魅力的な機種が数多く存在したので、今回は「2017カイザー的スロオブ候補」の一部を紹介しよう。


【ツインエンジェルBREAK】

言わずと知れたツインエンジェルシリーズの最新作。RT機からART機に変化して、ゲーム性は大きく変化したけれど“遊びやすい”というコンセプトは一緒。また、魅力的なキャラが織りなす魅惑的な演出の数々に魅了された人は少なくないだろう。

ただ、この機種の最大の欠点は「勝ちにくい(個人的に、だが)」というところだ。サロメモードに突入するかどうか、複数ストックを上手く獲得できるかがとても重要なので、ボーナスや小役を引くタイミングが噛み合わないと高設定でも苦戦を強いられる。

機種自体のクオリティとお乳レベルはトップクラスの高さなのだが、出玉性能が控えめなのでちょっと損をしている感がある。


【G1優駿倶楽部】

リリース前はまったく期待していなかったが、打ってみたらこの機種にウマくハマった。周期抽選の機種は、周期到達までの間が作業になりがちだが、この機種は競走馬の育成要素を入れることで退屈することなく楽しめるようになった。通常時という一番長く滞在するところが楽しいのだから、この機種の印象が良くなるのは当り前だ。ART中は若干まったりモードになりがちだが、適度に入る特化ゾーンやシナリオ推測などの楽しみがあるので退屈にはならない。

また、「何を目指せばいいのか」「どうすればいいのか」というのがハッキリしているので、その目標までの段階が想像できるのも良い。「どうして負けたのか」が簡単に説明できて、最近の機種にありがちな「結局、どうすれば勝てるんだよ」という不満を感じにくい。

この機種の欠点も「勝ちにくい(個人的に、だぞ)」ところなのだが、負けている間も面白いからタチが悪い。あと、競馬があまり関係ないという点も欠点か。競馬ファンというよりも、まこまこしたい人向け、お乳を堪能したい人向けの機種だった。あ、これは長所でもあるな。


【聖闘士星矢 海皇覚醒】

「セインセイヤー!」の掛け声を耳にするだけで、色々な汁がドバドバと流れる中毒性がある。この機種の魅力は兎にも角にも強烈な出玉性能、バランスという言葉とは無縁のゲーム性だ。

ARTが重いだけでなく、その突入契機であるGBも軽くないという欠点はあるけれど、それを補い、余るほどの大きなリターン。「まさにギャンブル」という、ひりつく感じが堪らない。リスクを抑える立ち回りはあるけれど、それを実践してもリクスは高いまま、と漢気溢れる1台だ。残念なのは、お乳要素が少なめなところだ。

初当たりの重い爆裂機がリリースされると、どこからともなく「もっと遊びやすい機種がいい」という合唱が聞こえてくるが、パチスロは出ないよりも出たほうが楽しいというのも事実だ。もちろん、爆裂機だらけになるのはどうかと思うが、常に選択肢の中に聖矢のような機種は存在していてほしい。

あと、個人的に世代ドンピシャなコンテンツなので、評価は上乗せだ。


【JAWS〜it's a SHARK PANIC〜】

2017年、もったいない機種ナンバー1。この機種が鳴かず飛ばずだったのは、コンテンツのせいだと思う。乙女シリーズや南国シリーズだったら、間違いなく結果は違っていただろう。完全にお乳が足りなかった。

この機種の魅力を一言で言うと「わかりやすい」。内部システムはやや複雑なところがあるけれど、打っている間はその複雑さは感じない。兎にも角にも、無敵ARTにぶち込めばいい。

余談になるが、版権などの関係で動画ではほとんど打てなかったのが悔やまれる。そういう意味でも、自社版権のコンテンツでリリースしてほしかった。


【まとめ】

2017年を振り返ってみると、「目標がはっきりしている機種」に興味を惹かれることが多かった。歳のせいで私の理解力が低下したのか、それとも複数のCZ、複数の特化ゾーンと複雑なゲーム性の機種が目立つようになり、単純さを目新しく感じたのか。理由は判らないが、わかりやすい機種を好んで打っていた。

今後、どのような機種がリリースされるのかは判らないが、とりあえず、お乳を大切にしてほしい。

お乳さえあれば、私は戦える…多分。