自称ハードボイルド「嵐」の人生相談『金がない時こそコストの高い酒を飲む!これが正解』

シリーズ名
試みの高低線 —嵐のハードボイルド人生相談— (毎週水曜日更新)
話数
第2回
著者
メガネ(以下、メ) 「募集を始めてからまだ2週間ですが、本当に沢山の方からお悩みを頂いております!」

「奇跡…ですね。それと同時に、皆様の優しさと広いお心に本当に感謝です」

「ホンマやで。正直、酔っ払ったノリで適当に考えた企画やったから、お悩みが全然来なかったらどないしようと思っててんけど(笑)」

「(笑)じゃないですよっ! アナタ、前回はアレだけ自信マンマンにイケる的なこと言ってたじゃないですか?」

「まあ、こうゆうのは勢いが大事かな…と思って。ぶっちゃけ、今さら新しい企画を考える時間もなかったし(テヘペロ☆)」

「いい年こいたオッサンにテヘペロされても何にも許せませんからね。その勢いに付き合わされる身にもなってくださいよ」

「そんなん言うてるけど、なんだかんだで前回の相談にはハードボイルド作家『粗方嵐蔵(あらかたらんぞう)』としてノリノリで答えてたやん」

「そ、それは、やるからには何事も全力で…というのがアタクシのポリシーですから」

「えらいなあ。そのポリシーで、今回もしっかりご相談に答えてあげてくださいな。粗方セ・ン・セ?」

「くっ…こうやって、いっつも最終的には上手いことカタにハメられるんだよなあ…」

「ホラ、無駄話はこの辺にして、早いとこ本題に行くで」


■PN『アク●将軍』さんからのご相談

「もしもしちゃま?」の電話中、両手はどこに置き、どんな顔でホトトギスを待つのが正解ですか?

■粗方先生のお答え

鳴り響く着信音。好々爺と孫の束の間の団欒。そこに立ち会う打ち手は、否が応でも周りの視線を一身に集めることになる。

だから小僧、とりあえず女の視線を意識しろ。背筋を伸ばして胸筋を張り、男らしさをアピールしろ。そうしたうえで、両手はお行儀良く「自分」の上に。

ただし手の甲はふわりと曲げて、少し大げさなくらいに「自分」をアピールするのがいいだろう。そして顔には男の余裕を全面に。柔らかな微笑を浮かべるくらいでいいかもしれない。

そうすれば、お前のまるで武人のような佇まいに、女の視線は釘付けになるハズだ。慌てず、騒がず、へりくだらず。そんな余裕を見せる男に、女は弱い。

女はその余裕をまずは顔から、次は凛とした姿勢から感じるはずだ。そして視線はどんどんと下がっていき、やがて女はお前の「自分」の上に置かれた両手に気付き、そっと頬を赤らめるに違いない。

その赤らみに気付いたら、その女の方を向いて——

「このくらいかな?」

と、右の拳をおっ立てやればいい。

それを見た女が——

「そんなに?」

とさらに驚き頬を赤らめたなら——あとは2人で天を穿つ戦槍。極城門突破確定だ。

…歴史には、現代を生き抜くヒントが沢山詰まっている。何かに悩んだら、歴史物パチスロの演出を参考にしてみるのもいいだろう。

決して一機種に囚われずに、な。


■PN『おのひろ』さんからのご相談

先日、嵐さんの元カノという某AV女優さんに会いました。2人で写っている写メも持っていたため間違いないと思います。女性とはお店以外に縁がないと散々公言されていただけにショックでなりません。慰めてください。

■粗方先生のお答え

別に事実を隠蔽したり、誤魔化すつもりでこんなことを言うのではない。ただその事については、本当に身に覚えがないのだよ。

…むしろ、もしその話が本当に真実なのだとしたら、そんな素敵なメモリーをすっかり忘却してしまっていることになり、相当にショックである。

だから、むしろ俺が慰めて欲しい…。


■PN『巫女の刀』さんからのご相談

給料日前に負けて財布の中が悲惨な状態に…。低コストで財布に優しくて楽しいお酒のコツはありますか? お酒とスロットの大ベテランの嵐先生、ひとつご教授願います。

■粗方先生のお答え

俺も若い頃はそう考えていた。金がないときは、それに見合ったローコストの酒を飲んで紛らわそうと。

これは1度しか言わないことだから覚えておいて欲しい。

その考えはおそらく間違いである。

金がない時こそコストの高い酒を飲む。おそらくはこれが正解なのだ。

馬鹿なことを言うなと思うかもしれない。他人事だと思いやがってと怒り心頭かもしれない。ただ、俺は17年以上も酒と付き合ってきて、これこそが真理だと本気で思っている。

俺はこれまで酒の場で、老若男女さまざまな人達と出会い、そしてさまざまな人を見てきた。そのうえで気付いたのが、「酒の飲み方を見れば、その人の人となりが見える」という事実だ。

酒には人間のあられもない本性をさらけ出すという性質がある。つまり酒は、本当の自分を写す水鏡なのだ。

…ということは、逆説的に言えば、酒との付き合い方を変えることには、本当の自分を変化させる力があると言える。だから安酒を飲まずに高い酒を飲むのだ。

思いっきり見栄を張って、格好を付けて、自分にはちょっと背伸びに感じるラグジュアリーな酒を、スマートに口に運ぶのだ。それを続けていれば、いつしかその状況に見合った自分へと変化している。

なぜか…は正直俺にも分からない(笑)。だが…

「高い酒を口に運ぶために仕事を頑張ろうとすることが諸々においてプラスなモチベーションになる」

「スマートに酒を飲むことによって、周囲からの評判・評価が良くなる。また、飲み友達ができやすいなど、人間関係に広がりも生まれやすい」

「良い飲み屋を多く知れば、仕事の付き合い・接待も上手くいきやすい」

もっともらしい理由を挙げるとするなら、こんな感じか。

もちろんこれらもプラス要因だろうが、それ以上に「自分が普段から飲んでいる酒の器は、己を器を現すモノである」という俺の仮説も頭に入れておいて欲しい。

だから小僧、とりあえずキャバクラに行け。原●恵や中●静香がいるような豪華なキャバクラにな。


「いや、今月も熱の入った回答やったね」

「はあはあ…本当にこんなんでいいんですか? こんな似非ハードボイルド風で…」

「ええんちゃう? 万が一、怒られるとしても粗方センセの方やし☆」

「…何から何まで丸投げするのは本当にヤメてもらえます?(汗)」




アナタの悩みを自称ハードボイルド「嵐」が親身になって解決に導いたり導かなかったりします!

夜10時からGODに突っ込むくらいの気持ちでドシドシお悩みを送ってください!

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