北斗無双 時短で一気にテンションが上がる引き戻し!この後の展開も良いイメージしか浮かばない
- シリーズ名
- とら × パチ (毎週火曜日更新)
- 話数
- 第88回
- 著者
- たいがー山本
まいど! たいがーです。
このコラムを読んでくれている読者さんの中には、尋常じゃないハマリの経験をお持ちの方もきっといらっしゃるのではないでしょうか。
過去のコラムやオリ法誌面でも少し触れたことがあるのですが、「確率7倍の法則」とでも呼べばいいのか、俺はハマっている時によくこの言葉が頭の中を巡ります。
この法則は「理論上、ハマリは確率分母の7倍が限度」というもので、例えば通常確率1/99の羽根デジなら約700回ハマリが限度と考えられるわけです。
実際、俺のこれまでの大ハマリ記録は、羽根デジで約660回、ミドルスペックで約2450回です。ミドルのみ、この法則の数値を超えていますが、だいたいそのあたりが限度なのかなと自分でも感じています。
でも、これはあくまでもそういった法則もある…ということですからね。この世の中、理論だけで成り立っていないのは誰しもが知るところ。俺はそんな確率の世界での勝負を日々続けているわけですね。
さて、今回の実戦日は敬老の日で世間はお休みだったのですが、いつも通り妥協せずに立ち回ってきました!
2017年09月18日(月)
このコラムを執筆するために、毎週月曜日は祝日でも稼働するようになりました。連載が始まるまでは、基本的に土日祝日は稼働しないスタイルでしたが、少しでも読者さん寄りの立ち回り条件で稼働することで、なんらかの参考になればと思ったからです。
そんなわけで、毎週恒例の梅田巡回は明日にして、、朝イチからいつものホールに向かいました。
『さあ、今日は何を打つか…。先週木曜日からの比較になるけど、きっとマイナス調整されている台も増えてるやろな。それよりも、頼むから普通に当たってくれ。ハマリだけは勘弁やで』
なんだか打つ前からネガティブ思考です。その理由はというと、実は先週の金曜日(15日)にオリ法の誌面企画「パチンコいぶし銀倶楽部」に参加しまして、朝イチからエライ目に遭ったからなのです。
おは1000の1290回ハマリ!!
台は北斗無双です。こいつを朝イチから打って途中、食事休憩を取りましたが、初当たりしたのは16時過ぎでした。
俺的には久しぶりに「パチンカーズハイ」に突入し、途中からいくら使っているのかもよくわからなくなり、ただただお金を入れては貸玉ボタンをプッシュする作業という感覚に陥りました。
それでも最後まで諦めずに実戦したので、その模様は10月7日発売のパチンコオリジナル必勝法スペシャルをご覧いただければと思います。
ただ、この時に思ったのは回転率の良い台だからそこまで回すことができたのかも、ということ。そして、オリ法メンバーや隣に編集長が居たことで気分的にも楽で苦痛が軽減された気がします。
そんな実戦から土日は休んでの月曜日、正直なところ羽根デジでまったり過ごしたいという気持ちが強かったのですが…。
『打てる台がないぞ…。どうする?』
朝イチからホール内を回り、各機種のお手打ち台をチェック。すると、予想はしていましたがことごとく状況は悪化していました。台のデータを確認してみると、過去2日間の大当たり回数が極端に落ちています。
『諸々の羽根デジ、さらにアイマリンまでダメとなると、もう打つ台がないわ。しゃあないな、ライトミドルの桜ライトにするか』
羽根デジとライトミドルのシマを見る限り、打てる台は桜ライトくらいしかありませんでした。そこで、素直にそうしようかとも思ったのですが、先週末に打った北斗無双が気になり、軽い気持ちでシマに入ってみたのです。
『やっぱ、先週打ったホールよりも厳しい状況や。でも、ここのホールの方がワープはええ感じやな』
そう感じた瞬間に座っていました。先週、誌面企画で打った台は千円23回弱の回転率。もしそれくらいのレベルがあれば文句なく打つつもりでしたが、残念ながら10K入れて回ったのは、なんとも微妙な218回転でした。
『でも、ムラはそれほどなさそうな気がする。他の台を探すより、このレベルで我慢する方がマシに決まってる!』
そんな気持ちで続行を決定。ただ、とにかくハマるのだけは勘弁と願いながら打つという、なんとも弱気な姿勢で挑んでいました。
その後も、見飽きた中途半端な演出に辟易する場面もあり、何度も他のシマに移ろうかと考えました。
ただ、千円22回程度をキープしてくれているので、「当たるまで打ってやるぜ!」という闘志も少しずつ芽生えてきました。
気持ちが切り替わってきたのが良かったのかどうかは定かではありませんが、確率線ギリギリのところで大当たりを引き当てることに成功です!
しかし、残念ながら通常大当たり。それなら時短で当ててやるぜとばかりに、自慢のトラ打ちを始動。ところが、思うように連続入賞してくれないことにイライラが募ります。
『あかんな。時短はスルーやな。なんか当たる気せんわ』
時短の残り回数がもうすぐ1桁になろうかというところで、台に対する集中力が一気に低下してしまいました。
そんなところに、ボタン演出が出たのでプッシュ。すると、ラオウが普通のセリフを言うだけだろうと思っていたら、なんとカイオウの赤セリフが出現したのです。
『はは、1回だけでもこれくらいの演出が発生しただけでも優秀やん』
心の中では、どうせハズレやろと思っていました。ところが、先制攻撃をしたのは…。
『やっぱりカイオウの方か。ん? んん? これ、ラオウやん!』
やりました! 時短で引き戻しましたよっ!!
『よしっ! やったぜ! 俺、最高! 目標は2桁連チャン!』
いつもは涼しい顔で打っているのに、あまりの嬉しさに自然と目尻が下がっていたと思います。
大当たりラウンド消化中も嬉しさが止まらず、この後の展開も良いイメージしか浮かびません。
その後、STに突入したのですが、さっきまでのテンションとは相反して、この台特有のST時の賑やかさが全くありません。トラ打ちをしようが、打ちっぱなしにしようが、なんら期待できそうな演出が発生しないのです。
『おいおい、せっかくのSTをまさかスルーするんちゃうやろか』
『くあー! あかん! 残り50回を切ってもうたあ!』
『ああ〜、残り10回。もうあかん!』
『……………』
通常確率の時短で当たったのに、STをスルー。そんなことから一気にテンションが下がってしまい、この台をブン投げました。
そして台移動をし、次に座った台は朝に悩んだ沖海4桜ライト。北斗無双の出玉で大当たりを射止めることは難しいとしても、なんとか少額の追加投資で食い付いてくれないかと思いながら、目を付けていた台に着席しました。
『よお回るやん。これは千円25回ペースやな』
打ち出してみると、北斗無双で四苦八苦しながら必死で回した苦労はなんだったのかと思えるほど良い感じでヘソ入賞してくれます。なにより、打ち慣れた海物語ですから、ステージ癖が良いのもすぐに把握できました。
『よおしっ! この台でなんとかしてやるぞっ!』
気合充分で、北斗無双での嫌な展開を忘れようと、リーチが発生する度に液晶画面の右端を睨み付けます。
そんなことを何度か繰り返していたら、左ラインにエンゼルフィッシュのシングルリーチが発生。泡予告のみでSPにも発展しなかったので、期待も持てずタバコを取り出し火を着けたその時です。
「グオ! グオ! グオ!」
『わっ、走った!』
これが海物語の良いところですよね。大ハマリしてる時など、ふいにこの演出が発生すると胸が熱くなります。
打ち出したのが191回転からなのですが、持玉で大当たりを引けたことにビックリです。
そしてここからは「エンゼルフィッシュ伝説」とでも呼べばいいのかというほど、やたらと8図柄絡みのリーチが発生し、当たりまくりました。
その結果は6連で終了。このまま上手くいけば日当確保も可能かなと安心したのですが、ここから出たり入ったりの展開で結果的にはちょいプラスの収支でフィニッシュです。
『しかし、今日は無双の展開が実に俺らしかったな。時短で引き戻したことはたまたまかもしれんけど、せっかく入ったSTをスルーするって…。この展開をネガティブに受け止めるか、それとも「時短をスルーするせずに16R大当たりを1回でも取れてラッキー」と受け止めるかが、パチンカーとしての強さの表れだな。どうも俺は悪い方にしか考えられへんからあかんな』
そう思ったので、無理やりポジティブ思考に。
『先週のバカみたいなハマリを喰らわなかっただけでも御の字。しかも少ない現金投資で済んだんだから良い展開やったで!』
それに、基本的にはこれと決めた1台で定刻まで粘るスタイルの俺ですが、今回は台移動が結果的には良かったんやと思えたのです。
特に今日のような祝日は移動がままならないことが多いのですが、目を付けていた台が空いていたことはラッキーでした。土日祝はそういう部分でも足枷になることが多いので、朝の台選びと即時の判断力が重要なんだと再認識しました。
土日祝しか打てない読者さんは、俺なんかよりも厳しい状況でいつも頑張っていることと思います。これからも少しでも参考になるよう、次回は10月9日の月曜日に祝日稼働しますのでお楽しみに!
ほな、また来週!
それまでじゃんじゃんバリバリ稼いでや〜!!
【CR真・北斗無双】
大当たり…2回
【CRスーパー海物語IN沖縄4 桜バージョン ライトSCA】
大当たり…15回
稼働時間帯…10:00〜20:00
投資…14000円
回収…23000円(3.3円)
収支…+9000円
このコラムを読んでくれている読者さんの中には、尋常じゃないハマリの経験をお持ちの方もきっといらっしゃるのではないでしょうか。
過去のコラムやオリ法誌面でも少し触れたことがあるのですが、「確率7倍の法則」とでも呼べばいいのか、俺はハマっている時によくこの言葉が頭の中を巡ります。
この法則は「理論上、ハマリは確率分母の7倍が限度」というもので、例えば通常確率1/99の羽根デジなら約700回ハマリが限度と考えられるわけです。
実際、俺のこれまでの大ハマリ記録は、羽根デジで約660回、ミドルスペックで約2450回です。ミドルのみ、この法則の数値を超えていますが、だいたいそのあたりが限度なのかなと自分でも感じています。
でも、これはあくまでもそういった法則もある…ということですからね。この世の中、理論だけで成り立っていないのは誰しもが知るところ。俺はそんな確率の世界での勝負を日々続けているわけですね。
さて、今回の実戦日は敬老の日で世間はお休みだったのですが、いつも通り妥協せずに立ち回ってきました!
2017年09月18日(月)
このコラムを執筆するために、毎週月曜日は祝日でも稼働するようになりました。連載が始まるまでは、基本的に土日祝日は稼働しないスタイルでしたが、少しでも読者さん寄りの立ち回り条件で稼働することで、なんらかの参考になればと思ったからです。
そんなわけで、毎週恒例の梅田巡回は明日にして、、朝イチからいつものホールに向かいました。
『さあ、今日は何を打つか…。先週木曜日からの比較になるけど、きっとマイナス調整されている台も増えてるやろな。それよりも、頼むから普通に当たってくれ。ハマリだけは勘弁やで』
なんだか打つ前からネガティブ思考です。その理由はというと、実は先週の金曜日(15日)にオリ法の誌面企画「パチンコいぶし銀倶楽部」に参加しまして、朝イチからエライ目に遭ったからなのです。

おは1000の1290回ハマリ!!
台は北斗無双です。こいつを朝イチから打って途中、食事休憩を取りましたが、初当たりしたのは16時過ぎでした。
俺的には久しぶりに「パチンカーズハイ」に突入し、途中からいくら使っているのかもよくわからなくなり、ただただお金を入れては貸玉ボタンをプッシュする作業という感覚に陥りました。
それでも最後まで諦めずに実戦したので、その模様は10月7日発売のパチンコオリジナル必勝法スペシャルをご覧いただければと思います。
ただ、この時に思ったのは回転率の良い台だからそこまで回すことができたのかも、ということ。そして、オリ法メンバーや隣に編集長が居たことで気分的にも楽で苦痛が軽減された気がします。
そんな実戦から土日は休んでの月曜日、正直なところ羽根デジでまったり過ごしたいという気持ちが強かったのですが…。
『打てる台がないぞ…。どうする?』
朝イチからホール内を回り、各機種のお手打ち台をチェック。すると、予想はしていましたがことごとく状況は悪化していました。台のデータを確認してみると、過去2日間の大当たり回数が極端に落ちています。
『諸々の羽根デジ、さらにアイマリンまでダメとなると、もう打つ台がないわ。しゃあないな、ライトミドルの桜ライトにするか』
羽根デジとライトミドルのシマを見る限り、打てる台は桜ライトくらいしかありませんでした。そこで、素直にそうしようかとも思ったのですが、先週末に打った北斗無双が気になり、軽い気持ちでシマに入ってみたのです。
『やっぱ、先週打ったホールよりも厳しい状況や。でも、ここのホールの方がワープはええ感じやな』
そう感じた瞬間に座っていました。先週、誌面企画で打った台は千円23回弱の回転率。もしそれくらいのレベルがあれば文句なく打つつもりでしたが、残念ながら10K入れて回ったのは、なんとも微妙な218回転でした。
『でも、ムラはそれほどなさそうな気がする。他の台を探すより、このレベルで我慢する方がマシに決まってる!』
そんな気持ちで続行を決定。ただ、とにかくハマるのだけは勘弁と願いながら打つという、なんとも弱気な姿勢で挑んでいました。
その後も、見飽きた中途半端な演出に辟易する場面もあり、何度も他のシマに移ろうかと考えました。
ただ、千円22回程度をキープしてくれているので、「当たるまで打ってやるぜ!」という闘志も少しずつ芽生えてきました。
気持ちが切り替わってきたのが良かったのかどうかは定かではありませんが、確率線ギリギリのところで大当たりを引き当てることに成功です!

しかし、残念ながら通常大当たり。それなら時短で当ててやるぜとばかりに、自慢のトラ打ちを始動。ところが、思うように連続入賞してくれないことにイライラが募ります。
『あかんな。時短はスルーやな。なんか当たる気せんわ』
時短の残り回数がもうすぐ1桁になろうかというところで、台に対する集中力が一気に低下してしまいました。
そんなところに、ボタン演出が出たのでプッシュ。すると、ラオウが普通のセリフを言うだけだろうと思っていたら、なんとカイオウの赤セリフが出現したのです。
『はは、1回だけでもこれくらいの演出が発生しただけでも優秀やん』
心の中では、どうせハズレやろと思っていました。ところが、先制攻撃をしたのは…。
『やっぱりカイオウの方か。ん? んん? これ、ラオウやん!』

やりました! 時短で引き戻しましたよっ!!
『よしっ! やったぜ! 俺、最高! 目標は2桁連チャン!』
いつもは涼しい顔で打っているのに、あまりの嬉しさに自然と目尻が下がっていたと思います。
大当たりラウンド消化中も嬉しさが止まらず、この後の展開も良いイメージしか浮かびません。
その後、STに突入したのですが、さっきまでのテンションとは相反して、この台特有のST時の賑やかさが全くありません。トラ打ちをしようが、打ちっぱなしにしようが、なんら期待できそうな演出が発生しないのです。
『おいおい、せっかくのSTをまさかスルーするんちゃうやろか』
『くあー! あかん! 残り50回を切ってもうたあ!』
『ああ〜、残り10回。もうあかん!』
『……………』
通常確率の時短で当たったのに、STをスルー。そんなことから一気にテンションが下がってしまい、この台をブン投げました。
そして台移動をし、次に座った台は朝に悩んだ沖海4桜ライト。北斗無双の出玉で大当たりを射止めることは難しいとしても、なんとか少額の追加投資で食い付いてくれないかと思いながら、目を付けていた台に着席しました。
『よお回るやん。これは千円25回ペースやな』
打ち出してみると、北斗無双で四苦八苦しながら必死で回した苦労はなんだったのかと思えるほど良い感じでヘソ入賞してくれます。なにより、打ち慣れた海物語ですから、ステージ癖が良いのもすぐに把握できました。
『よおしっ! この台でなんとかしてやるぞっ!』
気合充分で、北斗無双での嫌な展開を忘れようと、リーチが発生する度に液晶画面の右端を睨み付けます。
そんなことを何度か繰り返していたら、左ラインにエンゼルフィッシュのシングルリーチが発生。泡予告のみでSPにも発展しなかったので、期待も持てずタバコを取り出し火を着けたその時です。
「グオ! グオ! グオ!」
『わっ、走った!』

これが海物語の良いところですよね。大ハマリしてる時など、ふいにこの演出が発生すると胸が熱くなります。
打ち出したのが191回転からなのですが、持玉で大当たりを引けたことにビックリです。
そしてここからは「エンゼルフィッシュ伝説」とでも呼べばいいのかというほど、やたらと8図柄絡みのリーチが発生し、当たりまくりました。
その結果は6連で終了。このまま上手くいけば日当確保も可能かなと安心したのですが、ここから出たり入ったりの展開で結果的にはちょいプラスの収支でフィニッシュです。
『しかし、今日は無双の展開が実に俺らしかったな。時短で引き戻したことはたまたまかもしれんけど、せっかく入ったSTをスルーするって…。この展開をネガティブに受け止めるか、それとも「時短をスルーするせずに16R大当たりを1回でも取れてラッキー」と受け止めるかが、パチンカーとしての強さの表れだな。どうも俺は悪い方にしか考えられへんからあかんな』
そう思ったので、無理やりポジティブ思考に。
『先週のバカみたいなハマリを喰らわなかっただけでも御の字。しかも少ない現金投資で済んだんだから良い展開やったで!』
それに、基本的にはこれと決めた1台で定刻まで粘るスタイルの俺ですが、今回は台移動が結果的には良かったんやと思えたのです。
特に今日のような祝日は移動がままならないことが多いのですが、目を付けていた台が空いていたことはラッキーでした。土日祝はそういう部分でも足枷になることが多いので、朝の台選びと即時の判断力が重要なんだと再認識しました。
土日祝しか打てない読者さんは、俺なんかよりも厳しい状況でいつも頑張っていることと思います。これからも少しでも参考になるよう、次回は10月9日の月曜日に祝日稼働しますのでお楽しみに!
ほな、また来週!
それまでじゃんじゃんバリバリ稼いでや〜!!
【CR真・北斗無双】
大当たり…2回
【CRスーパー海物語IN沖縄4 桜バージョン ライトSCA】
大当たり…15回
稼働時間帯…10:00〜20:00
投資…14000円
回収…23000円(3.3円)
収支…+9000円