「イノキロードトゥゴッド」カァオンッの音と共にフリーズ降臨!フリーズはレベル2のループ率が優遇…されているのか?

シリーズ名
F山科の自堕落な日々 (毎週金曜日更新)
話数
第84回
著者
F山科
パチスロ漫画の編集作業をやっている身としては、できるだけ色々な機種を触っておきたい。それは常日頃から考えていることである。基本的な知識は小冊子や雑誌を確認すれば事足りるが、挙動や流れなどは、実際に打たないと体感できないものだから。

漫画の校正作業をしている時は、その"打った"経験が大きく影響する。特にノーマルタイプ。液晶がないアクロス系は特にリール出目に気をつける必要があるが、打った経験さえあれば「ありえない出目」にも気付けるのだ。こういったミスに気付かないと、麻雀漫画なら「ノーテンでツモ」レベルの恥ずかしい誤植になりかねないのでね…。

そんなワケで機会があればリリースされた新台はある程度打つようにしているのだが、その中でちょいと大きな出来事があったので、今回はソレのご報告を。


実戦した機種はイノキロードトゥゴッド。通常時のART当選ルートは高確率でCZ抽選が行なわれる「ISM」獲得を目指し、そこでCZ当選→クリアするのが王道パターン。ボーナスもあるが、確率自体が1/1000を下回る重さなので、どちらかというとART特化型である。

実戦時は予備知識をほとんど持っていない状況。300G台付近で"激熱"と表示が出て「CZでも当たったか?」と思ったら、まさかのART直撃だった。あとで調べてみたら、300〜349Gと600〜649G台には直撃ART当選に期待できるゾーンがあるそうで。まさか初当たりがコレとは思わなかったが…。


続いての初当たりは王道のCZから。ゲージを赤まで成長させて、最後のバトルでなんとか勝利。

ARTは基本的に4段階のレベル構成になっており、それぞれ20G継続。勝利や成功で上のレベルに進み、敗北や失敗で下のレベルへ。そしてレベル1で失敗するとARTは終了する。

ART開始時は必ずレベル3なので、何もできずに駆け抜けると60Gで終了。ただし、レベル2の下級神バトルだけは引き分けによる継続があるので、そこだけループ率が設けられているのだろう。

前述した1回目のARTは駆け抜けてしまったが、2回目のARTはレベル2でうまく踏みとどまっていた。

すると…


レベル1でイノキ図柄のV字揃いが出現。小役狙いをしたらズルリとスベったので、念のため右リールに2連イノキを狙うとスイカなし。で、中リールにイノキを狙ったら、こんなん出ました。

これが7揃いの闘神BIG。これでレベル1段階昇格が確定。240枚も獲得できるうえに、さらにBIG消化中にもレベルを上げるチャンスがある。


そのチャンスを活かした結果、終わった時にはレベル4到達かつ700枚超え。レベル4は三大神のいずれかに勝てればプレミアム闘神ロワイヤル(PTR)という上位ARTに突入し、消化中はゲーム数上乗せなども行なわれるようになるのだが…バトルには勝利できず。

そこからは滑り落ちるようにレベルが下降していき、ARTは終了した。それでも700枚を超える出玉を獲得。投資は少なく済んでいるので、あと少し回したらヤメるか…と思っていたら、ART終了後の2G目に…



「カァオンッ」と音がした。

…これ、ミリゴシリーズにおけるブラックアウトと同じ音だよな…。そう思ったと同時に液晶が暗転し、


─道─

1/32768で成立する道BIGを引いておる。ARTが終わった直後にこんなドデカいフラグを引くなんて夢にも思わないわけで。こうして事態は急展開を迎えることになった。

なお、先ほどの闘神BIGも同様だが、BIG中はお馴染みの曲「炎のファイター」が流れます。アレ、ほんと滾る。テンション上がるんですよね。

道BIGは当選した時点でARTが確定するだけでなく、PTR突入も確定。さらに消化中はイノキ揃い出現率も高く、揃えばPTRのセット数をストックする。事実、ここでイノキ図柄を3回揃え、PTRストックを3個獲得した(PTR200G継続確定)。


先ほどまで消化していたARTでたどり着けなかったPTRへ。まさか初PTRがロングフリーズからいらっしゃるとは。


PTRは必ず上乗せ特化ゾーンからスタートする。基本は「アントンBURNING」なのだが…ここで突入したのは、最上位の「アントンPREMIUM1・2・3」。ロングフリーズの恩恵なのだろうか…。

アントンPREMIUM1・2・3は、15G間のST式上乗せ特化ゾーンで、15Gの間でイノキ図柄が揃えば上乗せ&15Gを再セット。ダブル揃いなら3桁上乗せ確定となり、平均上乗せは210G…と破壊力抜群の性能を誇るらしい。

…なんですが、そんなプレミア特化ゾーン中に1度もイノキ図柄を揃えることなくスルー。ショックがデカすぎる。これで乗せられないんだから希望も何もあったもんじゃない。案の定、あっという間に50Gを消化して、次のストックに手を出すし。


次のストックはアントンBURNINGで+50G。そして、駆けぬけて終了。ああ、こりゃ残りのストックもすべて駆け抜けてPTR終了だな…と思ったら、3個目のストックによるアントンBURNING開始時にチャンスMBを引いた。

チャンスMBは2種類あり、ベルの小Vなら2G間連続でチェリーを引ける状態に。一方、スイカテンパイハズレなら、5G間連続でチェリーを引ける。また、ART中のMB中は約1/16で中段チェリーを引けるので、気合いの入れドコロと言えるだろう。


打っている時、アントンBURNINGの詳細は知らなかった。打っていて、MB中は"必ずチェリーが成立する"ということはなんとなく分かっていたので、いつもの10Gより多い30Gとかを引けたらいいな…程度にしか思っていなかった。


だからこの+123Gが出た時は、正直我が目を疑った。強チェリーならまだしも、弱チェリーですよ。それで3桁とか。

なんでも、アントンBURNING中のレア役は3ケタ上乗せ確定なんですって。

つまり…


もう一丁、弱チェリー以上が引けるので…また+123G。情報を知らなかったので、またしても我が目を疑った。残りは全部10Gだったので、合計して+276Gですって。

…ってことはアレか? アントンBURNING開始時に5G継続のチャンスMBを引いたら、全部+123(+321もある)になるので…合計615G以上乗せるってこと? お、恐ろしい…。


PTR終了時の画面はご覧の通り。この表示は直前のARTを引き継いでおり、PTR自体の獲得枚数は道BIGを含めて1200枚ほどである。


だが、まだ終わったワケではない。ここからはART「闘神への道」がスタートし、さらにレベル4から開始となる。つまり、ここでのバトルに勝利できれば、再度PTRに突入できるのだ。

…まあ、ハデスに負けましたが。

しかし、一度レベル2まで降格した後にバトル勝利でレベル3に舞い戻り、さらにアリーナを発見。これでレベル4に昇格すると…


対戦相手がゼウスです。三大神の中で最も勝利期待度が高く、しかも勝てばアントンPREMIUM1・2・3確定らしい。まさに手に汗握る展開。



…まあ、負けたんだけどね。ゼウスでも勝てないのなら、どうやればPTRに入るのだろうか。

しかし、この後はARTがロング継続してくれた。というのも、レベル2でのバトルで継続や勝利を積み重ねることができたからである。


ちなみに、バトル勝利時に「歩け!」という詩が出る演出が発生したのだが、これは高ループを示唆しているのだろうか…? ロングフリーズの恩恵がここにもあるかもしれませぬ。


この後、レベル2のバトル対戦相手選択画面で金色の象が選ばれた時に、いきなりの三大神バトルの対戦相手の1人であるポセイドンが出現したこともあった。

まぁ、結果は…触れないでください。本音を言えば1回ぐらいは三大神に勝ちたかったんですがね…。


最終結果はご覧の通り。レベル2でのループが本当に強力でした。


それにしても消化ゲーム数が1234Gと見事なまでの順目に。神と同じようなブラックアウトから発展したので、神のいたずらかもしれませんね、このゲーム数は。