政宗2 秀吉決戦中の炎メーターMAXは超秀吉決戦!遂に超秀吉決戦童貞を卒業する日がキタ!?
- シリーズ名
- 回胴皇帝的必勝塾ドッカーン (毎週木曜日更新)
- 話数
- 第85回
- 著者
- スロカイザー
先日、ぶらりと街中を歩いていたら「えー、マジで!? 超秀吉決戦童貞が許されるのは18歳までだよね」という女子高生の会話が耳に入った。
何を隠そう、私はその超秀吉決戦童貞なので少し恥ずかしい気持ちになった。
もちろん、卒業するための努力を怠ったことはない。最近はホールに入ったら、まずこの機種をチェックするようにしている。また、童貞を卒業するチャンスがなかったわけでもない。炎メーターがイイ感じに点灯して、「これはイケる、間違いなくイケる!!」と思っていたが、チャンスパターンなしの青7を狙えが発生して撃沈。そんなことばかりだ。
最初は打っていればそのうち引ける…そんな風に思っていたが、そろそろ「自分はヤレない星の元に生まれてきたのでは!?」という嫌な予感がしてきた。そこで「超秀吉決戦に突入するのが日常」という、いわゆる"ヤリヒデ"の知人にそのコツを教えてもらった。
「設定を意識しろ」
何ていうか、パチスロの基本が返ってきた。まぁ、初当たり確率と秀吉決戦の突入率に設定差があるのだから当然のことだ。ということで、それを踏まえてそこそこ設定の入っていそうなホールで政宗実戦開始。
打ち始めて早々に、偶数設定の可能性が上がる通常天下道を確認(でもスルー)。さらにその後に引いた奥州ボーナスで設定4を否定する。うむ、設定2の可能性が高くなる挙動だな(設定6は最初から期待していない)。設定2は秀吉決戦の突入率が低いので、一番避けなければいけない設定だ。
うむうむ、それならばキリの良いところで台移動するか。そう思っていたが、そのキリの良いところはしばらく来なかった。
高確率経由でARTをゲットして即駆け抜けたが、終了時の6択当てに成功。しかも、シングル揃いなのに100G上乗せという薄っ引きが炸裂。これで流れが変わったのか、即座にバトルに勝利してダブル揃い。上乗せゲーム数は最低保証の50Gだったが…
レバーが大きい。それすなわち、秀吉決戦突入の大チャンス!
これが見事にスルー。
口から色々なモノを吐き出しそうになったが、相変わらず順調に兵力は増え続け、MBの竜玉が点灯。これでさらに勢いが加速して、バトル、バトル、バトルとバトルラッシュ。
そして敗北、敗北、敗北と敗北ラッシュ。再び色々なモノを吐き出しそうになった。
己のバトル下手を恨みつつ、何度目か判らぬバトルでイエヤス降臨。今度こそと気合いを入れたら、ようやく勝利して運良く秀吉決戦にも突入した。
継続率66%以上が選択されたみたいで、イイ感じに連チャンして怒涛の300G上乗せ。ただ、炎メーターがあと2箇所点灯すれば超秀吉決戦というところまで行ったので大量上乗せした嬉しさよりも、悔しさのほうが強かった。
ゴメン、嘘ついた。
実は秀吉決戦のストックをしていたので、ワクワクが止まらなかった。炎メーターを引き継いで次セット突入。
青7揃いの押し順(左→中→右と左→右→中)だけで点灯させるのは難しいので、ここはベルやレア役に期待したいところ。ベルで25%、弱レア役で50%、強レア役なら100%で点灯する。さあ、頼むぜ、頼む。
その願いは通じて、左リールがズルリと大スベリして中段にスイカが停止。目押しミスでなければ、強スイカor中段チェリー確定だ。
よし、これでメーターはあと1箇所。ここまで来て、超秀吉決戦に入らないなんて嘘だ。ここまで来れば豪運がなくても、凡運でも大丈夫。「青7を狙え」よ、まだ発生するな。お願いだ、お願いだ。そして、レバーON時に発生した演出は…
「!」ナビ(「好機」ナビだったかも、忘れた)。
よし、第1関門突破だ。左リールを止めてみると、ズルリとスイカがスベって来た。これで弱スイカorチャンス目確定。もちろん、チャンス目のほうが良いが弱スイカでも大チャンス。
気合いを入れて全リールを停止させてみると、成立していた役は弱スイカ。さあ、どうだ、どうだ、どうだっ!! 50%の神様、願いを叶えて。
プチュン!!
ホール内に響き渡る轟音と共に訪れた至福の瞬間。遂に、遂に、遂に、私は超秀吉決戦童貞卒業だっ!!
いやいや、超秀吉決戦が終わるまで泣くんじゃない。ここからが頑張りどころ。超秀吉決戦は85%ループ、運が悪ければ数連で終わってしまうこともある。まだ、気を緩めてはいけない。
気が緩むーーーっ!!
いきなりの金7揃いで秀吉決戦をストック。こうなればイケイケだ、超秀吉決戦は12連して400G上乗せ。つまり、合せて計700G上乗せ。さらに秀吉決戦がもう1セット残っているのだから、4桁上乗せも射程圏内!!
まぁ、世の中そんなに甘くなく最後の秀吉決戦は瞬殺だった。ただ、それでも760G上乗せ。
MBの竜玉が点灯している状況なので、バトルに頻繁に入りちょこちょこ上乗せするので残りゲーム数がなかなか減らない。終わる気がしないとは、まさにこのこと。このまま兵力を維持できれば永久機関の完成だ。
…っ!?
トシイエとのバトルでスイカが成立。逆転当選率は約34%、しかもART中にトシイエを倒せば秀吉決戦が確定だ。おそらく、設定2なのでこういう契機で秀吉決戦に入れないとっ!!
キターーーっ!!
コナーーイ!!
秀吉決戦は即終了した。まぁまぁ、残りゲーム数は相変わらず600G前後をキープしているのだから問題ない、問題ない。
このまま閉店取り切れずとか起きるのかな。おいおい、そうしたら何万枚ゲットできるのだ。えーと、閉店までの残り時間で逆算すると…と浮かれ気分でいたが…
カゲカツに敗北したあたりから流れが変わり始めた。
〜つづく〜
何を隠そう、私はその超秀吉決戦童貞なので少し恥ずかしい気持ちになった。
もちろん、卒業するための努力を怠ったことはない。最近はホールに入ったら、まずこの機種をチェックするようにしている。また、童貞を卒業するチャンスがなかったわけでもない。炎メーターがイイ感じに点灯して、「これはイケる、間違いなくイケる!!」と思っていたが、チャンスパターンなしの青7を狙えが発生して撃沈。そんなことばかりだ。
最初は打っていればそのうち引ける…そんな風に思っていたが、そろそろ「自分はヤレない星の元に生まれてきたのでは!?」という嫌な予感がしてきた。そこで「超秀吉決戦に突入するのが日常」という、いわゆる"ヤリヒデ"の知人にそのコツを教えてもらった。
「設定を意識しろ」
何ていうか、パチスロの基本が返ってきた。まぁ、初当たり確率と秀吉決戦の突入率に設定差があるのだから当然のことだ。ということで、それを踏まえてそこそこ設定の入っていそうなホールで政宗実戦開始。
打ち始めて早々に、偶数設定の可能性が上がる通常天下道を確認(でもスルー)。さらにその後に引いた奥州ボーナスで設定4を否定する。うむ、設定2の可能性が高くなる挙動だな(設定6は最初から期待していない)。設定2は秀吉決戦の突入率が低いので、一番避けなければいけない設定だ。
うむうむ、それならばキリの良いところで台移動するか。そう思っていたが、そのキリの良いところはしばらく来なかった。
高確率経由でARTをゲットして即駆け抜けたが、終了時の6択当てに成功。しかも、シングル揃いなのに100G上乗せという薄っ引きが炸裂。これで流れが変わったのか、即座にバトルに勝利してダブル揃い。上乗せゲーム数は最低保証の50Gだったが…

レバーが大きい。それすなわち、秀吉決戦突入の大チャンス!
これが見事にスルー。
口から色々なモノを吐き出しそうになったが、相変わらず順調に兵力は増え続け、MBの竜玉が点灯。これでさらに勢いが加速して、バトル、バトル、バトルとバトルラッシュ。
そして敗北、敗北、敗北と敗北ラッシュ。再び色々なモノを吐き出しそうになった。
己のバトル下手を恨みつつ、何度目か判らぬバトルでイエヤス降臨。今度こそと気合いを入れたら、ようやく勝利して運良く秀吉決戦にも突入した。
継続率66%以上が選択されたみたいで、イイ感じに連チャンして怒涛の300G上乗せ。ただ、炎メーターがあと2箇所点灯すれば超秀吉決戦というところまで行ったので大量上乗せした嬉しさよりも、悔しさのほうが強かった。

ゴメン、嘘ついた。
実は秀吉決戦のストックをしていたので、ワクワクが止まらなかった。炎メーターを引き継いで次セット突入。
青7揃いの押し順(左→中→右と左→右→中)だけで点灯させるのは難しいので、ここはベルやレア役に期待したいところ。ベルで25%、弱レア役で50%、強レア役なら100%で点灯する。さあ、頼むぜ、頼む。
その願いは通じて、左リールがズルリと大スベリして中段にスイカが停止。目押しミスでなければ、強スイカor中段チェリー確定だ。

よし、これでメーターはあと1箇所。ここまで来て、超秀吉決戦に入らないなんて嘘だ。ここまで来れば豪運がなくても、凡運でも大丈夫。「青7を狙え」よ、まだ発生するな。お願いだ、お願いだ。そして、レバーON時に発生した演出は…
「!」ナビ(「好機」ナビだったかも、忘れた)。
よし、第1関門突破だ。左リールを止めてみると、ズルリとスイカがスベって来た。これで弱スイカorチャンス目確定。もちろん、チャンス目のほうが良いが弱スイカでも大チャンス。
気合いを入れて全リールを停止させてみると、成立していた役は弱スイカ。さあ、どうだ、どうだ、どうだっ!! 50%の神様、願いを叶えて。
プチュン!!

ホール内に響き渡る轟音と共に訪れた至福の瞬間。遂に、遂に、遂に、私は超秀吉決戦童貞卒業だっ!!
いやいや、超秀吉決戦が終わるまで泣くんじゃない。ここからが頑張りどころ。超秀吉決戦は85%ループ、運が悪ければ数連で終わってしまうこともある。まだ、気を緩めてはいけない。

気が緩むーーーっ!!
いきなりの金7揃いで秀吉決戦をストック。こうなればイケイケだ、超秀吉決戦は12連して400G上乗せ。つまり、合せて計700G上乗せ。さらに秀吉決戦がもう1セット残っているのだから、4桁上乗せも射程圏内!!

まぁ、世の中そんなに甘くなく最後の秀吉決戦は瞬殺だった。ただ、それでも760G上乗せ。
MBの竜玉が点灯している状況なので、バトルに頻繁に入りちょこちょこ上乗せするので残りゲーム数がなかなか減らない。終わる気がしないとは、まさにこのこと。このまま兵力を維持できれば永久機関の完成だ。

…っ!?
トシイエとのバトルでスイカが成立。逆転当選率は約34%、しかもART中にトシイエを倒せば秀吉決戦が確定だ。おそらく、設定2なのでこういう契機で秀吉決戦に入れないとっ!!

キターーーっ!!

コナーーイ!!
秀吉決戦は即終了した。まぁまぁ、残りゲーム数は相変わらず600G前後をキープしているのだから問題ない、問題ない。
このまま閉店取り切れずとか起きるのかな。おいおい、そうしたら何万枚ゲットできるのだ。えーと、閉店までの残り時間で逆算すると…と浮かれ気分でいたが…

カゲカツに敗北したあたりから流れが変わり始めた。
〜つづく〜