ーマルタイプ(+RT機能)なのに1万数千枚もの出玉を記録した、今話題のあの機種

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第74回
著者
悪☆味
機種名を出して良いものなのかわからないので一応伏せますけど、調べればすぐに該当機種はわかるかなと思います。

ノーマルタイプ(+RT機能)なのに1万数千枚もの出玉を記録したとかで話題になっているあの機種。


最近はあれよね。SNS等の普及によって、そういう話題が広まるのも早い。

ただ、件の機種は現時点で先行導入のホール数件にしか設置されておらず、また異様な出玉を記録した台が設置されているのが、愛知などの一部のホールだけだったので、実際にどんな状況になっているのかは不明。

関東にも設置ホールはあるんですけど、そちらに関しては今のところ怪しい出方は見られない、ということ。それらの情報を総合して、現状では『バグ』だったという説が濃厚のようなんですけど、どうなんでしょうね。

関東に設置されている台が変な動きをしていないということから、少なくとも全ての台が違法改造されているということはないようだし。愛知の件にしても、大きなグループのチェーン店ですから、単独で愚行(裏モノに改造)に走るということもないでしょう。

とすると、やっぱりバグだったで片付けるのがイチバンしっくりくるんですかね?


そもそも万枚が出るようなスペックのノーマルタイプを正規品として販売できるはずがない。なので、それがバグではないとするならば、違法改造されているとしか考えられないわけですよ。

昔はその違法改造にメーカー自体が関与していてペナルティーを受けた、ということもあったけど、現在ではさすがにそれも考えられない。


不謹慎な発言になってしまうけど、そんな現状がちょっとつまらないな、と思うところもあるんですが、業界全体が透明化を目指さなくてはならないので、それも時代の流れとして仕方ないんですよね。

そもそも、商品(パチンコ・パチスロ)について、その製品情報がここまで市場に公開されていない業界なんて他にないでしょ。メーカーの客はホールであって打ち手ではない、というのもあるんですけど、ホールだってメーカーから全てを公開してもらえているわけじゃないですからね。


というか、どうして最近の俺のコラムはメーカー批判的な感じの流れになってしまうんだろう…。

まぁ今回の某ソーレについては、まずメーカーは関係ないのでしょう。でも4号機時代を知っている人からすると「もしかしたら?」ってワクワクしちゃうような話題だったんでしょうね。


それはさておき、裏モノというのは(直接的ではないにしろ)ホールと打ち手が欲したからこそ生まれたもの。でも現状ではその需要が一般的に高まるということはないでしょう。

いや、現状ではというよりも、4号機時代のCT機が登場したあたりで、すでに一部の裏モノ支持者を除けば、もうお役御免になっていたんだと思います。


裏モノの魅力といえば、その出玉性能と正規品ではあり得ないゲーム性でした。でも、CT機の登場によって正規品でも万枚を狙えるスペックが実現し、またAT機やストック機の登場によって、潜伏や前兆といった裏モノの醍醐味も再現できるようになった。

そう、結局AT機やストック機などは裏モノをお手本にして生み出されたものなんですよね。だからこそ、正規品でもいろいろなゲーム性が可能になった時点で、裏モノはもう必要がなくなったというわけだ。


特に5号機時代になり、営業停止などの処分を念頭に置いてまで無茶をするホールというのは…まぁ出てこないですよね。

個人的には、そっち方面で有名だった某ホールが閉店した時点で、本当に裏モノの時代は終わったんだなと感じた記憶があります。


今後、6号機時代になれば、もしかしたら潜在的な裏モノ需要というのは高まるかもしれない。でもこれだけSNS等の情報網が発達してしまった状況では、そんなリスクを冒すホールはまず出てこないでしょうね。