「イチバン好きな機種は?」と聞かれても『イチバンは決められない』理由とは?

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第73回
著者
悪☆味
この仕事をしていると、幾度となく「イチバン好きな機種は?」って聞かれるんですよ。で、そのたびに『イチバンは決められない』と答えています。そういえば2週間前の特別編コラムでも、この質問がありましたね。

たとえば『現行機種で』とか対象を絞ってもらえれば、答えられる場合もあります。今でいえば魔法少女まどか☆マギカがイチバン好きです。

でも、これを異なる時期、時代に活躍した機種と比べようとすると、もう自分では判断できないんですわ。

そりゃね、いくつか候補を挙げることくらいはできますよ。5号機でいうと、マーベルヒーローズや初代マジハロ、ギラギラ爺サマーなどがパッと思い浮かぶけれど、それとまどか☆マギカを比較するというのは、ちょっと違うのかなと。

だって、稼働していた時代が異なれば、その背景だって違ってくるわけですよ。ホール状況もそうだし、自分がそのときどんな生活をしていたか、とかもね。

持論として、自分の生活面などで大きな問題を抱えていれば、パチスロを本気で楽しむことなんてできなくて、逆に生活が充実しているときに打っていた機種などは、より楽しかった記憶が残ると思うんですよ。


それともう1つ。やっぱりパチスロをお金と切り離して考えることもできない。結果、いっぱい勝てた機種は良いイメージが残るし、その逆もまた然り。

負けても負けても打ちたいと思う機種こそ、本当の意味でイチバン好きな機種なのかもしれないけど、自分はそこまで純粋な気持ちでパチスロと接することがなかったので。

現在はほとんどパチスロの収支をアテにした生活をしているから当然だけど、それとは関係なく、昔からそうなんですよ。

あくまでもパチスロは勝負するためのツールであり、それぞれの機種に興味がないというわけではないけど、それよりもパチスロという媒体を介した勝負で勝とうとする行動が自分は好きなんだと思う。


結局、想い出は美化されるというところもあるし、そういった意味でもイチバンは決められないよね。

初めて打ち込んだ機種とか、最も勝てた機種とか、良いイメージが残ってるに決まってるもの。

自分でいえば、打ち込んだのはニューパル、最も勝てたのはクランキーコンドル。ニューパルでパチスロの基礎を覚えて、コンドルで勝ち方を覚えたという感じ。

そりゃね、その2機種もめちゃめちゃ面白かった記憶がありますよ。ただし、それは当時の自分がそう感じただけであって、現在の自分はその頃の自分とはまた違うわけで。

でもね、それで良いと思うんです。特に自分の場合、パチスロとは切っても切れない人生を送っているわけですから、その時々で好きな機種も変われば、生活面での変化もある。

まぁ規制やなんだでパチスロの仕組みなどは都度変わってきたけれど、それでもなんだかんだで楽しいと思える機種に出会えてきた。

なので今後6号機時代が訪れても、『今はこれがイチバンかな』と言えるくらい楽しんで打てる機種に出会えると思うし、そうなるように期待しています。