地域によって差があり過ぎる広告規制。関西&中部地方のホールのSNSは示唆内容が具体的すぎる

シリーズ名
ホールサイン解読術 (毎週土曜日更新)
話数
第45回
著者
葛ヤスナリ
先日、収録で久しぶりに兵庫県へ行ってきました。その帰りに実家に寄ったということもあって、今週は2日しかプライベート稼働が取れなかったのですが、地方のホールを見て回れたのは良い経験になりました。

で、関西&中部地方のホールをのぞいて少し驚いたことがあったのですが…それは広告規制について。


収録日の前後に打てるホールがあれば行ってみようと、いろいろなホールの情報を探していたら、あるホールのSNSでこんな内容の告知を見つけたんですね。その内容が…

「今週はセキュリティ強化期間です」

…というもの。これを見てすぐに、おススメ機種を示唆するサインだと思いました。

そして「セキュリティ」に関係する機種がないか色々と考えてみたのですが、思い浮かぶ機種がありません。

告知内容を見直してみると、自分が早とちりしていたことに気づきます。先ほどの文言には続きがあって、こんなことが書いてありました。

「営業中、出玉感が強かった台に関しては営業終了後、適正に稼働していたかをチェックさせて頂いております。現時点でチェックさせて頂いた台は以下の通りです」

この文章とともに、とある機種の配置図と台番が掲載されていました。

そして、台番の下には1回、2回といったように、今週のチェック回数が書かれています。ここまで見て、ようやくこのホールサインの内容が把握できました。


まずはセキュリティ強化対象になっている機種がおススメということ。

さらに、チェック回数はほとんどの台が0回か1回。おそらくこれは昔で言う「ローテーションイベント」を示唆するサインなんだと合点がいきました。チェック回数はその台に高設定が使われた回数ということですね。

以前のローテーションイベントと見せ方がほぼ一緒なので、おそらく間違ってはいないでしょう。


いや、それにしても地域差ってすごいもんだなと。これまでも何度か触れましたが、関東ではもはやホールサインがほぼ壊滅状態です。でも、関西や中部圏だとこのホールに限らず、様々なホールで日常的にサインが発信されているんですよね。

こういった状況を目の当たりにすると、関東圏に住んでいる身としてはちょっと羨ましくなりました。

ホールサインを読み取って、巧みに立ち回るのは面白いですし、今は地方にいるほうが収支を伸ばせそうな気がします。


収録中にパチスロで生活している方が声をかけてくれたので、これは良い機会だと事情を聞いてみました。すると、意外にも返ってきた答えは「この状況には不満がある」というもの。

ホールサインはたしかにたくさんある。けれど、ガセのホールサインも多いし、人もたくさん集まってきてしまう。ここ3年くらいで設定6のツモ率は下がっているから、むしろ関東の方が勝ちやすいんじゃないですか、と言っていました。

まぁたしかにサインがあると人が集まってしまうのは事実だし、自分だけの穴場ホールは見つけづらくなってしまいますからね。

隣の芝生は青く見えるというかなんというか。都内でホールサインが全盛期だった2、3年前も、サインが知れ渡ってしまえばそのホールは使えなくなってしまうし、常に新しいホールを探さなければいけないというストレスはありました。

どちらが勝ちやすいかは人それぞれだと思いますが、与えられた環境下で結果を出し続けなければならないので、パチスロで勝ち続けるのって対応力が本当に必要なんだなと感じました。

今後も各地域でいろんな状況の変化は起こるんでしょうけど、悲観せずに対応していくしかないなと決意を新たにした次第です。


そして最後に。先ほど声をかけてくれた方のあるひと言がちょっと気になったんですよね。それは「最近は設定4や5が増えて6がツモれなくなってきた」ということ。

自分も都内で稼働していて同じ傾向を感じていました。機械割105〜107%くらいの台ならある程度座れるんだけど、110%を超える台にはなかなか巡り合えないんですよね。

どんなに対応力を高めても、設定6がなくなってしまうと勝ちにくくなってしまうし、全国的にこういった流れがあるんだとすると危険だなと。

こればっかりはどうしようもないんですが、設定4や5を減らして設定6に特化する営業をしている地域がないか、探してみようかな…なんて思っちゃいましたよ。

これも隣の芝生が青く見えているだけなのかもしれませんけどね(笑)。