依存するのが悪ではなくて、依存者が生活のうえで及ぼす悪影響が問題

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第72回
著者
悪☆味
何週か前のコラムで触れたパブリックコメントの受け付けが先日終了しました。ということで個人的な意見を綴らせてもらおうかなと。

あえて自分の見解を述べることもないかなとも思ったんだけど、こんなときばかりエンドユーザーに頼るってのが嫌だったんでね。

ほんの僅かでも規制案が緩和される可能性があるのであれば、なるべく多くの人に意見を送ってもらったほうが良かったのでしょう。6号機案をすべてを受け入れて6号機時代に移行することになれば、業界全体が衰退するのが目に見えているわけだから。

でも、こうやって当業界が追い込まれてしまったのは、自業自得の部分が多分にあると思うんですよ。

もちろん、規則改正についてはカジノ関連だとか、様々な利権が絡んでこうなっているのでしょう。とはいえ、業界自身に責任がないというわけでもないはず。結局、それぞれが自分本位で金儲けをしてきた結果だと思う。

当然この業界が好きで、真面目に働いて、エンドユーザーのことを本気で考えてきた業界人だっている。でも、そういった人たちも、これまで業界全体を動かせなかったわけだから、結果を受け入れるしかないのかなと。


さて、そんな理由もあってパブリックコメントの送付を扇動することはありませんでしたが、もちろん自分は書きました。

自分の意見ひとつで何がどうなるとは考えていませんけども、納得できないことがあるのにそのままスルーしてしまうのは、6号機案に賛成するのと同じことだと思うので。

送付したパブリックコメント、自分の意見を要約すると『依存するのが悪ではなくて、依存者が生活のうえで及ぼす悪影響が問題なのではないでしょうか?』ということ。

だってさ、人間って大なり小なり、何かしらに依存するものじゃないですか。それがパチンコ・パチスロだったとして、そのこと自体はなんら悪くないと思うんですよ。

ただ、パチンコに熱中するあまりに子供を車内放置したり、生活が破たんするほどの借金をしてまで遊技するのはダメだと思う。だからこそ、依存症になるプレイヤーがいても、それで生活に支障がなければ問題ないんじゃないかなって。


これは個人的な想像でしかないんだけど、依存症って金額はそれほど関係ないんじゃないかなと思うんですよ。

ただ、今回の規制案は大きく勝つ機会を減らすような内容になっているんだけど、それってどうなんですかね? 大きく勝つ可能性が減れば、やっぱり依存症になる人も減るのでしょうか?

自分は専門科ではないし医者でもないので、そのあたりには言及しませんでしたけど。


まぁ、勝ちの部分だけではなく、多少は負け金額も抑えられるような規制案だったけど、本当に依存症を減らすのが目的なのであれば本末転倒だとは思う。だって、1日の負け額が減るのであれば、ホールに行ける日数は増えるはずだから。

なので、ちょっと行き過ぎた部分は修正するべきだと自分も思うけど、だからといってパチンコ・パチスロという存在が悪いわけではない。そして、パチンコ・パチスロ依存症のユーザーが悪いわけでもない。生活を破たんさせたり、事件を起こすことが悪いだけなんじゃないかって思うわけです。

まぁ、正直なところ6号機そのものは諦めてますけどね…。その後の規制緩和、もしくは7号機までなんとか生き延びていくつもりです。

今回の6号機がきっかけになって業会全体がひとつにまとまりますように。