【パチスロ ガールフレンド(仮)】SR以上の5連ガチャがオールSRで嫌な予感全開……

シリーズ名
回胴皇帝的必勝塾ドッカーン (毎週木曜日更新)
話数
第77回
著者
スロカイザー
【前回のあらすじ】
新装初日に『パチスロ ガールフレンド(仮)』を打つことに成功したスロカイザー。同名のスマホゲームには結構な金額を課金していたので「実戦で取り戻す!!」と、邪な感情を抱いて着席。


序盤は悪くない展開だったのだが、打ち始めて数時間ほどでその勢いは失速してしまった。そして、ホール初打ちで早々に訪れてしまった天井。スロカイザーの心はポキッと折れかけたが、金髪碧眼のクロエ・ルメールのブルマ&水着姿を愛でていると、ボッキとやる気がそそり立つ。スロカイザーは再び勃ち上がった。

「まだだ、まだ終わらんよ」

スマホのシャッター音を鳴り響かせながら、スロカイザーは逆転の望みを抱いて天井ARTを消化した。その姿はまるで勇者、世が世なら冒険者Aと褒め称えられたであろう。


しかし実際の姿は…まるでただの屍、何も返事をしない腐乱死体のようであったろう。だが、それでもスロカイザーは諦めなかった。かつて、千日戦争と呼ばれた大戦を生き抜いたスロカイザーは知っていた。「戦い続ける限りは、まだ負けていない」と。

左手を力強く握って勇ましく戦い続ける、その姿はまるでビキニアーマーを装備した女戦士。オークに敗北して「くっ、殺せ」と懇願する女戦士。

そんな気持ちに台が応えてくれたのか、ついにポイントがMAXまで貯まった。設定変更後は内部的に大量ポイントを獲得している可能性が高く、この時は見た目上3000ptほどで10000ptに到達した。CZ以上が確定しているこの状況で天下のスロカイザーがスルーするはずもなく、見事にスルーした。


並の男だったら、この時点で諦めたであろう。だが、スロカイザーはアホボーイだった。

「大丈夫、大丈夫、きっと逆転できる」

そう根拠のない自信を頼りに離席することはなかった。転んでもただでは起きぬ男、それがスロカイザー。ついに千載一遇のチャンスが訪れた。


超激レアイベント中に5連ガチャ発生。SR以上のカードを5枚ゲットできるので、5枚すべてがCZ以上に当選している可能性が高い。SSRが1枚でも来ればCZ以上確定だ。



オールSRで嫌な予感全開。だが。このチャンスをスルーするほどスロカイザーはお粗末な男ではない。まず、1枚目のカードは…



CZに当選。しかも、選択されたのはもっともアツいクリスマス。期待度約75%とハズれるほうが難しいCZだ。当然、スロカイザーは危なげなく…



スルー。そして、残り4枚のカードは…



何も当たっておらず、全てポイントに加算された。だが、スロカイザーはまだ諦めなかった、まだ帰宅することは考えていなかった。

もっとクロエ・ルメールと遊びたいという想いがそうさせたのか、それとも天井間近までハマっていたからそうさせたのか、その理由は定かではない。



本日2回目の天井到達。すでに投資額は4万円オーバー。そろそろ何か起きないと逆転不可能なレベルになってしまう。このARTで最低でも1000枚はゲットしなければいけない。

ここぞというとき、逆境に立たされたとき、実力以上の力を発揮する男、それがスロカイザー。


微妙な獲得枚数でフィニッシュしたのであった。


話は変わるが、メニュー画面でガールたちとの親密度を見ることができる。4万円も使ったのだから、きっと選択し続けたクロエ・ルメールの親密度はかなり上がっているだろう。スロカイザーはそう思ったが…


現実はそう甘くはなかった。

だが、それでもスロカイザーは己のモテっぷりを、2次元ジゴロっぷりを再確認した。何故ならば、一度も選択していない…


この娘の親密度もクロエ・ルメールと同じぐらい上がっていたからだ。

スロカイザーは「ふー、モテる男は辛いぜ」とため息をついてホールを後にしたのだった。

あらすじ終了。


ということで、大敗した。まったく、金のかかる女だぜ!!