「自分の捨てた台には未練を持つな」と言うけれど、気になって仕方がナイ…

シリーズ名
とら × パチ (毎週火曜日更新)
話数
第77回
著者
たいがー山本
まいど! たいがーです。

前回の実戦コラムでは「気持ちの時点で負ける」という情けない1日を綴りましたが、その後もかなり悪戦苦闘を続けています。かといってスランプという自覚まではないのですが、冷静に結果だけを見ると…まぁスランプですわな。

今回は月が変わっての稼働初日なので、しっかりと流れを変えていきたいと思います。なにがなんでも諦めないぞ! という強い信念でホールに向かいました!


2017年07月03日(月)

本日は梅田巡回はお休みさせて頂きましたが、相変わらず大阪は蒸し暑いですね。…なんて書くと、無精したように思われるかもしれませんが、違うんです!

例の腰痛がもうとんでもないことになりまして、時折、歩くのも困難なほどの激痛が…。もう整骨院とかヌルいことを言ってられない状況となり、朝イチから病院に駆けこんだというのが本当のところなのです。

椎間板ヘルニアとか有名どころの病名を告げられるんだろうか…とビビリ半分覚悟半分で診察を終えると、

「そこまで酷くないようなので、しばらく薬を服用して様子をみましょう」

ドクターからはちょっと拍子抜けする診断結果が。ただし、腰にベルトを着用させられ、しばらく安静にするように指示されましたけどね。


『うぅ、めっちゃ苦しい。でも、楽やわ…』

このベルト、なかなか良いです。しっかりと腰を固定してくれるので、腰への負担がかなり軽減されます。その上、処方された薬がすぐに効いてくれて歩行も軽快になり、気分もポジティブになってきました。

『ほな、軽くご飯を食べていつものホールに行くかな。今日は今月最初の稼働やからな。きちんと結果が出るまで帰れへんぞ〜!』

気合入りまくりで正面入り口から入店。すぐさま北斗無双夢幻闘乱のお手打ち台に向かうと、悲しいことに先客さんが座っていました。仕方なくアイマリンのシマに行くも、先週からの閉め調整のままなのでパス。


『困ったな…。こうなるとミドルの沖海4か? いや、まだ金富士がの方が良いかも?』

ということでひとまず金富士のお手打ち台へ。こちらはシマに誰もいないという閑散とした状況だったので、全ての台の釘調整をじっくりと見ることができたのですが…

『ほぼ一律調整っぽいな』

さすがにこの人気では店も回す気などないでしょう。となれば、ネカセの関係なのか、そんな状況でも他よりは良く回るお手打ち台での勝負です。


早速、軽やかにハンドルを回すと…それはそれはよく回ってくれます! 回転レベルは10Kで276回転なのですから、これは全ツッパできるレベルですよね?

…とは思うのですが、既に確率分母を超え、魚群が1回も発生していない状況にイラつきを覚えざるをえません。

『あかんあかん! 当たってないんやから、そりゃ魚群も出んわな。液晶の演出に翻弄されたらあかんのやっ!』

そう自分に言い聞かせはするものの、あまりに淡々とした展開なので、このまま打ち続けるのが恥ずかしくなってきてしまいました。それと、このホールの常連さんにも原因があるのですが…。


それは、海大好きおばちゃんの言動。試行回数が200回を超えたあたりから、励まされているのかバカにされてるのか判断に悩む言葉を数分おきに浴びせられ続けたからです。

「にいちゃん、魚群は出た? えっ? 1回も出てへんの!? ひぇ〜。そらあかんわ」

「その台、先週に千回ハマリしてたんやで〜? 気ぃつけや〜!」

最初はこの台を打ちたいからわざとこんなことを言うのかも? と疑ったのですが、良く見ればこのおばちゃんは既にアイマリンで万発近く叩き出しています。本当の親切心からの言葉だったようですね。


『ええいっ! ほんまに当たる気せんわっ! もうブン投げる!』

この原因を作ったのは、チャンス目連続からの魚群…からのハズレという仕打ちを受けたから。別におばちゃんのアドバイスに従ったわけではないですよ!? まだ昼間で台移動も余裕だからと、他の台も打診してみようと思ったのです。

ちなみに、


これは15K投資での回転数です。この台以上に回る台はないと思いますが、とりあえず2番手候補となる台に移動してみました。


気分を新たに打ち始めたところ、試行できた回数は…千円32回。上ムラやろなとは思うものの悪い気はしなかったので暫く打ち続けていると…

『わちゃー、ピンポイントで座りよった!』

誰もいない金富士のシマに、さっきまで俺が打っていた台に若い男性が着席したのです。

『こいつ、データカウンターを見て選んだのか? それともそこそこ回るのを知っていてか? どっちにしろ最悪やーっ!』


読者さんは、自分が打っていた台をブン投げた後のことって気になりますか? 俺は基本的には気にしない…というか、二度と近寄らないようにしています。その理由はやはり、自分がヤメた後にすぐ大当たりされてしまうと気分が良くないから。しかも連チャンされたりすると、これまで俺が入れた金を後の人に盗まれたような感覚にもなるのです。セコい話ではありますが…。

そういう意味もあって、できることなら台移動はしたくないんですよね。それでも移動するのであれば別の機種とか、打っていた台が自分の視界に入らないような場所に移動することが多い気がします。


しかし今回は同じ機種。それどころか、間に2台挟んだだけの状態。他には誰もいないし、嫌でもその台から発せられるサウンドや電飾が俺の耳と目に飛び込んでくるのです。

『なんだかな〜。やっちまったなあ。これで冷静に打てないかも』

賢明で人格者たる読者さんなら、こうは思わないでしょうが、私は残念ながら違いました。

『当たるなよ〜! ハズれろ〜!!』

正直に、俺はこう思ってしまいます! 俗に言う「ハイエナ」ってやつですか? それとも「オカマを掘る」ってやつですかね、勝手なのは承知ですが、俺的にはそう思ってしまうのです。だからこそ「自分の捨てた台には未練を持つな」ということが大事なんですけどね…。


こうなりゃ俺の方が先に当てるしかない! と、全力で目の前の台に向かいます。が、その前の台のことが気になって気になって仕方がないのです。

時折ボタン連打やガラス面へのタッチが視界ギリギリのところに感じられるわけですが、その度に「ハズれろ」と思う俺。なんだか情けなくなってきましたわ…。

そんな状況で暫く停滞していると、ついにあのサウンドが耳に飛び込んできたのです!

「ラッキー!」

はい、あちらさんが大当たりしはりました…。

俺はというとまだ当たりなし。どうやら今日は「修行の日」なのだと悟り、さっきまでの台のことなんて無視して、自分のパチンコに徹するぞと気合を入れ直しますが、

『STスルしろ〜! うわっ、また当てやがった!』

なんか必死で怨念を送ってますやん。こんなことではパチンコは勝てません。これって「おまえは既に自分に負けている」ってことですからね。

しかし、分かっていてもイラつきが治まらないのです。そして、不思議なものですが、怨念を送れば送るほど連チャンって続きますますよね?


「グオグオグオグオ!」

『わあっ、ビックリしたなあ、もう!』

その台にばかり気を取られていたら、俺の台に中図柄再始動が入りました。これもパチンコですね〜。必死で台を睨み付けていたって当たらないもんは当たらないのです。


294回転で大当たり。確率分母超えですが、使った金は11K。

ここで上手く連チャンしてくれれば気分も晴れるというものですが、ST中に1回だけ当たってその後は華麗にスルー。しかも例の台はまだ連チャン中という、まさに修行そのものとなってきました。


『なんとか…なんとかこの持ち玉で次の大当たりを! お願いします!』

あとはもう神頼みしかないとばかりに祈るわけですが、そんな願いも虚しく、次の大当たりは恒例の倍ハマリ…。


こいつも寂しい2連で終了。その間に例の台は10連まで当たりを重ね、ホクホク顔で即ヤメしはりました。

『くっそー、この不ヅキの分は必ず返ってくるはずや。この台も回転レベルは高いんやから、必ず返ってくる!』

そう自分に言い聞かせて持ち玉が潰えてもひたすら金を入れ続けます。


そして、本日三度目となる通常時の大当たりが来たのは、会社帰りのリーマンで店内が活況となる19時前。


残念ながら4Rでしたが、ここから一気にSTで捲ってやると気合を入れ直します。が、気合だけが空回り。なんと悲しいSTスルーという結果に。

『もうあかん。ギブアップや。ここからの時間で現金投資はご法度や』

結局、投資50Kでの撤収です。


毎週月曜日はこのコラム実戦なので、少なからず結果を出そうと向かっていましたが、残念ながら今回は当たりを引けないという憂き目に…。ただそれ以上に、自分が捨てた台のその後に一喜一憂するというのが、実に情けない1日だったと思います。

やはり、俺はこれと決めた一台でタコ粘りする方が性に合ってるのかなと再認識しましたわ。あ、でも今日打った台のその後は明日確認しますけどね(笑)。


ほな、また来週!

それまでじゃんじゃんバリバリ稼いでや〜!!


【CRスーパー海物語INジャパン金富士バージョンSCA】
大当たり…5回

稼働時間…12:30〜19:30
投資…50000円
回収…0円(3.3円)
収支…-50000円