パチスロ雑誌で働こうなんて考える人間って、基本的にどうしようもない奴が多い…と思う

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第65回
著者
悪☆味
編集部員が飛んだらしいよ——

そんな話を聞いたのは先月の終わりくらいだったか。その編集部員の名前を聞いたけど、面識のないスタッフということで、それ以上興味がわくこともなく話は終わった。

一応付け加えておくと、編集部に行った際に新人スタッフに挨拶されることはあるんですけど、一緒に仕事をするまでは名前を覚えられないんですよ。というか耳が悪いので、名前を教えてもらっても聞き取れていないことも多かったりする。

ただそうやって挨拶をしてくれる新人さんも、大体1/3くらいの割合で1年も持たずして辞めてしまうので、一緒に仕事をすることなく、そして名前を覚えることもないままサヨナラとなってしまうことも多い。


当然適正とかもあるので辞めるのは仕方ないことだと思う。ただ、辞めるなら辞めるでしっかりと相談・報告が必要だよね?

その報告もなく、突然会社に来なくなる、これを"飛ぶ"なんて呼んでいるわけですが、今回もそれが発生したというわけです。

高校生のアルバイトでもあるまいし、社会人がいきなり飛ぶってあり得ないでしょ? でもね、最近は少なくなった気もするけど、これが珍しい話でもないんですわ。この仕事をするようになってから、もう何人も飛んだっていう状況に遭遇してますから。


そもそもパチスロ雑誌で働こうなんて考える人間って、基本的にどうしようもない奴が多いと思うんですよ。自分も含めて。

そろそろ仕事はしなきゃいけない年齢だけど、まだパチスロが打ちたい。そうだ、パチスロ雑誌で働けばパチスロを打ちながら給料が貰える! みたいなね。

俺だって似たようなものでしたから。

大学を卒業したものの、就職活動をまったくしていなかったので、そのまま半年ほどスロプー生活を続け、そろそろ何か考えようとSEの会社に試験&面接に行ったら受かってしまいましてね。

これでもうパチスロ漬けの生活が終わりか…いや、まだチャンスはある! と、必勝本に履歴書を送ったことから現在に至るわけで。

タケシさんなんて、ライターを始める前に初めて編集部で顔合わせみたいなことをするというのに、アロハシャツに雪駄で行ったらしいからね。もう働く気なんてゼロでしょ、それ(笑)。


とはいえ、本当にそんな感じの人間ばかりが集まって必勝本を作ってきたというのが事実なんですよ。とにかくパチスロが好き、とにかくパチスロを打っていたい、そんなスロバカ達が。

ただ、前にも書いたと思うが、パチスロライターの仕事なんて誰にでもできるくらい簡単なんだけど、編集部員の仕事はほんと大変なんですよ。

だから、パチスロが好きっていう気持ちだけでは続けられないし、辞めてしまう人間も多い。で、なかには周りに言えずに黙って飛んでしまう子もいる。

自分がそうだったからわかるけど、仕事が辛くて辞めていった子はきっと『パチスロを打ちながら仕事がしたいだけなのに、なんでこんなに忙しいの?』って思ったことでしょう。


ちなみに、編集部員はともかく、最近のライターは質が変わってきたなと感じる。

昔は編集部員と同じように、単にパチスロが打ちたいだけで、なんとなくライターになるような人間ばかりだったんですよ。アロハシャツと雪駄で初顔合わせに来ちゃうくらいですからね(タケシさんがこれを読んでないことを祈る)。

それが最近では、ライターとしての目的意識というか、最初から野心を持って入ってくる人が多いんだよね。

面接を担当したスタッフさんとかもちょっと驚いてたもん。『動画にいっぱい出て有名になりたいんです!』とか、みんな明確なヴィジョンを持っていて、それを熱く語るんですって。

だから、そんな新人ライター達の話を聞くと、時代も変わるもんだなぁと感じる一方、編集部員が飛びましたっていう話を聞いて、そっちは相変わらずだなと和んだり。

というわけで、この携帯サイトスタッフも含めて、編集部員を常時募集しているようですので、興味がありましたらどうでしょうか?