6号機への移行や機械のスペックよりも、個人的には筐体の変化のほうが気がかり
- シリーズ名
- ホールサイン解読術 (毎週土曜日更新)
- 話数
- 第37回
- 著者
- 葛ヤスナリ
夏と言えば花火とバーベキュー! ということで、少し早いけど知り合いが開催したバーベキューに参加してきました。
誘ってくれたのは昔から交流のあるスロプロさんだったんですが、それ以外の参加メンバーのほとんどが初対面だったので、行く前は少し緊張気味。しかし、共通の趣味があるっていうのは素晴らしい。パチスロの話をしていたらすぐに緊張もほぐれ、あっという間に時間が過ぎていきましたよ。
そして、パチスロ好きが集まると必ずといって良いほど話題に挙がるのが「今までで一番好きな機種」について。
この時も当然その話になったのですが、自分が口にした機種名は「ベルセルク」でした。意外と思われるかもしれませんよね。自分でもなんでベルセルクが出てきたのか不思議でしたよ(笑)。
ベルセルクは正直一番好きな機種というよりは、一番印象に残っている機種だったりします。
というのも、ベルセルクが導入された2015年の2月って、自分のパチスロ生活の中でも相当なスランプに陥っていた時期だったんですよね。そんな自分を助けてくれたのがベルセルクだったわけです。
その頃は、バジ絆の人気が出始めた時期だったのですが、このバジ絆を避けていたことが、スランプに陥るきっかけになってしまいました。今でこそ一番の得意機種であるバジ絆ですが、この頃は苦手意識を持っていて、できるだけ避けながら稼働をしていました。
ホール選びも、バジ絆以外に高設定を使ってくるところを優先して選んでいたのですが、バジ絆人気が高まるにつれ、ホールも徐々にバジ絆推しに。そうなると、もう行くホールがないし、打つ機種もない。完全な悪循環ですよね。
そんな逆境のなか出会ったのがベルセルクでした。あまり人気を得ることのなかったベルセルクですが、設定変更判別がかなり簡単にできるという特徴を持っています。
ガックン判別が効いたし、それを対策していても朝イチに転落リプレイが揃うかどうかで変判ができるので、打ち手にとってはかなり助かる仕様でしたね。
これが人気機種ともなればホール側も色々と対策するでしょうけど、そこまでの機種でもなかったというのも功を奏しました。
また、変判対策をするホールなのかどうかを見抜くという部分でも、ベルセルクは一役買ってくれたんですね。朝イチのベルセルクの挙動からどういうクセがあるかを判断して、それを他の機種で応用する…といった感じです。
こうして高設定をツモれただけでなく、新しいホールのクセを読むのという部分でも活躍してくれたため、ベルセルクという台はもの凄く印象に残っています。
ベルセルクで凌ぎつつ、バジ絆の立ち回りを徐々に身に付け、その後スランプから抜け出すことができました。
で、ベルセルクの話ついでに最近の変判についてちょっと話したいと思います。
自分はホールのクセを掴む際に、変判を利用することが多かったりします。
新しいホールを見るときはまずジャグラーの島にいき、ガックン対策をしているかどうかを確認するんです。出目は全部変えているか、同一設定の打ち直しをしている(していそう)か…なんていう部分も含めて、クセを探っていくわけですね。
ただ、最近、このジャグラーのガックンに大きな変化が起きています。
以前、どこかで話したと思うのですが、ファンキージャグラー以降のジャグラーの筐体ってガックンしたかどうかを見抜くのが難しくなった気がするんです。
気になる方は試しにBIG消化後、1G目のリールの動きを見てみて下さい。設定変更後とBIG消化後はほぼ同じ動きをする(これはおそらく変わってない)ので、参考になるかと思います。
先日、新台のスーパーミラクルジャグラーを打つ機会があったので、BIG後のリールがどう動くのかを確認していたのですが、2回に1回は通常回転と変わらないような感じがしました。左リールの位置とかが関係してくるのかもしれないので、もしかしたら分かりやすいポイントがあるのかもしれませんが。
おそらく、今後導入されるジャグラーは同じ仕様になっていると思います。そしてこれは立ち回るうえでめちゃくちゃ困る。
ジャグラーほど設定をピンポイントで看破するのが難しい機種はほとんどありません。最近は設定示唆演出や、成立すれば高設定濃厚or確定といったフラグを搭載しているノーマルタイプが多くなっていますが、そういったものも一切ないですし。
これで変判ができなくなったとしたら、攻めにくくなるうえに、先述したホールのクセ読むという部分も困難になります。
ただ、ガックンを見抜くうえで一つ希望があるとすれば、それは最近の携帯に搭載されているスロー撮影機能。設定変更後のリールを携帯のスロー機能を使って撮影して、リールの動きを見てみると、ガックンしているかどうかが分かる時があるんですよね。
これについては、当サイトの無料コラム「PMR」の3/10更新の回で、アレンとカズマくんが動画付きで解説していますので、ぜひご覧になってみてください。
何にせよ、これからのジャグラー攻略は朝イチのスロー撮影が必須となりそうです。
巷では6号機への移行も噂されるようになりましたが、個人的には機械のスペックよりもこうした筐体の変化のほうが気がかりだったりします。
極端な話、設定6の機械割が110%くらいあって、設定6を使ってくるホールがあればパチスロは勝てると思っています。ただ、そこにたどり着くための重要な一歩目であるガックン判別ができなくなるのは非常に痛手となるので、今後そのような変更がなくなるよう祈るばかりです。
誘ってくれたのは昔から交流のあるスロプロさんだったんですが、それ以外の参加メンバーのほとんどが初対面だったので、行く前は少し緊張気味。しかし、共通の趣味があるっていうのは素晴らしい。パチスロの話をしていたらすぐに緊張もほぐれ、あっという間に時間が過ぎていきましたよ。
そして、パチスロ好きが集まると必ずといって良いほど話題に挙がるのが「今までで一番好きな機種」について。
この時も当然その話になったのですが、自分が口にした機種名は「ベルセルク」でした。意外と思われるかもしれませんよね。自分でもなんでベルセルクが出てきたのか不思議でしたよ(笑)。
ベルセルクは正直一番好きな機種というよりは、一番印象に残っている機種だったりします。
というのも、ベルセルクが導入された2015年の2月って、自分のパチスロ生活の中でも相当なスランプに陥っていた時期だったんですよね。そんな自分を助けてくれたのがベルセルクだったわけです。
その頃は、バジ絆の人気が出始めた時期だったのですが、このバジ絆を避けていたことが、スランプに陥るきっかけになってしまいました。今でこそ一番の得意機種であるバジ絆ですが、この頃は苦手意識を持っていて、できるだけ避けながら稼働をしていました。
ホール選びも、バジ絆以外に高設定を使ってくるところを優先して選んでいたのですが、バジ絆人気が高まるにつれ、ホールも徐々にバジ絆推しに。そうなると、もう行くホールがないし、打つ機種もない。完全な悪循環ですよね。
そんな逆境のなか出会ったのがベルセルクでした。あまり人気を得ることのなかったベルセルクですが、設定変更判別がかなり簡単にできるという特徴を持っています。
ガックン判別が効いたし、それを対策していても朝イチに転落リプレイが揃うかどうかで変判ができるので、打ち手にとってはかなり助かる仕様でしたね。
これが人気機種ともなればホール側も色々と対策するでしょうけど、そこまでの機種でもなかったというのも功を奏しました。
また、変判対策をするホールなのかどうかを見抜くという部分でも、ベルセルクは一役買ってくれたんですね。朝イチのベルセルクの挙動からどういうクセがあるかを判断して、それを他の機種で応用する…といった感じです。
こうして高設定をツモれただけでなく、新しいホールのクセを読むのという部分でも活躍してくれたため、ベルセルクという台はもの凄く印象に残っています。
ベルセルクで凌ぎつつ、バジ絆の立ち回りを徐々に身に付け、その後スランプから抜け出すことができました。
で、ベルセルクの話ついでに最近の変判についてちょっと話したいと思います。
自分はホールのクセを掴む際に、変判を利用することが多かったりします。
新しいホールを見るときはまずジャグラーの島にいき、ガックン対策をしているかどうかを確認するんです。出目は全部変えているか、同一設定の打ち直しをしている(していそう)か…なんていう部分も含めて、クセを探っていくわけですね。
ただ、最近、このジャグラーのガックンに大きな変化が起きています。
以前、どこかで話したと思うのですが、ファンキージャグラー以降のジャグラーの筐体ってガックンしたかどうかを見抜くのが難しくなった気がするんです。
気になる方は試しにBIG消化後、1G目のリールの動きを見てみて下さい。設定変更後とBIG消化後はほぼ同じ動きをする(これはおそらく変わってない)ので、参考になるかと思います。
先日、新台のスーパーミラクルジャグラーを打つ機会があったので、BIG後のリールがどう動くのかを確認していたのですが、2回に1回は通常回転と変わらないような感じがしました。左リールの位置とかが関係してくるのかもしれないので、もしかしたら分かりやすいポイントがあるのかもしれませんが。
おそらく、今後導入されるジャグラーは同じ仕様になっていると思います。そしてこれは立ち回るうえでめちゃくちゃ困る。
ジャグラーほど設定をピンポイントで看破するのが難しい機種はほとんどありません。最近は設定示唆演出や、成立すれば高設定濃厚or確定といったフラグを搭載しているノーマルタイプが多くなっていますが、そういったものも一切ないですし。
これで変判ができなくなったとしたら、攻めにくくなるうえに、先述したホールのクセ読むという部分も困難になります。
ただ、ガックンを見抜くうえで一つ希望があるとすれば、それは最近の携帯に搭載されているスロー撮影機能。設定変更後のリールを携帯のスロー機能を使って撮影して、リールの動きを見てみると、ガックンしているかどうかが分かる時があるんですよね。
これについては、当サイトの無料コラム「PMR」の3/10更新の回で、アレンとカズマくんが動画付きで解説していますので、ぜひご覧になってみてください。
何にせよ、これからのジャグラー攻略は朝イチのスロー撮影が必須となりそうです。
巷では6号機への移行も噂されるようになりましたが、個人的には機械のスペックよりもこうした筐体の変化のほうが気がかりだったりします。
極端な話、設定6の機械割が110%くらいあって、設定6を使ってくるホールがあればパチスロは勝てると思っています。ただ、そこにたどり着くための重要な一歩目であるガックン判別ができなくなるのは非常に痛手となるので、今後そのような変更がなくなるよう祈るばかりです。