傷つけられたパチスロ台をみると悲しいし、自分勝手な人にせいで凄く嫌な気分になる

シリーズ名
あさってにむかって打て! (毎週水曜日更新)
話数
第67回
著者
「はあ…」

担当編集・しゃっく 「あれ? どうしたんですか? 柄にもなくセンチメンタル気味なため息なんか吐いちゃって」

「いや、今日打っていたジャグラーが、GOGOランプからストップボタン周辺の銀色の部材のいたるところまで、カギみたいな堅い凹凸物でガジガジに傷つけられていまして…それを見ていたらなんだか凄く悲しい気分になって」

「告知ランプが傷つけられたり焼かれたりしている台は何度も目にしたことがありますが…さすがにそこまで全体的に、というのは珍しいですね。そして、ひどい話ですし、凄く嫌な気分になりますね」

「展開が悪いときに台に当たりたくなる気持ちは分かるけど、その台を打っているのは全て『自分自身の選択』なワケじゃない? それを台のせいにするかのごとく、あれだけ執拗に傷つけるというのは…さすがにちょっとやりすぎなんじゃないかな、と。パチスロが好きな身空としては、正直、腹に据えかねる思いでしたよ」

「僕も以前、同じような想いをした時のことをこのコラムで吐露させてもらいましたけど、そういう行為とか台パンとかする人を見ると、『だったらもうヤメればいいのに』って、その人のことをすごく冷めた目で見ちゃいますよね」

「そうだよね。決して誰かに強制されて打つ遊びじゃないんだし」

「それに、台はあくまでもホールの所有物なワケですから、嵐さんが見た台のように度が過ぎるほど傷つけたり、それこそ故障させたりしたら、良くて弁償、悪ければ器物損壊罪で訴えられる可能性だってあったりするワケで」

「いまはホールの至るところに監視カメラが設置されてるし、その性能もかなり向上しているみたいだから、悪事はすぐにバレてしまいます。パチスロは勝負事だから、どうしてもカーッとなってしまう瞬間はあるだろうけど、『自分の行動は常に周りから見られているんだ』という意識を持って、いかなるときでも冷静な行動を心がけたいですね」

「パチンコ屋さんでカーッとなって台やトイレなどを破壊して、それで捕まって訴えられて逆に自分の人生が破壊される…なんてことは本当に馬鹿らしいことですから」

「それもそうだし、何よりアタクシはパチスロ台のことを1人の女性だと思って接していますから、ああいった行為は信じられません」

「そうそう…って、は?」

「自分の好きな女性があんなに一方的に傷つけられているのを見たら…はらわた煮えくり返ってしかたがなかとよ! 傷つけたヤツばぼてくりかえしたくなるばい!」

「いやいや、なんで急に九州地方の方言を…アンタ茨城県出身でしょ?」

「せからしか! とにかくああいう行為は好かん!」

「嵐さんがパチスロ台を女性に見立てているとか、なぜか急に九州地方の方言をしゃべりだすとか、そういうのはどうでもいいんですけど…たしかに、自分の好きな物を無軌道に傷つけられるのは気持ちがいいものではないです。我々も、そしてこのコラムを読んでくださっている読者の皆様も、いまさらこんなことは言わなくても大丈夫だとは思っておりますが…パチスロを打っていて、ついうっかり手が出そうになる局面・展開に見舞われても、振り上げた気持ちと拳をグっと堪えて、そういうときはあえて、ここぞとばかりに優しくレバーONしていきましょう!」

「です、ね。そしてそれこそが『やさシステム』の理念でもありますから」

「それもどうでもいい解説ですけどね(苦笑)」