番長3の狙い目は夕方!? 意外と落ちている設定4を打ち切れば結果は付いてくる

シリーズ名
ホールサイン解読術 (毎週土曜日更新)
話数
第32回
著者
葛ヤスナリ
前回のコラムで書いた通り、最近の稼働はジグマスタイル…と言ったら大げさですが、ある程度通うホールを固定しています。

このジグマっていう立ち回りは、安定した精神状態で稼働できるというメリットもあったりします。ホールを攻略しているという感覚が他の立ち回りよりも強くて、パチスロを打ちに行くのが楽しいんですよね。

ただ、精神的な部分と収支は別モノ。結果には満足できていないというか、修正しなければならない点が見つかりました。それを分かりやすく説明するために、5月の稼働データをお見せしますね。


●5/24時点の稼働データ[1]
稼働日数:17日
打ち切った日数:10日
総収支:+262000円
※打ち切った=22時以降まで稼働

「いや、勝ってるやん!」とツッコまれそうですが、それはお目こぼしを…。

自分の場合、パチスロで生計を立てるなら、1日あたり+2万円以上の収支が必要だと考えています。

稼働する環境っていうのは目まぐるしく変わりますよね。ライバルの出現で自分の収支が伸ばせなくなるとか、ホールが高設定を使わなくなるとか。

こういった変化が訪れた際は一時的に収支が激減することもあるので、普段は蓄えることも考慮して、最低+2万円は必要だということです。

現時点での5月の稼働データだと稼働日数が17日なので、+34万円以上なければダメなんですが、実際は+26万強とノルマには達していません。


では、収支が足りていない理由は何なのか。

正直データをまとめるまでは「今月はヒキ弱だったのかな」なんて軽く考えていました。17日の稼働のうち、打ち切った日数が10日ほどあったので、高設定を掴んでいる自信はありましたし。

ただ、データをもう少し分析してみると、ある問題点が見えてきます。


●5/24時点での稼働データ[2]
月間総ゲーム数:約87000G
総差枚数:約15500枚
出玉率:約105.9%

説明の前に1つ補足を。総差枚数が15500枚なのに収支が+262000円となっているのは交換率の影響です。都内では5.6枚交換が主流なので、当たり前ですが収支は等価交換よりも低くなってしまいますからね。


それでは稼働内容の分析に入りましょう。

まず、ギリギリ合格点を与えられるのは出玉率。交換率が5.6枚だと、出玉率が106%以上あれば及第点になると考えています。

ちょっと難しい話になるかもしれませんが、以下の式を見て下さい。

●ゲーム数7000G・平均投資15000円(750枚)の場合
[1] (7000×3×1.06+750)-(7000×3)=2010(枚)
[2] 2010÷0.056=35892(円)
[3] 35892-15000=20892(円)

まず、[1]の式で獲得した枚数を計算しています。IN枚数が7000×3で21000枚、OUT枚数が21000×1.06で22260枚。これらの差が1260枚となり、750枚投資して差枚数1260枚ということなので、その2つを足した2010枚が獲得枚数になります。

[2]で流した枚数の換金額を出し、[3]で投資分の15000円を引いて収支を出す…といった流れです。

こうすると、機械割が106%の台なら5.6枚交換で7000G消化した場合の期待収支が+20892円と計算できるため、合格ラインとなります。

ちなみに平均投資を現金で15000円としていますが、500枚(10000円分)までは貯玉再プレイを使用できるので、5.6枚交換の計算より若干プラスが大きくなります。

逆にART機の場合は平均投資が15000円じゃ収まらないでしょうから、そのあたりは大体の目安で考えて良いのかなと。現金15000円と貯玉10000円分の投資であれば、先ほどの計算と大きくズレることはないでしょう。


話を本筋に戻します。出玉率が及第点に達しているとなると、残す要因はただひとつ、消化ゲーム数ですよね。

打ち切った日数は10日と書いたのですが、実はそのうち朝イチに座った台をそのまま打ち切ったのは4日しかなかったんですよ。

同じホールに通うとなると、基本的にはお客さんの少ない場所を選びます。そうすると、自分だけで高設定を探すケースが増えますよね。高設定にたどり着いたのが3台目で、その時の時間は15時…なんていうことも何度もあって、打ち切ったと言ってもゲーム数自体はそんなに稼げていなかったようです。

これで問題がハッキリしましたね。これからは、朝イチの狙い台の精度をもっと上げる事を意識したいと思います。何台か耕して、そこから設定6を見つけるというのもジグマスタイルの醍醐味といえば醍醐味ですが、もっとホールのクセを読まないといかんですね!


今回は少しややこしい話になってしまいましたが、収支を付ける際に消化ゲーム数もメモしておくと、こんな感じで細かい分析ができるので、立ち回りを振り返るときに役に立ちます。

自分は頻繁にデータを振り返ることはないんですが、ヒキが足りてないなぁと思った際にこういった分析をしてみると、実はヒキではなく消化ゲーム数が足りていなかったっていう事があるんですよね。


そうそう、最後にひとつ余談を。

今月は途中から閉店まで打ち切ったという日が6日あって、そのうちの3回は番長3でした。

で、その番長3は3回とも設定4だったと予想していますが、番長の設定4って夕方にくらいに空き台になることもあるんですよね。そしてそこから閉店まで打ち切って、それなりに結果が出ていると。つまり番長3の設定4は意外と狙い目なんじゃないかと思っています。

仕事帰りなどに打つ台を探すなら、まずは番長3の島を見てみるのも、いいのかもしれませんよ。