獣王 王者の覚醒の設定変更後はBIG当選まで続行!? そしてボーナス中の3択のオススメは「左」!
- シリーズ名
- 狙いドコロを狙ってみた (毎週土曜日更新)
- 話数
- 第60回
- 著者
- クボンヌ/二星しょうた/畑ヒロフミ
どうも、クボンヌ…ではなく、編集Sです。
これまで当コラムは二星→編集S→クボンヌ→二星…っていう順番だったので、「次はクボンヌか!」と期待していた読者の方々…申し訳ありません。編集Sの連投になります。
これから実戦および考察はこれまでの流れを崩さず、月終わりの総括を書く人選は完全ランダムでお届けする予定です。報告が遅れて申し訳ありませんでした。
さてさて、話は変わりますが、前回のコラムで沖縄旅行の件に少し触れましたが、何が目的だったのかと言うと…
沖縄限定のポケモン「サニーゴ」を捕るためです。えぇ、恥ずかしながらまだ「ポケモンGO」をやっております。この事を会社の先輩に話したら…
「え…まだやってんの」
とドン引きされました。まぁ、そうですよね。世間一般的にはもはや廃れてますし、やっている人も少ないし…。えぇ、オワコンだと認めましょう!
でもね…もう僕は引き返せないトコロまで堕ちてるんですよ。交通費やアプリ内の課金で使った金額は…約30〜40万。ここまで浪費したら引き返せません。しかも、まだ捕まえてない海外限定ポケモンだってほしい。極めるまで何が何でもヤメるつもりはありません…! 次は海外進出(※)や!
※アメリカorヨーロッパorオーストラリア
ただ、課金をしすぎてお金が凄いペースで減ってるんですけどね。昨日も12000円のiTunesカードを購入してアプリ内にブチ込んでやったぜ、へへ。いいんだ、楽しいから。
…といった感じでポケモンGOにしては重課金者(たぶん)の編集Sがお届けする今回の狙いドコロ…結果はどうだったのか。早速、実戦結果のほうに移りましょうか。
【SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜III】
打ち始め…769G
ヤメ…11G
投資金額…10000円
流した枚数…304枚
換金額…6000円
収支… -4000円
【エウレカセブンAO】
打ち始め…540G
ヤメ…23G
投資金額…7000円
流した枚数…533枚
換金額…10500円
収支… +3500円
【獣王 王者の覚醒】 ※PICK UP!
打ち始め…朝イチ0G
ヤメ…ART後10G
投資金額…25000円
流した枚数…1531枚
換金額…30500円
収支… +5500円
※リセット狙いで実戦
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…AT後36G
ヤメ…237G
投資金額…7000円
流した枚数…0枚
収支… -7000円
※モード狙いで実戦・モードB以下と判断してヤメ
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…AT後170G
ヤメ…265G
投資金額…3000円
流した枚数…0枚
収支… -3000円
※モード狙いで実戦・モードB以下と判断してヤメ
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…AT後66G
ヤメ…BC後0G
投資金額…2000円
流した枚数…83枚
換金額…1700円
収支… -300円
※47枚貸し出し→等価交換のホール(100円単位で換金可能)でモード狙いを実戦
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…AT後69G
ヤメ…BC後32G
投資金額…4000円
流した枚数…0枚
収支… -4000円
※モード狙いで実戦・モードB以下と判断してヤメ
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…AT後59G
ヤメ…BC後0G
投資金額…3000円
流した枚数…84枚
換金額…1700円
収支… -1300円
※47枚貸し出し→等価交換のホール(100円単位で換金可能)でモード狙いを実戦
【牙狼-守りし者-】
打ち始め…527G
ヤメ…1G
投資金額…2000円
流した枚数…165枚
換金額…3000円
収支… +1000円
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…4スルー台(301G)
ヤメ…初回BC後38GG
投資金額…8000円
流した枚数…381枚
換金額…7500円
収支… -500円
【機動戦士Zガンダム】
打ち始め…ART後6G
ヤメ…BB後0G
投資金額…1000円
流した枚数…103枚
換金額…2000円
収支… +1000円
※スルー回数天井(1回)狙いで実戦
【ミリオンゴッド-神々の凱旋-】
打ち始め…820G
ヤメ…24G
投資金額…29000円
流した枚数…290枚
換金額…5500円
収支… -23500円
▼TOTAL収支
狙った台数…12台
総投資金額…101000円
総換金額…68400円
収支… -32600円
今回の考察機種は「バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆(以下、バジ絆)」になります。バジ絆の狙いドコロと言えばスルー回数天井狙いが最も有名ですが、"モード狙い"という立ち回りを読者の皆様はご存じでしょうか?
以前、掲載したコラム(「バジ絆・モード看破のススメ」参照)で僕はスルー回数天井狙いのヤメ時について考察し、あまり主流ではないヤメ方についてお話ししました。AT当選後は即ヤメせずに100Gほど消化し、演出からモードを推測して押し引きを判断する…という方法ですね。
モード狙いとは、このヤメ時のギャップを突く立ち回りのことを指します。AT後即ヤメ台を100Gほど消化してモードC以上だと判断したらBC当選まで続行、違うのであればヤメ。上位モードの狙い方は十人十色ですが、僕はこのように立ち回っていました。
それにAT後のモードは、通常時を消化する以外に察知する方法がありませんし。これもモード狙いの利点と言えましょう。
事実、モード狙いは効果があったようです。以前、読者さんから「モード狙いで100万勝ちました!」という感想メールも頂きましたし。う〜ん、非常に羨ましい! 一方の僕は…
【バジ絆・モード狙い実戦DATA】
勝率…19.8%
平均投資額…4252円
実戦1回あたりの収支… -3464円
トータル収支… -120427円
※収支は貯メダル分を考慮したもの
ボコボコにされてるんですけどねーーーーー!!
いや、モード解析が出てからしばらくの間(6ヶ月くらい)はそれなりに勝ってたんですよ。当時は収支を付けてなかったのですが、+15〜20万くらいは勝っていたハズ。そこからの転落っぷりが尋常ではありません。全然通用していないやんけ。
でも、これには理由があると僕は考えてまして、その考察が今回のコラムテーマになります。それでは順にお話ししていきましょう。
まず、BC・AT後のモードは全26種類あるテーブルによって抽選されるのですが、その仕様は複雑。ですが、6種類のグループに分けると覚えやすいです。グループ別の特徴は、
【基本グループ】
● テーブルA〜Jが該当
● スルー回数天井は10回
● 開始モードはAorBの占有率が高く、AT間で若干ハマリやすい
【準備グループ】
● テーブルK〜Mが該当
● スルー回数天井は10回
● AT間でハマリやすい
【ハマリグループ】
● テーブルNが該当
● スルー回数天井は11回
● 開始モードはほぼAだが、AT後のグループは確定グループ(後述)を選択
【チャンス[1]グループ】
● テーブルO〜Uが該当
● スルー回数天井は9回
● モードC占有率の高いテーブルを選択しやすく、AT間でハマリづらい
【チャンス[2]グループ】
● テーブルV〜Xが該当
● スルー回数天井は3回or5回or7回
● 次回グループはチャンス[1]or確定
【確定グループ】
● テーブルY・Zが該当
● BC当選でAT確定
…と、こんな感じ。また、AT当選後のグループ選択率には特徴がありまして、基本的に「同じグループ」を選択しやすくなっています。
つまり、低設定でもチャンス[1]グループさえ選択していれば、次回も同じグループが選択されやすくなっているため、まるで高設定かのようにAT初当たりが軽くなるのです。
逆にAT間で大ハマリを生みやすい準備グループ…これを選択してしまうと約70%(設定1・2)で再び準備グループから選択してしまうんですよ。ホールでよくありますよね? 8スルー・7スルー・5スルーみたいな台。あれは準備グループから抜け出せない典型例です。また、基本グループを選択していた場合も同様の挙動になりやすいです。
そのため、僕はモード狙い時にチャンス[1]グループを選択していると思しき台を打つ必要があると考えていました。AT後即ヤメ台を打つ前に履歴を確認して、直前にBC3回以内での当選が多ければ打つ…といった具合に。また、直前の履歴だけAT間で大きくハマってても打ってました(7スルー1回のみとか)。
ちなみに、勝っていた時期は確定グループと思しき台を拾ったことが何度もあります。おそらく前回がハマリグループだったのでしょう。打ち手側のモードに対する意識が低かったので、そのような台も結構ゴロゴロ落ちていたような気がするんですよ。
しかし、今は状況が全く異なります。モード解析が出た当初と比べ、今はバジ絆を打つ方々のモードに対する意識が一気に上がりました。しかもモードを推測するうえで重要な演出でも新たな情報が出たり。
特にBC絵柄テンパイ時のボイス振り分けは衝撃的でしたね。今まで通常時の演出・朧BCでモードを推測するだけで留まっていたのが、BC確定画面で答え合わせのようなことができるのですから。これに伴い、AT後即ヤメ台のモード狙いは窮地に追い込まれることになります。
そもそもAT後に即ヤメしていく人というのはどういう人なのでしょうか? 大半がBCスルー台狙いをしてヤメていく人ですよね。つまりは、バジ絆を打ち込んできて、あらゆる数値を頭に叩き込んでるベテラン揃いなんです。そのような人達がモードのことを意識していない…とは考えられません。
おそらく、ハマリ台狙い時も様々な要素を考慮して打っている台の選択グループを割り出し、ヤメ時を自在に変えているのでしょう。というかほぼ間違いありません。特にハマリグループは察知しやすい部類に入りますし。
こういったベテランの人が即ヤメした場合は、前回基本or準備グループの可能性が高くなります。それに気付かず「グヘヘ、本当にヤメてもいいのかな。AT後に上位モードかもしれないぜ」って感じで意気揚々と打ち始めると死にます、僕のようにね!
…といったことを実戦期間中に考えながら今回もモード狙いで撲殺されていました。っていうか、早く気づけよ、馬鹿!
狙いドコロの実戦でもよくモード狙いをしていたのですが、そのたびに「何故勝てないのだろうか…」と考えていたにもかかわらずです。正直な話、過去の栄光(といっても微妙なプラス)にすがりすぎて現実を見ていなかった…。あ〜恥ずかしい!
今後は、AT後即ヤメ台のモード狙いは実戦しないつもりです。パチスロ…というか人生において一番大事なのは「失敗を失敗と認め、次に進むこと」だと思いますから。明らかに失敗であるにもかかわらず認めない…これが一番いけないことだと思いますし。
今回の失敗を胸に刻み、気持ち新たにホールへ向かう編集Sなのでした。
【獣王 王者の覚醒】
打ち始め…朝イチ0G
ヤメ…ART後10G
投資金額…25000円
流した枚数…1531枚
換金額…30500円
収支… +5500円
※リセット狙いで実戦
→ヤメる
BIGを1回引くまで続行する
心の中でRPGのような選択肢があった。
というのも『獣王 王者の覚醒(以下、獣王覚醒)』のリセット狙いをしまして。設定変更台を確保して運良く299G天井に引っかかったのですが、そのARTが50G駆け抜け。
大事なのは、この後なんですよ。獣王覚醒のリセット恩恵は天井短縮だけではなく、REG連回数も再抽選されます。REG連が多くなるほどCZ「獣王モード」orARTが当選しやすくなるため、朝イチはBIGを1回引くまでヤメるべきではないのでは…と考えていたんです。
しかし、今はあまり軍資金に余裕がない。この状況で特大ハマリを喰らったら…次の給料日までどう暮らせば良いのか。下手したら餓死してしまうぞ。いや、本当にどうしたものか…。
…といった感じで悩んでいたのですが、最終的には続行を決意しました。こうなったら行くトコまで行ってやる!
投資25000円にてBIG当選。なんでやねん!
途中でCZ「ビーストバトル」を成功したおかげで投資は若干抑えられましたが、「焼け石に水」状態。状態を確認してからヤメるか…とため息をつきながら消化していると…
REGを引いて獣王モード当選。これを見事に成功してATに再突入です。そして、これをきっかけにして流れが変わりました。
ボーナス連打に加え、ビーストアタックも絶好調。前作と同様に「ダチョウアタック」は夢がありますねぇ。
まさか180Gも上乗せするとは思いませんでしたよ。それに獣王覚醒のARTは一度でも大量上乗せすると、そのポテンシャルを最大限に発揮するんですね。獣玉も貯まるし、何より面白い!
また、ART中のボーナスは特に重要ですね。押し順チャレンジで3択に正解すれば獣玉を獲得できるのですから。そして、この時は3択正解をアシストしてくれる頼もしい味方が私には居ました。
その名は『3択の大和』。
当サイトではブラウザ版のみですが、「押し順はライターにお任せ!」というツールがあります(一部、非対応機種アリ)。それを使うと各押し順を担当するライターさんが押し順を指示してくれるんですよね。3択は大和さんが担当していて、実戦中は押し順チャレンジが発生するたびにツールを使ってたんですよ。
で、これがズバズバ的中する…と。僕の実戦上、この3択ツールを使うと成功率が大幅にアップしております(33.3%→50%くらい)。まぁ、オカルトですけどね。読者の皆さんも、良かったら使ってみてください。
この時の実戦は大和さんの力を借りつつ、約1500枚の出玉を獲得に成功。大和さん、マジでありがとう…!! 仮に大和さんが教祖の宗教があるならば即入信するレベルで感謝しておりますぞ! 生き残れて良かった!
…はずだったんですが、その後、凱旋のハマリ台狙いで地獄に突き落とされました。あ〜ぁ、早く給料日にならないかしら。もう、生活に困っちゃうわん。
これまで当コラムは二星→編集S→クボンヌ→二星…っていう順番だったので、「次はクボンヌか!」と期待していた読者の方々…申し訳ありません。編集Sの連投になります。
これから実戦および考察はこれまでの流れを崩さず、月終わりの総括を書く人選は完全ランダムでお届けする予定です。報告が遅れて申し訳ありませんでした。
さてさて、話は変わりますが、前回のコラムで沖縄旅行の件に少し触れましたが、何が目的だったのかと言うと…

沖縄限定のポケモン「サニーゴ」を捕るためです。えぇ、恥ずかしながらまだ「ポケモンGO」をやっております。この事を会社の先輩に話したら…
「え…まだやってんの」
とドン引きされました。まぁ、そうですよね。世間一般的にはもはや廃れてますし、やっている人も少ないし…。えぇ、オワコンだと認めましょう!
でもね…もう僕は引き返せないトコロまで堕ちてるんですよ。交通費やアプリ内の課金で使った金額は…約30〜40万。ここまで浪費したら引き返せません。しかも、まだ捕まえてない海外限定ポケモンだってほしい。極めるまで何が何でもヤメるつもりはありません…! 次は海外進出(※)や!
※アメリカorヨーロッパorオーストラリア
ただ、課金をしすぎてお金が凄いペースで減ってるんですけどね。昨日も12000円のiTunesカードを購入してアプリ内にブチ込んでやったぜ、へへ。いいんだ、楽しいから。
…といった感じでポケモンGOにしては重課金者(たぶん)の編集Sがお届けする今回の狙いドコロ…結果はどうだったのか。早速、実戦結果のほうに移りましょうか。
実戦結果
※注釈がない実戦データは、すべて50枚貸し出し→等価交換のホールにて実戦
【SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜III】
打ち始め…769G
ヤメ…11G
投資金額…10000円
流した枚数…304枚
換金額…6000円
収支… -4000円
【エウレカセブンAO】
打ち始め…540G
ヤメ…23G
投資金額…7000円
流した枚数…533枚
換金額…10500円
収支… +3500円
【獣王 王者の覚醒】 ※PICK UP!
打ち始め…朝イチ0G
ヤメ…ART後10G
投資金額…25000円
流した枚数…1531枚
換金額…30500円
収支… +5500円
※リセット狙いで実戦
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…AT後36G
ヤメ…237G
投資金額…7000円
流した枚数…0枚
収支… -7000円
※モード狙いで実戦・モードB以下と判断してヤメ
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…AT後170G
ヤメ…265G
投資金額…3000円
流した枚数…0枚
収支… -3000円
※モード狙いで実戦・モードB以下と判断してヤメ
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…AT後66G
ヤメ…BC後0G
投資金額…2000円
流した枚数…83枚
換金額…1700円
収支… -300円
※47枚貸し出し→等価交換のホール(100円単位で換金可能)でモード狙いを実戦
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…AT後69G
ヤメ…BC後32G
投資金額…4000円
流した枚数…0枚
収支… -4000円
※モード狙いで実戦・モードB以下と判断してヤメ
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…AT後59G
ヤメ…BC後0G
投資金額…3000円
流した枚数…84枚
換金額…1700円
収支… -1300円
※47枚貸し出し→等価交換のホール(100円単位で換金可能)でモード狙いを実戦
【牙狼-守りし者-】
打ち始め…527G
ヤメ…1G
投資金額…2000円
流した枚数…165枚
換金額…3000円
収支… +1000円
【バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆】
打ち始め…4スルー台(301G)
ヤメ…初回BC後38GG
投資金額…8000円
流した枚数…381枚
換金額…7500円
収支… -500円
【機動戦士Zガンダム】
打ち始め…ART後6G
ヤメ…BB後0G
投資金額…1000円
流した枚数…103枚
換金額…2000円
収支… +1000円
※スルー回数天井(1回)狙いで実戦
【ミリオンゴッド-神々の凱旋-】
打ち始め…820G
ヤメ…24G
投資金額…29000円
流した枚数…290枚
換金額…5500円
収支… -23500円
▼TOTAL収支
狙った台数…12台
総投資金額…101000円
総換金額…68400円
収支… -32600円
考察
今回の考察機種は「バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆(以下、バジ絆)」になります。バジ絆の狙いドコロと言えばスルー回数天井狙いが最も有名ですが、"モード狙い"という立ち回りを読者の皆様はご存じでしょうか?
以前、掲載したコラム(「バジ絆・モード看破のススメ」参照)で僕はスルー回数天井狙いのヤメ時について考察し、あまり主流ではないヤメ方についてお話ししました。AT当選後は即ヤメせずに100Gほど消化し、演出からモードを推測して押し引きを判断する…という方法ですね。
モード狙いとは、このヤメ時のギャップを突く立ち回りのことを指します。AT後即ヤメ台を100Gほど消化してモードC以上だと判断したらBC当選まで続行、違うのであればヤメ。上位モードの狙い方は十人十色ですが、僕はこのように立ち回っていました。
それにAT後のモードは、通常時を消化する以外に察知する方法がありませんし。これもモード狙いの利点と言えましょう。
事実、モード狙いは効果があったようです。以前、読者さんから「モード狙いで100万勝ちました!」という感想メールも頂きましたし。う〜ん、非常に羨ましい! 一方の僕は…
【バジ絆・モード狙い実戦DATA】
勝率…19.8%
平均投資額…4252円
実戦1回あたりの収支… -3464円
トータル収支… -120427円
※収支は貯メダル分を考慮したもの
ボコボコにされてるんですけどねーーーーー!!
いや、モード解析が出てからしばらくの間(6ヶ月くらい)はそれなりに勝ってたんですよ。当時は収支を付けてなかったのですが、+15〜20万くらいは勝っていたハズ。そこからの転落っぷりが尋常ではありません。全然通用していないやんけ。
でも、これには理由があると僕は考えてまして、その考察が今回のコラムテーマになります。それでは順にお話ししていきましょう。
まず、BC・AT後のモードは全26種類あるテーブルによって抽選されるのですが、その仕様は複雑。ですが、6種類のグループに分けると覚えやすいです。グループ別の特徴は、
【基本グループ】
● テーブルA〜Jが該当
● スルー回数天井は10回
● 開始モードはAorBの占有率が高く、AT間で若干ハマリやすい
【準備グループ】
● テーブルK〜Mが該当
● スルー回数天井は10回
● AT間でハマリやすい
【ハマリグループ】
● テーブルNが該当
● スルー回数天井は11回
● 開始モードはほぼAだが、AT後のグループは確定グループ(後述)を選択
【チャンス[1]グループ】
● テーブルO〜Uが該当
● スルー回数天井は9回
● モードC占有率の高いテーブルを選択しやすく、AT間でハマリづらい
【チャンス[2]グループ】
● テーブルV〜Xが該当
● スルー回数天井は3回or5回or7回
● 次回グループはチャンス[1]or確定
【確定グループ】
● テーブルY・Zが該当
● BC当選でAT確定
…と、こんな感じ。また、AT当選後のグループ選択率には特徴がありまして、基本的に「同じグループ」を選択しやすくなっています。
つまり、低設定でもチャンス[1]グループさえ選択していれば、次回も同じグループが選択されやすくなっているため、まるで高設定かのようにAT初当たりが軽くなるのです。
逆にAT間で大ハマリを生みやすい準備グループ…これを選択してしまうと約70%(設定1・2)で再び準備グループから選択してしまうんですよ。ホールでよくありますよね? 8スルー・7スルー・5スルーみたいな台。あれは準備グループから抜け出せない典型例です。また、基本グループを選択していた場合も同様の挙動になりやすいです。
そのため、僕はモード狙い時にチャンス[1]グループを選択していると思しき台を打つ必要があると考えていました。AT後即ヤメ台を打つ前に履歴を確認して、直前にBC3回以内での当選が多ければ打つ…といった具合に。また、直前の履歴だけAT間で大きくハマってても打ってました(7スルー1回のみとか)。
ちなみに、勝っていた時期は確定グループと思しき台を拾ったことが何度もあります。おそらく前回がハマリグループだったのでしょう。打ち手側のモードに対する意識が低かったので、そのような台も結構ゴロゴロ落ちていたような気がするんですよ。
しかし、今は状況が全く異なります。モード解析が出た当初と比べ、今はバジ絆を打つ方々のモードに対する意識が一気に上がりました。しかもモードを推測するうえで重要な演出でも新たな情報が出たり。
特にBC絵柄テンパイ時のボイス振り分けは衝撃的でしたね。今まで通常時の演出・朧BCでモードを推測するだけで留まっていたのが、BC確定画面で答え合わせのようなことができるのですから。これに伴い、AT後即ヤメ台のモード狙いは窮地に追い込まれることになります。
そもそもAT後に即ヤメしていく人というのはどういう人なのでしょうか? 大半がBCスルー台狙いをしてヤメていく人ですよね。つまりは、バジ絆を打ち込んできて、あらゆる数値を頭に叩き込んでるベテラン揃いなんです。そのような人達がモードのことを意識していない…とは考えられません。
おそらく、ハマリ台狙い時も様々な要素を考慮して打っている台の選択グループを割り出し、ヤメ時を自在に変えているのでしょう。というかほぼ間違いありません。特にハマリグループは察知しやすい部類に入りますし。
こういったベテランの人が即ヤメした場合は、前回基本or準備グループの可能性が高くなります。それに気付かず「グヘヘ、本当にヤメてもいいのかな。AT後に上位モードかもしれないぜ」って感じで意気揚々と打ち始めると死にます、僕のようにね!
…といったことを実戦期間中に考えながら今回もモード狙いで撲殺されていました。っていうか、早く気づけよ、馬鹿!
狙いドコロの実戦でもよくモード狙いをしていたのですが、そのたびに「何故勝てないのだろうか…」と考えていたにもかかわらずです。正直な話、過去の栄光(といっても微妙なプラス)にすがりすぎて現実を見ていなかった…。あ〜恥ずかしい!
今後は、AT後即ヤメ台のモード狙いは実戦しないつもりです。パチスロ…というか人生において一番大事なのは「失敗を失敗と認め、次に進むこと」だと思いますから。明らかに失敗であるにもかかわらず認めない…これが一番いけないことだと思いますし。
今回の失敗を胸に刻み、気持ち新たにホールへ向かう編集Sなのでした。
PICK UP
【獣王 王者の覚醒】
打ち始め…朝イチ0G
ヤメ…ART後10G
投資金額…25000円
流した枚数…1531枚
換金額…30500円
収支… +5500円
※リセット狙いで実戦

→ヤメる
BIGを1回引くまで続行する
心の中でRPGのような選択肢があった。
というのも『獣王 王者の覚醒(以下、獣王覚醒)』のリセット狙いをしまして。設定変更台を確保して運良く299G天井に引っかかったのですが、そのARTが50G駆け抜け。
大事なのは、この後なんですよ。獣王覚醒のリセット恩恵は天井短縮だけではなく、REG連回数も再抽選されます。REG連が多くなるほどCZ「獣王モード」orARTが当選しやすくなるため、朝イチはBIGを1回引くまでヤメるべきではないのでは…と考えていたんです。
しかし、今はあまり軍資金に余裕がない。この状況で特大ハマリを喰らったら…次の給料日までどう暮らせば良いのか。下手したら餓死してしまうぞ。いや、本当にどうしたものか…。
…といった感じで悩んでいたのですが、最終的には続行を決意しました。こうなったら行くトコまで行ってやる!

投資25000円にてBIG当選。なんでやねん!
途中でCZ「ビーストバトル」を成功したおかげで投資は若干抑えられましたが、「焼け石に水」状態。状態を確認してからヤメるか…とため息をつきながら消化していると…

REGを引いて獣王モード当選。これを見事に成功してATに再突入です。そして、これをきっかけにして流れが変わりました。
ボーナス連打に加え、ビーストアタックも絶好調。前作と同様に「ダチョウアタック」は夢がありますねぇ。

まさか180Gも上乗せするとは思いませんでしたよ。それに獣王覚醒のARTは一度でも大量上乗せすると、そのポテンシャルを最大限に発揮するんですね。獣玉も貯まるし、何より面白い!
また、ART中のボーナスは特に重要ですね。押し順チャレンジで3択に正解すれば獣玉を獲得できるのですから。そして、この時は3択正解をアシストしてくれる頼もしい味方が私には居ました。

その名は『3択の大和』。
当サイトではブラウザ版のみですが、「押し順はライターにお任せ!」というツールがあります(一部、非対応機種アリ)。それを使うと各押し順を担当するライターさんが押し順を指示してくれるんですよね。3択は大和さんが担当していて、実戦中は押し順チャレンジが発生するたびにツールを使ってたんですよ。

で、これがズバズバ的中する…と。僕の実戦上、この3択ツールを使うと成功率が大幅にアップしております(33.3%→50%くらい)。まぁ、オカルトですけどね。読者の皆さんも、良かったら使ってみてください。
この時の実戦は大和さんの力を借りつつ、約1500枚の出玉を獲得に成功。大和さん、マジでありがとう…!! 仮に大和さんが教祖の宗教があるならば即入信するレベルで感謝しておりますぞ! 生き残れて良かった!
…はずだったんですが、その後、凱旋のハマリ台狙いで地獄に突き落とされました。あ〜ぁ、早く給料日にならないかしら。もう、生活に困っちゃうわん。