設定漏洩はどこにでも起こりうる話!? 金のかかるところにトラブルは尽きないのだ
- シリーズ名
- 現役ホールマネージャーだけど、なんか聞きたいことある? (毎週日曜日更新)
- 話数
- 第58回
- 著者
- アタマキタ
今回は、ネット上では全国的(?)な話題になってしまった例の話に絡めて話を進めていこうと思う。
【take2さんの質問】
関西の某ホールの店長がやらかしましたね…。小遣い欲しさに打ち子を募集し挙げ句の果てにその打ち子の女性と関係を持とうとする…。言語道断の吐き気がする悪とはこんな奴のことを言うのでしょう。自分はこれを氷山の一角と受け取りますが、本当の所はどうなんでしょう?
規制などの影響もあり、メーカー、ホール、ユーザーのそれぞれが現状の厳しさを感じながらもホールに足を運んでいるという状況。そんな中で、一番大切なエンドユーザーを裏切る様なこの事件…自分は全くホールを信じられなくなりました。アタマキタさんの本音を聞きたいです。
【回答】
これは関西のとあるホールで起こった事件を指していると思われるが、当然ながら業界内でも大きな話題となっていた。
それはニュースでこの不祥事が明るみになる前、SNSなどで情報が拡散される1日前のことなのだが、業界人のグループLINEに、この打ち子事件についての情報を送った人間が叩かれたことに端を発する。その理由はこうだ。
根も葉もないものでも新台の噂程度なら可愛いものだが、内容が内容なだけに「噂レベルの話を拡散して良いものか?」という懸念。さらに、犯人とされている人間がもし何もしていなければ取り返しのつかない問題になりかねない。その影響は渦中の人間にとどまらないだろうし、誤解を受けたホール企業、そこで働く人にまで波及する可能性だってある。そこまで考えると、その行動はいかにも軽率ではないか? というわけだ。
その一方で、本当に何もしていないのであれば、仮に叩かれようが炎上しようが問題ないではないかという反論も。もちろん無実であれば風評被害が出るのは確かだろうが、それ以上にこの業界に根深くある隠ぺい体質への反発が底流にあったように思う。そういう意味で、情報は情報として世の中に発信し、こういう疑惑が持ち上がったことは知ってもらうべきだ! などの意見が交わされていた。
ちなみに、俺は後者側の意見に賛成である。何でもかんでも隠そうとする体質こそが、この業界を悪くしていく根本的な原因だと思っているからだ。
もちろん、ニュースなどを見聞きした人が、こういう無責任な行動を起こす管理者がいるホールと自店を同じ物差しで測っていくことに対しては憤りを感じざるを得ない。しかしそれ以上に、臭いものにフタをする体質の方がはるかに脅威だと感じている。
ここでガラっと話は変わるが、いわゆる『設定漏洩』などはどこの店でも起こり得る。設定漏洩ではないが、若い頃は俺も部下の裏切りなどで手痛い経験をしているし、金の絡むところにはトラブルが尽きないのだ。
何にせよ、設定漏洩というのは社内にゴト師を飼っているようなもの。信頼している社員ばかりだとしても、そもそもそういった問題が起こらないような仕組みを考えていかなければならない。
というのも、こういった事件が起こるきっかけというのはみんなが想像するようなものばかりではなく、ひょんなことから思わぬ展開へと発展することもあるからだ。というわけで、知り合いの店長に降りかかった事件について書いてみたいと思う。
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深夜3時過ぎ。その店長はいつものコンビニで夜食を買い込み、それらを車内で広げていた。家に帰ってから夜食を摂ると、奥さんから「それが肥満の原因だ!」とキツめに説教されるため、やむにやまれずコンビニの駐車場でささやかな宴を開くのだ。それが彼にとっての密かな楽しみでもある。
そんな時、突然若い女性が窓ガラスをノックした。何かと思って窓を開けると、ポーンと書類袋みたいなものが車内に投げ込まれる。突然のことで訳が分からず面喰らっていると、その女性は近くに停めてあった自転車にまたがり、あっという間に暗闇の中へと吸い込まれていったという。
我に返って投げ込まれたものを手に取ると、それはパイロンテープでグルグル巻きにされており何やら不穏である。まさかとは思うが、爆弾やらが仕込まれていたり覚せい剤などが入っていたらたまったものではないと思い、テープを剥がしてみることに。
すると…中身は帯のかかった札束であった。商売柄、売り上げの集計をすることも多い彼には、その厚みからすぐに100万円の札束だと分かったらしい。
ひどく動揺したものの、辺りを探しても女性は見当たらない、時間も時間でどうしようもない。そこでひとまずその金を持って家に帰ることにした。何かの間違いだろうから、あの女性が返してくれと言ってくるかもしれない、取り敢えず保管しておけばそのうち解決するだろうと安易に考えたのだ。
それから3カ月、半年と経ったが、その金について誰かが何かを言ってくる様子はない。いつもの時間にいつものコンビニにいるにも関わらず。こうなると、「これはもしかしたら表に出せない金かのかも…。だから誰も取りに来ないのだろうか?」、そんな風に考えるようにもなっていた。もちろん金には一切手をつけていないのだが。
しかし、人生というのはどこに大きな穴が開いているか分からない。大穴に上手くハマったのであればよかったが、彼はある日、競馬で大損をしてしまう。そこでつい、例の金をちょっとだけ拝借してしまったのだ…。
そのちょっとした心の隙が…蟻の一穴となる。それはちょうど9カ月ほど経った頃。
「誰も取りに来る気配もないし…もう使ってしまっても良いだろう」
そう思ったが最後、それから2カ月も経たないうちにその金は底をついてしまう。しかも、彼には罪悪感など微塵もなかった。何せあの夜からもう1年が経とうとしているのだ。それに、これまで真面目一筋で頑張ってきたと自負していた彼は、これはきっと神様からのプレゼントに違いないとまで考えていた。
しかしその後まもなく…まるで彼を監視していたかのように、例の金が底を尽きたタイミングで事態が急速に動いていく。
彼はいつものようにコンビニで仕事終わりの弁当を楽しんでいた。そこに突然、あの日を再現するかのように、窓をノックする若い女性の姿。彼は一瞬にしてその女性があの日の女性だということを悟った。
彼は慌てて車外に飛び出し彼女の前に立った…のだが、あっという間に数人の男に取り囲まれてしまう。
「1年前にお貸しした100万円を返してください」
もはやその100万円は跡形もなく消えてしまっている。
「か、借りたというか、投げ込まれたんだが…」
と動揺して答えると、
「いいから100万円を返してやれよ!!!」
ドスの利いた声に囲まれてしまった。
とりあえず近くのファミレスで話をつけようということになり、彼はそこで、「金は全部使ってしまった。すぐに返すことはできない」と正直に告白。すると待っていましたとばかりに「提案があるのだが…」と男が声を低くして語りかけるのである。
ここからはご想像通り。ここで初めて彼は自分がハメられた事に気付いたのだ。その内容は「高設定を入れ、台番を教えること。取り分は3対7」というものだった。彼は迷ったが、他に選択肢がなかった…。
お店にもお客様にも申し訳ないと思ったが、翌日からゴト師に言われるがままに設定漏洩に手を染めてしまったのである。毎日ジャグラーに高設定台を2台、そしてAT機にも1台ほど。
罪悪感はあったが、約1カ月ほどで全額を返金することになった。それまで毎日が生きた心地がしていなかった彼だが、やっとこれで解放されると思った。
しかしそこで終わりではなかった。ゴト師たちは例のコンビニの駐車場で彼を待ちぶせ、これからも高設定台を教えろと脅しをかけてきたのだ。彼は「話が違うじゃないか!」と反発すると、「設定を漏洩させていた事実を会社の上層部にバラしてやる」とニヤニヤしながら脅すのであった。
「明日もし、いつものように高設定台をメールで知らせて来なかったら…すぐに会社に乗り込むからな!」
もしこのことがバレたら…確実に会社はクビになるだろうし、それだけでは済まないかもしれない。でもこのまま続けてしまったら、あいつらに永遠に餌食にされてしまう…。彼はどうして良いのか分からなくなってしまった。
若い頃一緒に働いていた俺に電話がかかってきたのはこの段階だった。相談を聞き終えて、俺は彼に言った。
「いくら時間がかかろうとも、会社に金を返して、イチからやり直した方が良い。このままでは奴らに食い潰されてしまうし、パチンコ業界では生きていけんよ」
このアドバイスに意味があったのかは分からないし、完全に吹っ切れたというわけではなかったようだ。しかし意を決し、翌日に社長のところへ出向いて全てを話し、謝罪したらしい。彼の中に残る良心がそうさせたのだと思う。
ここから先はどんな展開も起こりうるだろうが、彼は幸運だった。この顛末を聞いた社長は、怒るよりも前に例のゴト師に電話を入れたのだ。案の定、暴力団の息がかかっていることが分かったのだが、凄まじいことにその組事務所に出向いて話を付けてしまった。
その後、彼は二度と同じ過ちを繰り返さないということを固く誓約し、県外の別のチェーン店へ異動していった。もちろん降格も受け入れた。
あれから10年ほど経った今、彼は社長の下でチェーン店を取りまとめるブロック長となっている。今の彼を見る限り、過去にそんな失敗があったとは到底思えない。しかし、設定を管理する者であれば誰でも同じような落とし穴に嵌まってしまう危険性と常に隣り合わせなのだ。
だからこそ、設定の管理については完璧に行なわなければならない。それは目標なんていうものでなく、文字通り完璧に管理しなけれなならない。そうでなければ、この店長のような事件や、大阪で起こったような事件がいつまでもなくならないだろう…。
次回は完全に設定漏洩を防ぐ方法を教えよう。このコラムはパチンコ店関係者も読まれているようなので、自店のオペレーション改善にも繋げていただきたい。
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【take2さんの質問】
関西の某ホールの店長がやらかしましたね…。小遣い欲しさに打ち子を募集し挙げ句の果てにその打ち子の女性と関係を持とうとする…。言語道断の吐き気がする悪とはこんな奴のことを言うのでしょう。自分はこれを氷山の一角と受け取りますが、本当の所はどうなんでしょう?
規制などの影響もあり、メーカー、ホール、ユーザーのそれぞれが現状の厳しさを感じながらもホールに足を運んでいるという状況。そんな中で、一番大切なエンドユーザーを裏切る様なこの事件…自分は全くホールを信じられなくなりました。アタマキタさんの本音を聞きたいです。
【回答】
これは関西のとあるホールで起こった事件を指していると思われるが、当然ながら業界内でも大きな話題となっていた。
それはニュースでこの不祥事が明るみになる前、SNSなどで情報が拡散される1日前のことなのだが、業界人のグループLINEに、この打ち子事件についての情報を送った人間が叩かれたことに端を発する。その理由はこうだ。
根も葉もないものでも新台の噂程度なら可愛いものだが、内容が内容なだけに「噂レベルの話を拡散して良いものか?」という懸念。さらに、犯人とされている人間がもし何もしていなければ取り返しのつかない問題になりかねない。その影響は渦中の人間にとどまらないだろうし、誤解を受けたホール企業、そこで働く人にまで波及する可能性だってある。そこまで考えると、その行動はいかにも軽率ではないか? というわけだ。
その一方で、本当に何もしていないのであれば、仮に叩かれようが炎上しようが問題ないではないかという反論も。もちろん無実であれば風評被害が出るのは確かだろうが、それ以上にこの業界に根深くある隠ぺい体質への反発が底流にあったように思う。そういう意味で、情報は情報として世の中に発信し、こういう疑惑が持ち上がったことは知ってもらうべきだ! などの意見が交わされていた。
ちなみに、俺は後者側の意見に賛成である。何でもかんでも隠そうとする体質こそが、この業界を悪くしていく根本的な原因だと思っているからだ。
もちろん、ニュースなどを見聞きした人が、こういう無責任な行動を起こす管理者がいるホールと自店を同じ物差しで測っていくことに対しては憤りを感じざるを得ない。しかしそれ以上に、臭いものにフタをする体質の方がはるかに脅威だと感じている。
ここでガラっと話は変わるが、いわゆる『設定漏洩』などはどこの店でも起こり得る。設定漏洩ではないが、若い頃は俺も部下の裏切りなどで手痛い経験をしているし、金の絡むところにはトラブルが尽きないのだ。
何にせよ、設定漏洩というのは社内にゴト師を飼っているようなもの。信頼している社員ばかりだとしても、そもそもそういった問題が起こらないような仕組みを考えていかなければならない。
というのも、こういった事件が起こるきっかけというのはみんなが想像するようなものばかりではなく、ひょんなことから思わぬ展開へと発展することもあるからだ。というわけで、知り合いの店長に降りかかった事件について書いてみたいと思う。
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深夜3時過ぎ。その店長はいつものコンビニで夜食を買い込み、それらを車内で広げていた。家に帰ってから夜食を摂ると、奥さんから「それが肥満の原因だ!」とキツめに説教されるため、やむにやまれずコンビニの駐車場でささやかな宴を開くのだ。それが彼にとっての密かな楽しみでもある。
そんな時、突然若い女性が窓ガラスをノックした。何かと思って窓を開けると、ポーンと書類袋みたいなものが車内に投げ込まれる。突然のことで訳が分からず面喰らっていると、その女性は近くに停めてあった自転車にまたがり、あっという間に暗闇の中へと吸い込まれていったという。
我に返って投げ込まれたものを手に取ると、それはパイロンテープでグルグル巻きにされており何やら不穏である。まさかとは思うが、爆弾やらが仕込まれていたり覚せい剤などが入っていたらたまったものではないと思い、テープを剥がしてみることに。
すると…中身は帯のかかった札束であった。商売柄、売り上げの集計をすることも多い彼には、その厚みからすぐに100万円の札束だと分かったらしい。
ひどく動揺したものの、辺りを探しても女性は見当たらない、時間も時間でどうしようもない。そこでひとまずその金を持って家に帰ることにした。何かの間違いだろうから、あの女性が返してくれと言ってくるかもしれない、取り敢えず保管しておけばそのうち解決するだろうと安易に考えたのだ。
それから3カ月、半年と経ったが、その金について誰かが何かを言ってくる様子はない。いつもの時間にいつものコンビニにいるにも関わらず。こうなると、「これはもしかしたら表に出せない金かのかも…。だから誰も取りに来ないのだろうか?」、そんな風に考えるようにもなっていた。もちろん金には一切手をつけていないのだが。
しかし、人生というのはどこに大きな穴が開いているか分からない。大穴に上手くハマったのであればよかったが、彼はある日、競馬で大損をしてしまう。そこでつい、例の金をちょっとだけ拝借してしまったのだ…。
そのちょっとした心の隙が…蟻の一穴となる。それはちょうど9カ月ほど経った頃。
「誰も取りに来る気配もないし…もう使ってしまっても良いだろう」
そう思ったが最後、それから2カ月も経たないうちにその金は底をついてしまう。しかも、彼には罪悪感など微塵もなかった。何せあの夜からもう1年が経とうとしているのだ。それに、これまで真面目一筋で頑張ってきたと自負していた彼は、これはきっと神様からのプレゼントに違いないとまで考えていた。
しかしその後まもなく…まるで彼を監視していたかのように、例の金が底を尽きたタイミングで事態が急速に動いていく。
彼はいつものようにコンビニで仕事終わりの弁当を楽しんでいた。そこに突然、あの日を再現するかのように、窓をノックする若い女性の姿。彼は一瞬にしてその女性があの日の女性だということを悟った。
彼は慌てて車外に飛び出し彼女の前に立った…のだが、あっという間に数人の男に取り囲まれてしまう。
「1年前にお貸しした100万円を返してください」
もはやその100万円は跡形もなく消えてしまっている。
「か、借りたというか、投げ込まれたんだが…」
と動揺して答えると、
「いいから100万円を返してやれよ!!!」
ドスの利いた声に囲まれてしまった。
とりあえず近くのファミレスで話をつけようということになり、彼はそこで、「金は全部使ってしまった。すぐに返すことはできない」と正直に告白。すると待っていましたとばかりに「提案があるのだが…」と男が声を低くして語りかけるのである。
ここからはご想像通り。ここで初めて彼は自分がハメられた事に気付いたのだ。その内容は「高設定を入れ、台番を教えること。取り分は3対7」というものだった。彼は迷ったが、他に選択肢がなかった…。
お店にもお客様にも申し訳ないと思ったが、翌日からゴト師に言われるがままに設定漏洩に手を染めてしまったのである。毎日ジャグラーに高設定台を2台、そしてAT機にも1台ほど。
罪悪感はあったが、約1カ月ほどで全額を返金することになった。それまで毎日が生きた心地がしていなかった彼だが、やっとこれで解放されると思った。
しかしそこで終わりではなかった。ゴト師たちは例のコンビニの駐車場で彼を待ちぶせ、これからも高設定台を教えろと脅しをかけてきたのだ。彼は「話が違うじゃないか!」と反発すると、「設定を漏洩させていた事実を会社の上層部にバラしてやる」とニヤニヤしながら脅すのであった。
「明日もし、いつものように高設定台をメールで知らせて来なかったら…すぐに会社に乗り込むからな!」
もしこのことがバレたら…確実に会社はクビになるだろうし、それだけでは済まないかもしれない。でもこのまま続けてしまったら、あいつらに永遠に餌食にされてしまう…。彼はどうして良いのか分からなくなってしまった。
若い頃一緒に働いていた俺に電話がかかってきたのはこの段階だった。相談を聞き終えて、俺は彼に言った。
「いくら時間がかかろうとも、会社に金を返して、イチからやり直した方が良い。このままでは奴らに食い潰されてしまうし、パチンコ業界では生きていけんよ」
このアドバイスに意味があったのかは分からないし、完全に吹っ切れたというわけではなかったようだ。しかし意を決し、翌日に社長のところへ出向いて全てを話し、謝罪したらしい。彼の中に残る良心がそうさせたのだと思う。
ここから先はどんな展開も起こりうるだろうが、彼は幸運だった。この顛末を聞いた社長は、怒るよりも前に例のゴト師に電話を入れたのだ。案の定、暴力団の息がかかっていることが分かったのだが、凄まじいことにその組事務所に出向いて話を付けてしまった。
その後、彼は二度と同じ過ちを繰り返さないということを固く誓約し、県外の別のチェーン店へ異動していった。もちろん降格も受け入れた。
あれから10年ほど経った今、彼は社長の下でチェーン店を取りまとめるブロック長となっている。今の彼を見る限り、過去にそんな失敗があったとは到底思えない。しかし、設定を管理する者であれば誰でも同じような落とし穴に嵌まってしまう危険性と常に隣り合わせなのだ。
だからこそ、設定の管理については完璧に行なわなければならない。それは目標なんていうものでなく、文字通り完璧に管理しなけれなならない。そうでなければ、この店長のような事件や、大阪で起こったような事件がいつまでもなくならないだろう…。
次回は完全に設定漏洩を防ぐ方法を教えよう。このコラムはパチンコ店関係者も読まれているようなので、自店のオペレーション改善にも繋げていただきたい。
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