GW前のグランドオープンラッシュ到来!この夏一番のグランドオープン注目店舗は!?

シリーズ名
ホールサイン解読術 (毎週土曜日更新)
話数
第25回
著者
葛ヤスナリ
ロハスな生活を始めるべく、その第一歩としてこちらを買ってみました。


スペイン産のミネラルウォーター、「ソラン・デ・カブラス」でございます。






…はい、ちょっと嘘をつきました。自分で買ったわけではなく、今度グランドオープンするホールに会員カードを作りに行った際、粗品としてもらったものです。これをもらった瞬間「こんな水、初めて見た!」って興奮しちゃいました(笑)。

どこのホールでも、会員カードを作った際には何かしら粗品をくれると思うのですが、その内容が最近バラエティに富んできました。同じ水つながりですが、空のペットボトルを渡されて、それに好きなだけ水を入れて持ち帰れる…っていうものもありましたよ(汗)。


ということで、最近また会員カードを作る機会が増えているのですが、それもGW前のグランドオープンシーズンがやってきたからですね。都内近辺ではこの時期に10店舗ほどのグランドオープンが予定されています。

で、今回オープンするホールというのは、ある共通した特徴があったりします。関東圏だけではなく全国的に同じような傾向があると思うので、それについてお話ししたいと思います。


まず、新規ホール名を見てみると…とにかく優良チェーンが多い! 店舗の数では中規模なんだけど、それぞれホールが存在する地区では1番店となっている、そんなチェーン店が名を連ねているんですよね。これはおそらくホールの二極化が進んでいるから。

業界全体で見ると店舗数は減少しています。なので、それなりに稼働があり、そして体力があるチェーンでなければ新規出店は厳しいのでしょう。むしろ、既存のホールが元気なチェーンは、ここぞとばかりに出店攻勢をかけているように見受けられます。


次に気になるのが、新規ホールの場所。今回は近隣に強力な1番店がある地区に果敢に出店しているのが目立ちます。

普通、自分がお店を始めるなら、できるだけライバルのいない地域で営業したいですよね。仮に喫茶店をやるなら、近くにドトールやスタバのない立地を選ぶと思うんです。

そんななか、1番店の強い地区へ殴り込みをかける。新規側はきっと、自分たちの体力やノウハウに余程自信があるのかなと。先述したとおり、他の地区では1番店になっているわけですし、ライバルの存在はさておき、パチスロ人口の多さに着目して出店を決めているのでしょう。

これは打ち手としてはありがたいですよね。新規ホールは出玉でアピールしてくるだろうし、その地区に君臨する1番店も、もちろん迎撃態勢に入るでしょう。

お互いに自信のある猛者同士の戦いですから…正直、その地区に住んでいる打ち手の方が羨ましいです。


こういったグランドオープン事情を見ていると、ホール業界も新しい時代に入ったのかなと思います。体力のないホールが淘汰され、そこで生き残った中規模以上の優良チェーン同士が競い合う…といった感じに。

それを象徴する状況が新宿にあります。というのも、いま新宿駅前にホールが建設されているんですよね。開店時期は夏ごろとまだ先ですが、この話を耳にした時は今年1番の衝撃でした。

だって、新宿ですよ? 新宿といえば2つの大手チェーンが盤石な状況。その他のホールは個性的な老舗ホールが多く、固定客をしっかり掴んでいる。そんな都内きっての激戦区に、居抜きではなく完全新規として出店するホールが現れるとは…。

新宿に出店するチェーンも、地方ではかなり大規模に展開しています。関東圏に進出してきたのは最近ですが、そこでかなりの手ごたえを得て、「いざ新宿」となったのでしょう。当然出玉の面でも期待できるでしょうし、周りのホールの頑張りも合わせて大注目しています。

今回のグランドオープンは、打ち手目線でうんぬんというのもありますが、それよりもその地区の1番店への殴り込みをかけるという、最近ではあまりなかった状況の方に、より興味があります。

中堅ホールの台頭が業界を引っ張るのか、従来の強豪が自らの地位を守り抜くのか。この結果次第で、ホール業界の趨勢が決まってくると思うんですよね。

どういった特徴を持ったチェーンが勝ち残るのか、今から楽しみです。