番長3が新基準機のターニングポイント!これがコケるとホール状況が厳しくなる…

シリーズ名
ホールサイン解読術 (毎週土曜日更新)
話数
第24回
著者
葛ヤスナリ
編集部で誰かに会うと「最近、何を打ってるの?」ってよく聞かれるのですが、ここのところ返答に窮します。

バジ絆は抽選でハジかれて打てないことが多いし…強いて挙げるとすればまどか☆マギカ2でしょうか。ただそれも、力を入れているホールに限った話ですが。


改めて今月の稼働を振り返ってみると、ジャグラーやアクロス系のノーマルタイプが半数を占めていました。これって自分にとっては珍しい話でして。

というのも、ノーマルタイプは設定6の機械割があまり高くない機種が多いですよね。そのため、基本的にはお昼以降の"二の矢"として打つパターンが多かったのですが、最近は朝から狙う機会も増えています。

正直、他の機種は稼働が悪いため狙い台を絞りづらく、ノーマルタイプに頼らざるを得ない状況が続いているんですよね…。


打てる機種が限られている、稼働する機種が偏っているという現況には、ホール側も悩んでいると思うんです。

5.5号機時代になってからというもの、新台の稼働がよろしくない。いくら旧基準機が頑張ったとしてもホール内の稼働率は以前より下がっているのは明らかなので、先行きが不安ですよね。

新台の不発がこれ以上続くようだと、今年はどこのホールも回収メインの設定状況のまま終わってしまいそうな、そんな恐怖感があります。


ただ、週明けに控える押忍!番長3の導入が、今年…というか新基準機時代のターニングポイントになるんじゃないかと期待しています。

設定6の機械割は119%。今までの5.5号機で、ここまでのハイスペック機はおそらくなかったでしょう。119%というインパクトは今の人たちにはかなり刺さると思います。旧基準機の出玉性能に対抗できそうですし、期待してしまいますよね。


なんて書いていたら、ちょっとだけ似たような状況があったことを思い出しました。それはたしか2011年の冬くらいだったと思います。

番長2と北斗の拳救世主が導入され、瞬く間にホールの看板機種となったのですが、その2機種があまりにも強すぎて、その後に出た機種は短命に終わることが多かったんですよね。この2機種は今でいう絆とまどか☆マギカにあたるのかなと。

そして、2013年に北斗の拳転生とまどか☆マギカが登場するまでの2年間は、この2機種がホールのメインとなり、そこまでの地位まで上り詰めた機種は他にありませんでした。

そんななか、その2機種ほどではないものの、健闘したのがバジリスク2とバイオハザード5。今でもたまにホールで見かけるバジ2とバイオ5ですが、共通するのは設定6の機械割が119%あるということ(バイオ5の機械割は後にシミュレートで116%となりましたが)。

もちろんゲーム性が秀逸だったということもあるのでしょうが、設定6の機械割目当てで打ったお客さんも多かったのではないのでしょうか。


そして今回の番長3。先述したとおり、設定6の機械割は119%あります。また、メーカーで試打させてもらったのですが、ゲーム性の作り込みもさすがのひと言でした。

今回はこれまでのゲーム数管理からベル入賞管理にシステムが変わったのですが、これがART中に良い味を出すんですよ。上乗せのメイン契機がレア役からベルに変わったことで、上乗せまでのハードルが下がったというか。

ART機を打っているとどうしても、「レア役を引かなきゃ上乗せできない」っていうプレッシャーがありますよね。でも、今回はそんなプレッシャーを感じることもなく、ベルさえ引いていれば何とかなるといった感じで、前向きな気持ちになれるんですよね。

仕様面で1つだけ不安なのは設定1のART初当たりが約1/430と重めだということ。これは5.5号機に共通することですが、通常時の時間が長くなってしまうので、どうしてもキツい印象が残ってしまうんですよね。


まぁ実際どうなるかは蓋を開けてみないと分かりませんが、稼働が付いてくれれば立ち回りが楽になるので、人気が出ることを切に願っています。番長3にお客さんが流れてくれれば、人気がありすぎてなかなか攻められないバジ絆を打つ機会も増えそうですし(笑)。

逆に番長3の稼働が今イチだったら…まだ早いかもしれませんが、とりあえず今年は慎重に立ち回ることになるのかなと。

なんにせよ、4月は番長3に注目しながらホール状況を確認していくことになりそうです。