パチスロ業界衰退のイチバンの要因は景気の悪化。業界活性化のために必要なこととは?

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第50回
著者
悪☆味
何度も繰り返し書いていることだが、パチスロ業界の活性化には遊技人口の増加が不可欠である。衰退していくこの流れはもう止められないという声が多いけれど、諦めたらそれまでだ! …と誰かが言っていたし、諦めたくはないのです。


パチンコ・パチスロと同様に遊技人口の減少が取りざたされるものとして、ゴルフがある。一時期は約1500万人の遊技人口がいたものの、20年ほどでその数が半減したと言われている。

ゴルフを『辞めた人』『ほとんどやらなくなった人』にその理由を聞くと、プレー料金や用具代が高いこと。そして所得が減ったことが、そのほとんどを占めるのだそうです。

たしかに、ウエアからシューズ、クラブにボール。さらにゴルフ場までの交通費や、そしてプレー料金。やっぱりお金のかかる趣味なんでしょうね。


また、昔は「仕事上の接待=ゴルフ」というのが一般的でしたが、最近はそうでもなくなっているそうです。特に若年層においては、休日に仕事関係の付き合いを持ち込むという意識が薄れているそうで、よりゴルフ離れが進んでいるらしい。

まぁ、たしかに地元の友達・後輩でゴルフをやっているやつなんて、たまたまゴルフ関係の仕事に就いているだけだもんな…とも思ったけど、そもそも普通の会社員をやっている友達がほとんどいないので参考にはならないやね(笑)。

大学時代の同級生とか、都心から離れた地元に戻ったやつなんかはゴルフをやっていたりするので、地域性というのもあるのかもしれない。


そしていま、ゴルフ業界でも遊技人口の減少に歯止めをかけるべく、様々な取り組みがなされているんですって。

「ゴルフ=親父くさい」というイメージを払拭するために、オシャレなウエアを揃えて、またそれを人気の女性モデルを使ってアピールしたり。ゴルフ場についても、かなり安く利用できるところも増えているようです。

海外で活躍する日本人プロの台頭や、オリンピックの公式種目に採用されたり、もしかしたらゴルフ業界を取り巻く環境は少しずつ良くなっているのかもしれないね。


では、パチンコ・パチスロ業界はどうなのだろう。

これも以前から言っているように、衰退のイチバンの要因は景気の悪化だと思っている。そして、ユーザーの経済事情が悪くなっているにもかかわらず、それを無視してきた結果が現状を招いていると。

ユーザーの使えるお金が減っているのに、ホールもメーカーも以前と同じだけ利益を取ろうと思ったらそりゃ無理に決まってるでしょ。もしも利益を減らしたくないのであれば、遊技人口を増やして、ひとり一人の負担を減らすしかないわけだから。

だからまずは、若年層の新規ユーザーを増やすことが必要不可欠。スリープユーザーに関しては、また魅力のある状況になればきっと戻ってきてくれると思うから。


人気モデルさんにパチスロを打ってもらってアピールしてもらう?

…まったく効果がなさそうだ。

パチスロがオリンピックの正式種目に?

…なるわけがない。

ふと思ったんだけど、18歳以下の入店禁止が意外とネックになっているのかもね。

もちろん、昔から18歳以下の入店は禁止されているけど、今ほどうるさく言われることはなかった。俺と同じ30代後半かそれ以上の年齢なら、親に連れられてホールに行ったことがある人もいるでしょう。そしてそれが切っ掛けで、その後パチンコ・パチスロを打つようになる。

また、高校生くらいのときに先輩に連れられてとか、興味本位でホールに入ってみたという経験が、周りの友達、そのまた友達…というように少しずつ浸透していくこともありました。

それが現在では、高校を卒業する時点まで同じ歳の友達にはパチスロを打っている人間がおらず、パチスロと接点がないまま進学および就職していくことになる。

で、たとえば就職したとすれば、職場にパチスロをやる先輩などはいるかもしれないが、前述したように、勤務時間以外では仕事関係の付き合いを極力排除するというのが最近の流れみたいですから、仕事終わりや休日に先輩に連れられてホールへ、なんてことも少なくなっているのかもしれません。

もちろん、18歳未満の入店を認めて欲しいということではないですが、やっぱり昔に比べると若年層のユーザー獲得というのは環境的にも難しい時代なので、なにか策を練らないといけませんねぇ。