ホールの予算を気にすることで月後半の設定配分が見抜ける!?

シリーズ名
ホールサイン解読術 (毎週土曜日更新)
話数
第15回
著者
葛ヤスナリ
先日「ホールっていうのは本当に生ものだなぁ」ということを痛感しました。今回はそのお話です。


約2ヵ月前から、持ちホールの1つがノーマルタイプに力を入れる「ノーマルタイプ特定日」というのを始めました。このホールには10台で構成されたノーマルタイプバラエティ島があり、特定日にはそのうち4台くらいが設定5以上のボーナス出現率になります。つまり1/2〜1/3が設定5・6ではないかと。

この特定日ですが、ホールのブログで気付きました。ホールサイン…というか、特定日になると機種紹介に対象となるノーマル機種の名前が書かれているというストレートなものだったので、他のお客さんも割と早く気付いていたようです。

で、この特定日が始まった当初は5人くらいしか朝の抽選にいなかったのに、前回の特定日には30人くらいが抽選に参加していました。

アタリが4台だと仮定すると、抽選前の時点で自分がツモれる確率は約1/8くらい。こうなるとあまり美味しくはないですよね。


そして今回の特定日当日。あまり美味しくはないといいつつ、自分もこのホールに向かいます。というのも今回は勝算があったんですよね。

実は前回の特定日がかなり弱かったんです。これまでは10台中4台くらいがアタリだったのに、前回は朝イチから終日まで打ち切られたのは1台だけという散々な状況。

いやいや前回の特定日が弱かったんなら勝算ではなくマイナス要素じゃないかと突っ込みが入りそうですが、ちょっと聞いてください。

中小ホールって、同じ特定日でも設定配分がブレることがあるんですよ。同じモノでも状況や扱い方によって鮮度が大きく変わる生もののように。

それに気づいたのは、パチスロ生活をスタートし、自宅近くの中小ホールに通っていた時のことです。


当時は特定日に全6機種を用意するという公約があったんですが、その内容がまあブレる。全6機種は必ずあるのでガセではないのですが、6台設置の番長2が全6という日もあれば、3台しかないアイムジャグラーが対象でがっかりすることも。

内容の弱かった日の翌日は、決まってホールのかたに「今月は予算が取れてないから昨日はアイムにしか入れられなかったんだよ〜」なんて言われたものです。

そしてこのとき、中小ホールで立ち回る際にはホールの予算を気にするべきなんだと、月の後半の特定日は、それまでのホールの出し方次第で状況が変化するもんだなという考えが生まれました。


話を戻すと、前回のノーマルタイプ特定日は12月末、つまり年末でした。

それまで出していたかはちょっとわからなかったのですが、年末年始は基本回収となるでしょうし、それまでの間に出していたと仮定するならば、前回の特定日の状況が悪かったのも頷けます。

そして、常連のお客さんは前回の残念な状況を見ているので、抽選にくる人数が減るかもしれない。つまり、今回の特定日は前回より抽選人数が少なく、かつ高設定は多くなるのでは…と予想したわけです。ちなみに今回は月末でもないし。


かくして抽選を受けにホールに行ってみると、まずは予想通り並びの人数はぐっと減って15人。抽選の結果10番と今イチだったけれど、ノーマルタイプに座れればOKと思っていたので、空いていたゲッターマウスを確保しました。

いざ実戦を開始すると、ハナビ、エヴァ魂、サンダーV、バーサスの4台の反応が良く、自分のゲッターマウスは微妙な感じ。結局1000Gほど回したところでアタリは他の台だと諦めました。ただ、この日のホール選びは間違っていなかったなと満足して帰路につきましたけどね。


最近は大型チェーンの頑張りが目立ちますし、勝ちやすいのはそういったホールで打つことだと思います。特定日でブレることもほとんどないでしょうからね。体力が中小ホールと全然違いますから。

ただ、中小ホールだと、ホールの事情なんかを考えながら攻める楽しさもある。自分の肌には合うんだよなあ、なんてこの日の稼働で感じた次第です。


あ、1つ答え合わせがまだでしたね。抽選人数が減っていたという予想は正しかったのですが、あとは設定配分も良くなっていたかどうかについて。

先ほど挙げた4台がアタリだろうと後でホールに確認しに行ったところ…自分がヤメたゲッターマウスは、ボーナスの合算出現率が1/118というバッキバキのアタリ台に成長していまして(汗)。

てっきり、アタリ台はいつも通り4台だろうと決めつけていましたが、この日はなんと10台中9台がプラスで終わっていたんです。全台高設定だったんでしょうね…。

いや、いくらホールは生ものって言ったって、いきなりそんなに強くなるなんて思わないから! 完全に予想外でしたよ(笑)。