『明日もコレを打とうっと』そう思いながら見上げた視線の先には燦然と輝く試行回数4桁の数字

シリーズ名
とら × パチ (毎週火曜日更新)
話数
第52回
著者
たいがー山本
まいど! たいがーです。

読者の皆さんは既に新春初勝利を味わった方も多いことと思います。私、たいがー山本も新年早々ホームランをかっ飛ばしましたよ!

…と、言いたいところですが、なんと前回の実戦コラムで新年初打ちの負けを喫してから、トータル4日間負け続けております(泣)。

しかし、決して回りの悪い台で苦戦を強いられているわけではありません。とにかく当たらない! 当たっても単発ばかり! と、新年早々ヒキの悪さが全開なのです。

そんなわけで、本日は新年明けての5日目の稼働。今日こそ快勝してやるぜとばかりに元気よく家を飛び出しました!


2017年01月09日(月)

本日は「成人の日」。確か、昨年もこのコラムで書いたような気がしますが、梅田の巡回をしていると今年も晴着を来たお姉さん達がまぶしく見えます。

これからの日本を背負って立つ若者たちを横目に、今年になってからまだパチンコで勝ててないというしょうもない悩みを抱えながら背中を丸めて歩くおっさん。明るい将来への夢や希望を持つ人間と、背徳感を持って人生の裏街道を歩く人間が同じ空気を吸っている日本ってほんまに良い国やなと思うと同時に、情けなくもこうして生かしてもらっていることを感謝する次第です。

『さあ、ランチも済ませた。さっさとブン回しに行くか!』

梅田の人混みを掻き分けていつものホールに向かいますが、さすが祝日。人が多いせいで今日は移動にかなり時間が掛かってしまいました。

それでもホールに到着したのはいつもより早い12時過ぎ。巡回もランチもパッと済ませた甲斐がありましたわ。

なぜ、そこまで急いだかというと、実は今日はお目当ての台があったからなのです。その台とは「CR花の慶次X〜雲のかなたに〜」。この台は先週にちょこっと触ったのですが、ステージ性能の良さとゲージもしっくりくることから、釘さえ残っていたら今日打ってやろうと思っていたのです。


まずはいつもの正面入り口から入店し、お目当ての台がある方に目を向けました。

『ふ、ガラ空きやんか…』

祝日の割に店内はさほど混んでいませんでした。特に慶次のシマは先客さんが1人いただけで、ほぼ処女台ばかりという状況。なので、余裕のよっちゃんの態度でお目当ての台に真っ直ぐ向かいます。

そして、肝心の釘をチェックすると…。


『よしっ、この前のまんまやっ!』

写真では分かりにくいかと思いますが、ヘソの開け具合が均等に開いているわけでなく、向かって右側の釘が大きく外に向けられています。先週打った時は、この調整でだいたい1000円25回の回転レベルを保ってくれていたこともあり、安心して着席しました。

しかしながら少々弱気な部分もあるのが本音。

『新年からもう既に20万も負けてるからな。今日もまた5万負けてお帰り一発ではすまされないんや。どないしょ…ツッパるか投資限度を設けるか、今日も負けたら洒落にならんぞ…』

とはいえ、そもそも俺は羽根デジやライトミドルが中心の立ち回りなので、ミドルでこれだけ負けていてもスランプに入ったという認識ではありません。むしろ昔はミドルスペックしかない時代もあったのですから、こんな流れも懐かしいなと思う気持ちの方が強く、楽観的に考えています。


しかし、気持ちに余裕があったのは確率分母を試行したところまででした。320回転回すのに使った金額は12000円。つまり1000円あたり27回転弱なので本当なら喜びたいところですが、ここまで演出的に一切当たる気配がないことに気持ちが落ちてきます。

『この台、初代機を打ち込んでいた人には凄く懐かしい演出展開やけど、金系の値打ちがめちゃんこ低下してるよな。やっぱりキセルしか期待できないのかもしれん』

ここまでに金の襖を2回、金枠のセリフが1回発生しましたが、全て奥村のリーチに発展してあっさりハズレ。初代機は金系予告がそこそこ仕事してくれてたんですけどね。元々演出に翻弄され心が折れやすい俺は、そういう部分からなんだか期待を裏切られる感が強い演出仕様に思えてしまいます。


もうほとんど惰性で玉を弾いてるような自分に喝を入れるべく、しばしのトイレ休憩に入ることにしました。そしてひと息つき、席に戻って打ち出した途端! 俺的にはなんでもない演出展開と思っていたのですが、リーチが掛かった途端に液晶には「激熱」の文字が映し出されたのです。

『うわっ、これは! キセル来るんか? ああっ、キセル出たーっ!!』

しかしながら発展先のリーチはまたもや奥村(泣)。これはハズレも覚悟せなあかんなと思いながらも液晶を睨み付けました。

『四と伍のリーチ。まあ四はハズれるやろ。でも…伍でもやっぱ無理かな〜』

そんな半分諦めモードに入っていた弱気な俺に、嬉しいボタンバイブと共に伍図柄が停止してくれました。ちなみにここまでの投資は16500円です。


『うーん、俺って流石ですやん! 回転レベルを1000円29回弱にまで持ち上げてますやん!』

かなり浮かれ気分(笑)。このまま確変にも入ってくれよと、戦モードへのチャレンジとなるレバーをグイっと押し込むと…

「プシュン」

『うそん。単発なのかよーっ!』

残念ながら単発大当たり。それでも時短で絶対に当ててやると意気込み、自慢のトラ打ちを駆使します。しかし頑張りの甲斐なく、しかも一度もそれらしいリーチもかからずにあっさりスルーしてしまいました。


その後、約1000個の持玉もあっさり消滅し再び現金投資モードに突入しましたが、一向に当たる気配はなし。唯一の心の支えになっていたのは「1000円28回レベル」という回転率だけです。

『あ〜、俺の新春初勝利はいったいいつ来るんや〜。俺の財布の中身も心の中も大寒波に見舞われてるぞーっ! 今日も完璧な負け戦やんけ〜。いったいいつまで俺は殿モードなんじゃ〜』

表面上は涼しい顔で打っていますが、心の中ではまるでガキのように泣きじゃくっています。途中、ボタンバイブの連続が発生し、該当保留の消化時にはロングバイブが発生したので、その時には大当たりを確信しましたが…。

『この台、基本的な演出は初代機を継承してるけど、肝心なところで期待を裏切ってくれるよな。でも、明日も懲りずにコレを打とうっと』

そう思いながら見上げた俺の視線の先には燦然と輝く試行回数4桁の数字。下を向いたら涙がこぼれそうなので、上を向いたまま席を立ちました。


冒頭では、ちょっと強気なことを言ってましたが、やっぱりコレってスランプなんかな?


ほな、また来週!

それまでじゃんじゃんバリバリ稼いでや〜!!


【CR花の慶次X〜雲のかなたに〜L2-V】
大当たり…1回

稼働時間…12:15〜20:30
投資…40000円
回収…0円
収支…-40000円