ノーマルタイプの時代が来るかと言われるとそうでもない気がする。その理由とは?

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第42回
著者
悪☆味
年明け発売のパチスロ必勝本DXに掲載されていた恒例企画「パチスロオブザイヤー」。昨年のハナビに続いて、今年もバーサスというアクロスのノーマルタイプがその栄冠に輝いた。

たしかに、バーサスは面白い。RT中の予告音にハズレの可能性があるということを不満に感じていたが、馴れていくうちにそれもバーサスの特徴だと感じられるようになったし。

もうちょっとだけスペックが…とも思ったけど、BIG中の設定示唆がそれなりに出やすいことを考えれば、あれくらいのスペックだからこそ、高設定が使われるんだろうなという結論に達したしね。

今でもハナビを打つことがあるのだが、これもやっぱり面白い。またアクロス以外でいうとクレアも打つ機会があったんだけど、これまた面白かった。

これからのキーポイントとなるのはノーマルタイプだと多くの人が口を揃えて言う。なんだろう、結局のところ時代にマッチしているということなんでしょうかね。


ノーマルタイプというと、すでにジャグラーとハナハナが確固たる地位を確立しているが、前述した機種とジャグラー・ハナハナはまったく別物なんですよね。やっぱり完全告知が苦手だっていう人はいるから、予告音やフラッシュを絡めたゲーム性がそういった層の打ち手にも受け入れられたと。

それから、時間に制約がなく打てることも幅広い層に支持される要因になっているんだと思う。俺みたいな半ニートは平日の朝からホールに行けるけど、ほとんどのユーザーはそういうわけにもいかない。

たとえば、仕事帰りの夕方。データ表示器を見たって設定の良し悪しなんてまるでわからないAT機などを打つよりも、ノーマルタイプなら安心感があるでしょう。やれ天井だ、やれフェイク前兆だと無闇に引っ張られることなく、スパっとヤメられるというのも大きいし。

それともうひとつ、やっぱり金銭的な部分ですよね。ノーマルタイプは全体的に持ち玉比率が高くなりやすいですから、結果的に同じ額を負けるにしてもAT機などよりも長く遊べることが多い。同じ負けるにしても楽しさを感じることができれば、また打とうと思うわけで。


世間的にも景気が良かった、ホールにもユーザーにも余裕があった頃と比べて、今はそういう時代じゃないのかもしれない。だからこそ、ノーマルタイプが時代にマッチしているという部分があるのだろう。

近年、リール出目をないがしろにしたパチスロばかりだったので、リーチ目や適度な技術介入性を取り入れたところもヒットした要因になっているんでしょうけどね。


さて、新基準機などの移行も重なり、これからはノーマルタイプの重要性が高まっていくという意見はたしかにごもっともだと思う。ってことは、今年はアクロス系のノーマルタイプがさらに設置比率を高めていくという流れになるのだろうか?

…個人的には、そうはならないんじゃないかと思っている。そのあたりはまた来週にでも。