パチ専からスロ専に移行する専業が増えている!? その理由はもちろん……

シリーズ名
ホールサイン解読術 (毎週土曜日更新)
話数
第13回
著者
葛ヤスナリ
その年のNo.1機種を決める必勝本DXの企画「パチスロオブザイヤー」。1/7に発売されたパチスロ必勝本DX2月号にて、2016年のパチスロオブザイヤーが決定したのですが、みなさんご覧になりましたか?

栄光の第1位は…これは誌面でご覧いただくとして、それよりちょっと気になったことがあったんです。

企画の1ページ目に2001〜2015年の歴代1位機種が並んで掲載されていたのですが、2009年の1位が快盗天使ツインエンジェル2だったんですね。2009年といえば交響詩篇エウレカセブンが登場した年。そのエウレカが選ばれていなかったことにちょっとびっくりしました。


エウレカが残した功績は大きかったと思います。たしか当時はボーナス+RT機が主流だったと思うのですが、そのRTのパンク回避が禁止(パンク役を目押しで回避できた)され、「今後どうなるんだろう…」と思っていたところで、エウレカが登場。押し順正解によるART突入という新たなシステムで人気を集め、一気にホールの主役まで上り詰めました。

そして、2010年の1位になった新鬼武者と共に、しばらくはホールの看板機種に君臨していましたね。

そんな経緯があったから、てっきり2009年はエウレカが1位だろう思っていたんですけどね。導入時期が9月と遅めだったことがスロオブに選ばれなかった要因でしょうか。もしくは、自分が知っている以上の魅力がツインエンジェル2にあったのでしょうか。まぁおそらく後者ですかね。ライターさんは目の付け所が鋭いというか、自分じゃ考えつかないところを評価していたりしますから。

さて、週明けにはエウレカシリーズ最新作「エウレカセブンAO」の導入が開始されます。初代のように新台への期待感が薄れつつある現状に風穴を開けてほしいですね。



話は変わって最近のホール事情について。

去年の暮れからちょっとした変化を感じています。なにかと言えば、今までパチンコ島にいた専業さんがパチスロを打ち始めていること。

自分はパチンコを全く打たないのでなぜこのような状況になっているのか分からなかったため、知り合いのパチンコ専業さんに聞いてみました。すると答えはいたって単純。「パチンコが勝ちづらくなったから」という事でした。

原因は12月に行なわれたパチンコのMAXタイプの大量撤去。MAXタイプは今の機種よりボーダーが低い台が多いので、勝ちやすかったと言っていました。

例えばMAX機の代表格だった牙狼金色の場合、等価のボーダーは17回弱と言われています。それに比べて、現行機のアナザー牙狼のような仕様だとボーダーは19回弱。

で、機種ごとのボーダーに関わらず全台を一律の回転数になるように調整するホールがあるらしいんですね。パチスロでいうなら、機械割に関係なく全台設定3で調整しているようなものでしょうか。

なので、ボーダーが低いMAXタイプを打ち続けていれば結果が出ていたようなのですが、そんなMAXタイプがなくなってしまい、結果、パチスロを打つようになっているらしいです。


この流れが加速すると自分としては困っちゃいます。パチンコの専業さんって、以前はパチスロで生計を立てていた方も多いので、そういった人たちがパチスロを打ち出すという事は…強力なライバルが増えるという事になりますからね。

今のうちに対策を考えておこうと思います。パッと思いつくのは、ライバルが少ないマイナー機種の知識を蓄え、それを打てるホールを探すことでしょうかね。


逆に、パチンコの専業さんがパチスロの島に流れてくることで、なにかプラスになることはないか、ということもちょっと考えてみました。

単純にパチスロユーザーが増えるということは、ホールもパチスロに力を入れやすくなりますよね。最近ではパチスロ専門店の新規出店もありますし、パチスロを増台するホールも増えています。ここ2年間で、ホールの件数は減っていますが、パチスロの設置台数だけを見ると微増しているというデータもあります。

希望的観測になってしまいますが、パチスロに力を入れてくれるホールがこれから徐々に増えてくるんじゃないかと。


2017年のパチスロ業界は厳しくなる、なんて言われていますが、パチスロと向かい合うなら前向きな気持ちで打ちたいですよね。いついかなる時でも設定6を狙う楽しさは変わらないでしょうし、しばらくは流れに身を任せて、自然体で稼働しようと思います。