まどか☆マギカ 10回目のアルティメットは突然に……

シリーズ名
F山科の自堕落な日々 (毎週金曜日更新)
話数
第47回
著者
F山科
再認定が取れるということで、まだホールに設置されている初代のSLOT魔法少女まどか☆マギカ。2作目と共にシリーズ機の扱いとして盛り上げている所も多々あることだろう。

今回のお話は、その初代の実戦話で前編と後編になります。前編の内容は…まあタイトルで察しはつくと思いますが、どうか読んでやってください。


その日は年末のリニューアル期間で、朝から並んで打ちにいった時だった。投資4000円でボーナス当選…も、ゲーム数が中途半端なところだったので、おそらくは前日の据え置きだろうか。だとすると早めの撤退も考えなければいけない。

当選したボーナスはビッグ。自分はバトル→チャンス→完全告知のローテーションで消化することを決めている。で、バトル告知のさやか合流時に顔アップ、さらにマミさん合流が赤文字だったこともあってかART当選。1回目のボーナスでARTを射止めるとは…素晴らしい。


これが天国モード滞在時のボーナス、さらにワルプルギスの夜だったり、感極まるキュゥべえ継続(前兆中のセット継続濃厚)も絡んだことで…



初当たりのARTからいきなり2236枚という大量出玉を獲得。それにしても、初代のマギカラッシュは本当にポテンシャルが高い。レア役成立時のトリプル抽選はもちろんのこと、ワルプルギスの夜もARTゲーム数の減算をストップした状態で上乗せしていきますし。


さて、出玉を獲得したのはいいが…先述したように、この台は据え置きの可能性が高い。だとすれば、前日のデータ表示から察するに早めに退散した方がよさそうではある。

まあでも、とりあえずもう少し打ってみるか…と続けると、大きなハマリもなくボーナス当選。これがプチボーナス。

魔法少女の変身がなかなか進行せず、さやか止まりで残り7Gになり…お菓子の魔女が「変身前」で出現。つまりボーナス後は天国モードが確定しているので、ここはなんとしてもARTに当選させておきたい。

だが、さやか止まりのままマジカルルーレットへ。1G目は左ナビリプレイ、2G目は中ナビリプレイ…当選率は1/64なので無理だろう…と思っていたら。


まさかのマギカラッシュ当選。これは本当に驚いた。マミさん変身時の1/16なら数回当選したことはあるが、さやかで当たるのは本当に稀である。


さあ、この後は天国モード。99G以内にボーナスが当たることは約束されている。そのため、強制セット継続を考慮すると、10Gの上乗せでも喉から手が出るほどほしい。91〜99Gで当選する場合、初期50Gだけでは前兆に届かないためである。

気合を入れてマギカラッシュを開始すると。


1G目にほむらが前方ダッシュからの赤文字。いきなり前兆が始まっている。ワルプルギスの夜が発動する時は、1G目からの前兆スタートはよく見る光景。しかし、プチボーナスからの当選の場合は、基本的にワルプルギスの夜の抽選はしていないハズである。

…ということは、これはもうボーナスの前兆にさしかかっていると考えてよいのだろうか。たまに早いゲーム数で当たる時がありますし。案の定4G目で影の魔女バトルに発展し、さやかがあっさり撃破した。

消化したゲーム数は8G。本当にワルプルギスの夜の潜伏と同じ感じで当選した。なので多少の違和感はあったのだが…直後に甲高い音がこだまする。


金オビである。未体験の人には何が起こっているのか分からないかもしれない。体験済みの人なら、全身鳥肌が立つ瞬間…いや、それならボーナス中に何かしらのプレミア役を引いているので、心構えは出来ているハズ。

この金オビ画面は、アルティメットバトル突入時のエピソードである。鹿目まどかが自分の願いを見つけて、全ての魔女を消し去るために神になることを選択した物語。原作アニメの最終回そのものの場面である。

多少ではなく絶大な違和感。なぜ金オビが…? プチボーナス中にアルティメットバトルに当選するためには、『まどかの変身』『ほむら変身で最終ゲームのレア役による抽選』『バー揃いリプレイ』のいずれかが必要なハズ…。

…。

…。

まさか…。

あのマジカルルーレットの1G目に引いた「左ナビリプレイ」が…。

バー揃いリプレイだったというのか────!?

それしか考えられない。実は先ほどの「左ナビリプレイ」を引いた時にその考えはうっすらと頭をよぎっていたのだ。マジで。

とはいえ、その確率は1/6553.6。マギカラッシュ当選時にそのことは消え去り、天国モードによる連チャンをなんとかして掴みとらなければ…それしか考えていなかったのである。


時刻は12:23。2016年序盤のコラムで、私は第9回アルティメットバトルを戦った。その時は会社帰りだったので、+800超えの上乗せで閉店終了した内容であった。

あの時と同じ上乗せができれば…自分の願望であった「時間がある時にドカンと上乗せ」を実現できれば…かの回胴皇帝や編集Mが達成した「万枚」も現実的になるだろう。


そして始まる最終決戦。敵の攻撃は1パターンのみ。まどかが攻撃を仕掛けるか、ほむらの叫びで反撃に転じるか…一瞬たりとも気がぬけない。攻撃を喰らい、END画面が出ようものなら、レバーを叩くのが怖くてしょうがないのである。リザルト画面が出れば全てが終わってしまうのだから。

それをリスタートできるほむらの復活演出は、間違いなくパチスロ史上最強の復活演出だろう。10戦目、12戦目で窮地を救ってくれた時は、心の底から「ありがとう」とお礼を申し上げる次第である。



まあ、そんなほむらの健闘むなしく、決戦は13連で終焉を迎えた。上乗せゲーム数は240Gと、いたって平均的な内容。

このマギカラッシュは1600枚前後で終了。すでに出玉は3000枚を超えている。しかし、この出玉をもって、自分は一つの目標に向かって突き進むという愚行に走るのであった。

それはあるユニメモミッションを達成するために必要だったのである…。

──次回へ続く──