専業っていう存在は、ホールの宣伝をしているような部分も少なからずあるはず

シリーズ名
ホールサイン解読術 (毎週土曜日更新)
話数
第10回
著者
葛ヤスナリ
年末の足音が聞こえる時期になりましたね。

今年はとにかく時間が経つのが早かった! 必勝本ライターとしての仕事をしつつ、稼働する事の難しさを痛感した1年でしたよ。ようやく仕事にも慣れてきたので、来年はもう少し稼働に時間を割きたいです。


さて、最近は積極的にバジリスク3を狙っていました。現時点で判明している情報と打ってみた印象から、設定の高低は分かりそうな感じがします。現状、目安にしているのはCZの出現率。ざっくり言って1/180以上なら高設定の可能性があるかなと。

ただ、ここで注意したいのは強チェリーのヒキ。実戦上、通常時の強チェリーから周期到達していることが多いので、もしかしたら強チェリー=周期到達なのかもしれません。そのため、高確中に強チェリーのヒキが良いとCZの出現率が良くなってしまうので、その辺だけ補正する必要がありそうです。

11月の傾向として、ホールが全台高設定島を用意してくれる特定日では、SLOT魔法少女まどか☆マギカ2が対象になりやすかったです。人気機種なのに比較的マイルドな出玉設計になっているからですかね。というか、単純にカラいとか。

同様の特徴を持つバジリスク3も、今後は全台系の対象になりやすいはず。今のうちに挙動を把握しておくと、年明け以降に活きてくるかなと思っています。


そうそう、最近ホールを観察していて、全台高設定島を用意してくれるホールが以前より増えたように感じています。ホールサインを出しづらくなった現在、設定を使っているとアピールしやすいからでしょうか。

自分がパチスロで勝てる術を覚えたのも全台系を用意してくれるホールのお陰だったので、これは歓迎すべき流れです。ただ、自分が専業として全台系を狙い始めたころと、今の専業さんの立ち回り方は大きく変わっている気がするんですよね。

自分の頃はどの島が当たり島かを予想して朝イチからその島を狙う…といういわば王道の立ち回りだったのですが、今は当たり島が見えてくるまで、打たずに状況をチェックするだけという専業さんが増えてきたように思うんです。

これが影響してホール全体の稼働が落ちると、設定状況も悪くなってしまうかも…と少し危機感を覚えています。


もちろんパチスロとの向き合い方は人それぞれで、どう立ち回ろうが個人の自由です。なので、どうこう言える立場でもないんですが、パチスロで生活しているなら、ホールの寿命や自分がホールにとって何か貢献している部分はあるかなんてことも意識すべきだと思うんです。

専業っていう存在は、ホールの宣伝をしているような部分も少なからずあるはず。設定6を掴んで、終日回して、出玉感をアピールするといったように。だからホールからその存在を許されているというか黙認されているところがあります。

ホール側が「設定6を入れても稼働が増えないな」と思ったら、状況が変わってしまう可能性が高いです。たとえば全台設定6島を用意しても、専業全員が様子見をしていて稼働しないなんて状況が続くと、「これはやる価値がないな」と思われてしまいますからね。打たずにホール内を回遊する専業さんが多いと、見た目的にもあまり良くないですし。

もちろん、リスクヘッジが重要なのは分かっていますが、パチスロで生活する覚悟があるなら、朝イチくらいは自分の狙い機種を打ってもいいんじゃないかなと思います。台選びの精度を上げて、朝からツモれた時は純粋に嬉しいし、それなりの収支も期待できる。そんな専業さんが減りつつあるのかなと。


また夕方以降に、全台系の空き待ちをしている専業さんも増えているように思えるのですが、そういった行為も時間がもったいない。

全台系の島ってヤメるお客さんが少ないですよね。自分の台の挙動が微妙でも、周りの状況が粘る根拠になるので。

空くかどうかわからないなかでひたすらウロウロしながら待つ。もちろん下手な台を打つことはないのでリスクはありませんが、先ほども書いたように見た目もあまり良くないのでホール側から目を付けられる可能性もありますからね。

その時間を他のホール状況のチェックに割いたほうが、長い目で見た時の期待値は高いと思うんです。


今回書いたことはあくまで個人的な意見です。専業生活をするなら、多少なりとも自分がホールに貢献しているんだと思える立ち回り、これを意識することが、結果的に収支を伸ばすことに繋がると思っています。

専業は基本的にホールや他のお客さんからは疎まれる存在だと思いますが、そんななか少しでも誰かの役に立てているかもと思えるのであれば、ちょっぴり嬉しいですよね。