極父は現状でも通用する珠玉のシステムだと思うが……

シリーズ名
F山科の自堕落な日々 (毎週金曜日更新)
話数
第44回
著者
F山科
今年の5月18日に更新したコラム「黄金週間の散財」で、懐かしい台を5月のゴールデンウィークに何機種か触った話をさせてもらいました。その中には自分が大好きなボーナス+ART機である「極(ハイパー)お父さん」も入ってました。

「極お父さん」の通常時は、周期(RT状態の切り替え)をうまく活かした前兆システムや超高確移行システムが秀逸であるうえに、どのリールから押してもペナルティはナシ。

一方、ARTは30G完走型で、継続率管理。ART中にボーナスが成立すれば無条件で継続が確定する仕様なので、上手く繋がった時の達成感はかなりのモノがあります。

とある休日に、再度挑戦してみたくなったので、まだ極父が残っているホールへと行ってきました。


フルボッコにされた前回とは異なり、今回は適度にボーナスが引けるし、超高確にも移行する…けども、肝心要のART「バトルチャンス」になかなか突入できない。

ARTの継続率は最低でも66%あり、87%や95%が選択されれば結構連チャンするので、なかなかハードルが高いんですよね。



それでもなんとか超高中に敵の攻撃を回避したことで、待望のARTに突入…するも、あっさりとピエール・サイの攻撃で初戦敗北。

投資はすでに三万円。前回も四万ガッツリいかれたが、やはり今回も厳しいか。そう思っていたが、転機が突如として訪れる。それは、通常時に気分転換で変則押しなどを試していた時だった。

目立ったレア役はスイカしか引いていないハズなのに、なぜか演出が騒がしくなっている。ただ、変則押し時はチャンス目でもリールフラッシュが発生しないこともあるので、チャンス目を見逃した可能性がある。ただ、スイカから騒がしくなったような気もするのだが…これは一体?


そして周期がもうすぐ終わろうかという時に…


期待度の高い「おしゃれタイム」に突入する。しかも消化中のチャンスアップ要素であるハートマークに「あたり」と書いてある。

当然、ルリちゃんは着替えに成功し、これはARTへとつながった。スイカのART当選率は滞在状態不問で0.02%(約5000回に1回)なので、実はスイカで高確→チャンス目を引いていた…のだろうか。

そして、突入したARTは単発で終わらず、それどころか2・3戦目もなんとか継続。66%継続でも頑張れることはあれど、前回の実戦を含めて即終了が続いていた自分にとっては、なんとも楽しい展開になっていた。


そして遂に感動の瞬間がやってきた。敵のデカいロボは強レア役に対応。これでスイカ(ボーナス期待度25〜30%)を射止め、ART中で先頭を走るキャラが超お母さんにチェンジ。

ART中は超お姉さん(ルリ)、超お父さん(タケオ)、超お母さん(サチコ)がルカを助けるために敵を追跡しており、その先頭のキャラでボーナス期待度を示唆している。序列は姉<父<母の順…つまり、最も期待度が高い状況なのだ。

そして残り4Gから始まる怪人とのバトル。ここで怪人に攻撃されると敗北のピンチとなるが、サチコが攻撃を開始。この時点で継続確定、かつ怪人を撃破すればボーナスのチャンス。ボーナス当選に心当たりがあれば、この台で最も盛り上がる展開と言っても過言ではないだろう。


そして全員攻撃の極フラッシュでピエール・サイを撃破。コレがやりたかったんです。完走型ART中にボーナスを引いて怪人を自らの力で撃破していく、この凄まじい達成感を味わいたかったんです。何度打っても最高だわ、この瞬間。


このARTは本当に好調だった。次の怪人である「N-1O」も早々と撃破し、3人目の怪人である「爆苦怨音(バクオン)」を引っ張り出す。


7セット目にルリちゃんが強攻撃を喰らい、万事休すか…という状況でも、本条マリによる復活でARTはまだまだ続く。通常時からART突入までのハードルの高さを味わってきただけに、このARTはなんとしても継続させないといけないのだ。


これまでにない順調な展開を見せたARTは遂に10連を超えていき…


チャンス目から1UP告知。これはバトルチャンスそのものをストックする告知です。別の継続率のARTをストックするので、敗北しても潜伏を経て復活することがこれにて確定。ますます盛り上がる展開になった。



そして、遂に「謎の生命体」をBIGボーナスで撃破し、真のラスボスであるヴァンゲオンとの対決へ。あと1回、BIGを引くことができればエンディングである。REGではムービーを流す尺がないので、BIG成立が条件となるのは間違いないだろう。

一度敗北して通常時に戻るも、先ほどの1UPストックもしくは一旦潜伏によるものなのか判らないが、ARTには復帰。


そしてボーナス期待度50%の中段チェリーでエンディングが目前に迫る。極父の中段チェリーはプレミア役というワケではなく、期待度が高い激アツのレア役。出現率も1/682.67と現実的に引ける数字なのである。



発展したバトルは極お父さん(ロボ)が先制し、極ボタンを押す最強の…というか勝利確定の攻撃を繰り出す。そしてBIGに当選していたことで、ようやくエンディングへ到達したのだった。

ちなみに何故、上の写真の場面を撮ったのかというと…エンディングでニュースキャスターの安西クリスティーナと、タケオの兄である本条タケシの関係が判明するからである。


…話を戻そう。結局、このARTはどこまで続いたのかというと…。


25連で終了。大満足である。ボーナスもそこそこ引けたし、9枚ベルが払い出しのあるメインフラグなので確実に増えていくARTは心底楽しかった。この名機をまだホールで打てることが幸せ…そう考えるべきだろう。収支はちょい負けで終わったが、気分は晴れやかです。


ボーナスの合算は1/199〜1/163、BIGは200枚でREGは50枚。ARTは継続率管理で1Gあたりの純増枚数が1.2枚。

この珠玉のシステム、現状でも十分に再現可能だと思うんですが、どうだろうか。ただ、再現するにしてもコンテンツは「お父さんシリーズ」でやってほしい限りである。

シスクエとスカイラブは新たな出発点を見いだせたが、5号機初期にRT機能を実現したお父さんシリーズも、なんとかならないものだろうか…。