隣のオヤジの足の匂いがほんわりと匂い始めた。これが噂のスメハラというものか…

シリーズ名
運留のふっといでぇ (毎週土曜日更新)
話数
第50回
著者
運留
麺類(ヌードル)をすする音が外国人観光客に不快な思いをさせる「ヌーハラ」なんて言葉を最近耳にします。

こちとら江戸っ子でいっ! ソバなんてモンはズルズル音たててすするもんと昔っから決まってんでいっ! なんて、実は関西人だけど言ってやりたい気持ちでいっぱいです。

セクハラ、パワハラ、モラハラなんかの職場の人間関係系のハラスメントは確かに気をつけねばならん事だけど、ヌーハラまで言われるとちょいといきすぎを感じちゃいます。だって、ソバをすするのって日本の文化だもんね。アマゾンやアフリカなんかで洋服を着ていない現地人を見て「セクハラだ!」なんて言ってるようなもんでしょ!?

最近はハラス軍団が続々登場してきています。自分も管理職。編集部で週刊プレイボーイのグラビアなんかを眺めているのは果たしてセクハラにあたるのだろうか? などと考えてしまいます。

パチンコ屋さんでの「ハラスメント」といえば「スメハラ」が問題。スメルハラスメント、いわゆる臭いの件ですな。隣にくっさいヤツが座ったら連チャンするものもしなくなっちゃいます。


先日、北斗無双を打っていました。


STに突入したら、お得意のアミバを選んで6連チャン、しかも全て16R。よしよし、まだまだこっからやん。つって気合を入れていると、隣の席におっさんが座りました。

おっさん、しばらく打つと、こちら側のスモーキングフェンスっつうの? 煙避けの透明の板をガシャガシャ念入りに引いております。オッと、コレは失礼。ワタシの煙が大量にいってましたか? これもまたスメハラ。不快にならないように念入りに気を使い始めます。

でもこのおっさん、それからワタシがタバコを吸っていない時でも板をガンガンやりやがるし、組んだ足がこちらにはみ出してきていやがる。しかも靴を脱いでいるので、親指の部分が破れた靴下が丸出しだ。

さらには何やらほんわりと足の臭いが漂い始めた。うわうわ、これぞスメハラ。自分でスモーキングボードを念入りに引いた上で、遮断のない下の方から臭いを漂わせるとは最悪の下郎である。

こうなればこっちにも考えがある。ワタシは「イヤな隣人追い払い技」であるST中の音量マックス攻撃を試みてみた。コレをやって5、6連させると、常人なら大体退散していくものだ。

だが、敵は常人ではなく非常人。音量マックス攻撃を気にしているそぶりが全くないどころか、いともたやすくSTにぶち込みやがった。そのST中はマミヤを選び、舐めまわすような目で見ている。スメハラに続くセクハラ攻撃を繰り出してきたわけだ。

相手が悪かった。もう耐えきれなくなったワタシは、店員を呼んで玉を流してもらったが…この店員、ヒジョーに体臭がキツく、この期に及んでスメハラを味わわされることとなったのだった。

でも、店員さんの臭いは許せる。だって、一生懸命働いての臭いだもんね。汗はかいてこそだ。


次の日も北斗無双でSTを引いたので、


ダブルハラスメント親父を真似てマミヤを選んでみた。


すると、セクシーな上に連チャンもしてくれたので今後はマミヤを選んでみようと思う。

これがハラスメント親父へのささやかなやさしさだ。ハラスメント、ハラスメントとよく考えずに言う奴は鮭のハラスでも食っとけと言いたい。