良いホールを見つけるためには「数値は点じゃなくて面でみる」こと

シリーズ名
ホールサイン解読術 (毎週土曜日更新)
話数
第7回
著者
葛ヤスナリ
最初にお知らせですっ!

パチスロ必勝本1月号で「ドンッとカツ!」という企画をやりました。2Pにわたって、わたくし葛ヤスナリの生態に迫っています。「そんな企画、誰が得するの?」なんて言わないで下さいね(笑)。

この企画では「自分が毎日どんなホールで打っているのか」、また「打てるホールの探し方」についても触れております。当コラムでも最近はホール探しをテーマにしていますが、本誌の企画と合わせてお読みいただけると伝わりやすいかなと思っておりますので、こちらも是非よろしくお願いします!



さて、それではここから前回の続き。

前回はノーマルタイプなどの島の平均ボーナス出現率を算出して、設定配分の良いホール、ベースの高いホールを見つけ出そうというお話をしました。

基本的に平均設定の高いホールの方が勝ちやすいですからね。それを知っておいて損はないかと。

ただ、いま探しているのは自分が通えそうな"ジグマれる"ホール。毎日全台設定6島を用意してくれたり、全体の設定配分が良いホールなんてそうそうお目にかかれないですし、平均を見るのは実は特定日の強さを知る意味合いの方が強かったりします。

毎日に近いくらいの頻度で通うなら、看板機種には毎日設定6を入れてくれる、もしくは日替わりのおススメ機種がある、これくらいでないと厳しいでしょう。これ以上になると、ライバルも多くなってしまいますからね。逆に言うと、これくらいのホールを見つければジグマれるかなと思います。

という事で、特定の機種に毎日設定6を使っているホールを見つけたら、そこに通ってジグマりましょう!

以上をもちまして「ホールサインがなくても勝てるホール」の探し方はおしまいです。お付き合いいただき、ありがとうございました!





…うーん。これじゃ単純すぎてクレームがきちゃいますね。そもそも、毎日設定6があるホールと言っても、見分けるのはなかなか難しいです。

なぜ難しいのか。それでは試しにマイジャグラーを使って説明してみましょう。まずは下の表をご覧ください。

マイジャグラー3000G試行時
REG出現回数割合
REG回数 設定1 設定4 設定6
8回以上 39.49% 80.22% 92.89%
9回以上 26.52% 69.53% 87.30%
10回以上
(1/300)
16.50% 57.35% 79.55%
11回以上 9.53% 44.86% 69.89%
12回以上
(1/250)
5.12% 33.22% 58.95%
13回以上 2.57% 23.27% 47.58%
14回以上 1.21% 15.43% 36.70%
15回以上
(1/200)
0.54% 9.69% 27.01%

これは、設定1・4・6のマイジャグラーを3000G消化した時点でのREG出現割合になります。確率にすると10回が1/300、12回なら1/250、15回だと1/200ですね(実際のREG確率は設定1…1/431、設定4…1/293、設定6…1/241)。

これを見て何を感じましたか? 自分の場合は、当たり前だけど設定6はREGが別格なんだなあ、ということ。設定6ならだいたい4回に1回は3000Gの時点で15回もREGを引いていることになりますからね。

知り合いのなかには「設定8くらいの数値にならなきゃ6じゃない!」なんていうセリフが口ぐせの人もいますが、その考え方、あながち間違いじゃないかも。

ホールに置き換えると、最低でも4日に1台は3000G消化時点でのREG出現率が1/200を上回っている台が無いと、マイジャグラーに設定6を使っているとは言いづらくなります。


また、やっかいなのが設定4。1/200を上回る可能性が約10%あるんですよね。

たとえば10台設置のホールで毎日設定4を3台入れていると仮定すると、3〜4日に1台は3000Gの時点で1/200を上回る台が出てくることになります。これをどう判断するかは、実際にホールに行って打ってみるしかないのかなと。

1番回数の付いている台を打っても思ったように収支が付いてこないとか、ブドウ出現率が常に悪いといったケースが続くと、中間ベースで遊ばせるホールだと見切った方が賢明かもしれません。


次に気を付けたいのが、低設定の"上ブレ"。

設定1でも3000GでREGが1/250(12回)以上になる可能性は5%、1/300(10回)以上なら16.5%もあるんですよね。

大型ホールなどでありがちなのですが、仮にべタピン営業だったとしても、3000Gくらい回っていれば、6台に1台は高設定っぽく見えるし、なんなら設定6も使っているんじゃない? といった感じになります。

こういった低設定の上ブレに騙されないためにも、設定6を本当に使っているホールなら、設定6くらいの数値ではなく、設定6をぶっちぎるくらいの数値の台が出てくるはずだと意識しておくことが重要です。


正直、機種をマイジャグに絞って見ても、状況は千差万別。今回は3000Gという基準で書きましたが、それ以下、またそれ以上のゲーム数になると、理論上のREG出現回数割合も大きく変わっていますからね。

一概にこんなホールならジグマれるというのは言いづらいです。この辺りは経験や体感がモノを言ってくるので。

ただ、先ほどの図で示したような設定ごとの出現率のブレを意識することが、勝てるホールを見極める最重要ポイントでもあります。

こういった確率のブレ幅を意識する考え方を自分では「数値を点ではなく面で見る」と呼んでいますが、これをホール探しをする際にはぜひ意識してみてください!